こちらのブログ拝見してコメントにも書いたんですが。
妊娠中にも子供の個性ってすでにあるように思います。
うちの場合、娘の妊娠中はやたらとピノが食べたくなりました。
元々ピノは好きな方だけど、
そこまでしょっちゅう食べるものでもなかったのに。
ある晩、どうしても食べたくて、
でもつわりでめまいとかもあって動けなくて、『ピノ食べたい〰』と泣き叫んで家族をコンビニに走らせたことがあります。
今でも語り草です
そして翌年。
息子の時は『やたらとチキン(唐揚げ)』でした。
こちらも元々嫌いな食べ物ではありませんでしたが、
しょっちゅう食べるものでもありませんでした。
…が、とにかく妊娠中はやたらと食べたくて。
何度もコンビニやケンタッキーに通いました。
(前年の学習で食べたくなるものはストックもするようになっていたので、家族にはそんなに迷惑はかけてないと思います。)
そして現在、娘はピノ好き、息子は唐揚げ好きです。
知人は妊娠前は鯛焼きが大嫌いだったらしいのですが、
妊娠中に、無性に鯛焼きを食べたくなり、
食べてみたら『何でこんなに美味しいものを嫌いだったんだろう』と思ったらしいです。
産まれたお子さんは鯛焼き好きで、
『そういえば産後は食べたくならないなぁ。子供が美味しそうに食べてるし食べてみよう』と思って食べたらやっぱり苦手だったとか
…と言うことで私は経験上、
『お腹の子供は母親を操って(笑)自分の食べたいものを要求できるというすごい能力がある』と思っています。
私、乳製品があまり得意ではなくて
産婦人科の先生に
『カルシウム摂らないと子供がちゃんと育たないですよね』
って相談したら
『言葉は悪いですが、赤ちゃんは寄生虫と同じで自分の成長に必要なものは何としてでも摂ります。
体内にカルシウムが少なければお母さんの骨をスカスカにしてでも摂取します。
子供の成長のために…と無理にカルシウムにこだわらなくても大丈夫です。
ただ、骨粗鬆症になりたくなければふたり分カルシウム摂ってくださいね』
と言われました
確かに大切な我が子を
寄生虫に例えられたのはどうかと思いますが、
この話がすごく分かりやすくて、
私の心が軽くなったのは確かです。
お腹にいると『自分の分身』『自分がメイン』と思いがちですが、
命を宿した時点で子供には子供の人生があるんだと思います。
要は『共同生活』みたいな。
育ててみると自分やパートナーと似ているところもあれば
化学反応でも起こしたのか全くどちらにも似てないところもあると思います。
それがその子の個性ですよね。
親として『私の子なのに』と思うところも多々ありますが、
クローンじゃないんだから仕方ない。
ある程度は折り合いつけていかないと…ですよね。
日常生活してると忘れがちですが、
『子供には子供の意思、意見、人生があるんだ』ということを胆に命じながら育児していくよう心がけたいものです