みなさんのお腹には「宿便」が溜まっていますか?
ウェブライティングを始めた人で、クライアントから頼まれた内容の記事をそのまま書いている人がほとんどででしょう。ここでお伝えしたいことは、自分が書こうとしている内容の記事は一体何なのかを、完全に理解することがライターの掟だということについてです。
エビデンス(医学的根拠や証拠)がないものは注意してね
私がWEBライティングをはじめて、最初に採用されたときに依頼されたのは「宿便」についての記事でした。私はあるダイエット記事の依頼を断り、その後そのサイトのクライアントとはお付き合いをやめました。
“ダイエット”のジャンルはネットビジネスに限らず稼げることで知られていますが、メディアなどでも一時期流行ったのが「宿便」というやつでしたね。ですが、宿便というものが存在していると未だに勘違いしている方は、要注意です。
知っている方も多いと思いますが、宿便は存在していない架空のものです。「誰でも腸壁には何キロもの宿便がこびりついています」などという記事や広告を見たことがありますか?比較的記憶に新しいとどうじに、最近そういった表現を見ない気がしませんか?
ダイエットさせるために煽る表現に気をつけてね
これは、ダイエットの行動を促すためにつくられたものでしたが、ほとんどの人が信じてしまう結果になりました。ですが、私は、親族が科学者や弁護士だったために、そういった事実無根の情報を信じないように訓練されてきたので嘘だとわかりました。
そして、クライアントに「宿便は存在しないのですが、そのように書くことをご希望でない場合は、嘘はかけません。」と相談しようと思いましたが、これでは相談になっていないことに気づきます。なぜなら、クライアントは「みなさんの腸には宿便が溜まっているのでデトックスしましょう」と言って、健康茶やダイエット商品を売りたかったからです。
事実無根の記事作成に疑問があると、私はクライアントとの倫理的価値観が違うことが理由でいつもライティング案件を断らなければなりません。クライアントの意識を変えることは不可能だからです。こういった状況はクラウドソーシングでライティングの仕事していれば四六時中おこることであり、人は正義感や倫理観が強ければ強いほど、いいかげんなライティングができなくなる傾向にあり、かえってできる仕事がすくなくなります。
いきなり結論|記事執筆の前に考えること
WEB上で、自分が書こうとしている内容は果たしてなんのためだろうか?と一度考えることをおすすめします。
WEBライターが考えるべきは、以下についてです。これらはほんの一部ですが、実績や経験を積んでいくにしたがって、ライターとしてではなく“人として”見えてくるものがたくさんあります。
- 自分が何のために書こうとしているのか?
- 書こうとしている内容は何のためなのか?
- クライアントが意図することは何なのか?
- 記事の内容は本当に正しいのか?
- 自分の記事がどこに掲載されているか知っているか?
- 寄せ集めの情報でいいと依頼されていないか?
- レビューや感想のライティングなのか?
- 運営者情報やその背景がわかる依頼者か?
- 相場の単価より極端に低いまたは、高くないか?
- 老人や情報弱者に対して優しい内容か?
- 読み手に与えられる本当の価値は何かを分かっているか?など
初心者のウェブライターはにとっては、書く前に上記の意味を考えるなんて少しむずかしく感じるかもしれません。また、未経験でウェブライティングを始めようと考えている方にとっても、チンプンカンプンかもしれませんが、それなりの意識高い方やモラルの高い方々にはすぐ理解できることでしょう。
次は、なぜこんなに考える必要があるかを、理由とともに説明いたします。
ウェブライティングで知らないでいることはリスクにもなり得る
美容・健康・介護や投資などに関する記事執筆を、考えもなしに取り掛かることは、時に誤った(もしくは誰か悲しい思いをするような)情報発信につながることも念頭においていておくと良いでしょう。疑問に思うことについてクライアントと話し合いができない場合は、こちらのコメントに質問をお寄せください。
ここでは、WEBライターの知性と品格の向上のための、スクールでも誰も教えてくれない生き残るための心得をお伝えしています。少しでも価値ある執筆をしていきたい初心者ウェブライターの方のお役に立てれば幸いです。