週刊少年ジャンプの人気漫画「 鬼滅の刃 」の連載が終了というニュースをネットで知りました。僕の長男が夢中になって読んでいるので僕も読んでみようと思っていた矢先でした。
それだけなら印象に残らなかったかもしれませんが、僕を引き付けたのは「 4年3ヶ月の連載に幕 」という見出しでした。僕自身も前回の100回目のコラムで4年3ヶ月月だったため、その数字に反応したのです。
同じ2016年2月に連載を開始したのに、片や熱狂的なブームを作って単行本20巻で6,000万部。同じ4年3ヶ月なのにこの差をどう感じたらいいのか。自分の中ではすぐに整理できないほどショックでした。
翌日、長男に「 鬼滅の刃 」全20巻を借りて1日で全部読みました。( ちなみに、これは第59話で書いた彼自身の不動産収入を使って彼が自費で購入したマンガです。利回り20%で回収まで残り3年半です。不動産投資おそるべし )。
僕は「 鬼滅の刃 」を夢中になって読みました。グッとくるセリフも多く、ノートに書き出したら31ページにもなりました。まだ読んでいない人がいたらぜひ読んで欲しいなと思いました。

■ 今の行動には5年分、10年分の修行に匹敵する価値がある
このマンガを読みながら、僕は次の言葉を思い出しました。
「 国難襲来す 国家の大事といえども深憂( しんゆう )するに足らず 深憂とすべきは人心の正気の足らざるにあり 」
江戸時代の藤田東湖の言葉です。コロナの今、深く憂鬱になりすぎている不動産投資家が多すぎるのではないかと思うのです。僕の知人にもそういうタイプの人がいます。
ただ、「 鬼滅の刃 」でメモした言葉を借りれば、「 未来に不安があるのは誰しも同じ 」、「 10年後、20年後の自分のためにも今頑張らないと。今できないこともいつかできるようになる 」と思うのです。
そして今の時期だからこそ全神経を研ぎ澄まし、不安と緊張の中で次の投資のチャンスをうかがうことに、「 5年分、10年分の修行に匹敵する 」価値があると思います。
それを「 今は厳しいから 」と何もせず、また平常になったら頑張るなんて意味がないように感じてしまうのです。問題なのはコロナではなく、コロナに平常心を保てない自分の心なのです。

■ 購入した次亜塩素酸水生成装置の使い道
ところで1ヶ月前、いつも店舗改修などをお願いしている高校サッカー部同期のセキグチ君と店舗現場で待ち合わせをした時に、500mlスプレーボトルに入った次亜塩素酸水をもらいました。
今も品不足ですが、1ヶ月前はどこにも売っていなかったのでどうしたのかと聞くと、彼の会社では病院や介護施設の建設なども多く、関連事業の一つとして次亜塩素酸水生成装置を販売しているとのこと。
子供が2月ごろから「 スーパーやレストラン、病院など行く度にアルコールの除菌液を手に噴霧しているせいで手が荒れて痛い 」と言っていたこともあり、人体に害がないという次亜塩素酸水に興味を持ちました。
さらにアルコールはノロウィルスには効かないが、次亜塩素酸水は効くとのこと。しかも自宅の水道の隣に簡単に器具を設置できて、水道のように使えるとのことでした。( 効果や成分、購入に関してご自分でよくお調べの上ご検討ください )
今も除菌液は品薄で高価だし、この先コロナだけでなく冬はノロウィルスやインフルエンザもありますから、自宅にその装置を購入しておけば、家族全員が毎日外出先から帰っての手洗いもそれでできるのでいいなと考えました。
数十万円もするその生成装置を購入するのは少し贅沢かもしれませんが、万が一僕が体調を崩したら1日10万円以上の機会損失ですから、そう考えれば安い投資です。
それだけでなく、次亜塩素酸水をテナントさんに使ってもらうことにしました。これからコロナが落ち着いてきてお店の営業を再開するには、消毒・除菌が欠かせません。
毎日何度もテーブルや机を拭いて、お客さんのために消毒液を用意するとなると金銭負担も大きくなります。しかし、この生成装置を使って1リットルの次亜塩素酸水を作る原価は10円以下です。( 本体価格は含めず )
僕のテナントさんは従業員5名以下の小さなお店がほとんどです。ただでさえ余裕がない中、この手の商品を購入するのは難しいと思います。それならばオーナーである僕が購入するしかないと考えました。
次のシーズンにはもっと安価で良い装置が出るかもしれませんが、必要なタイミングで購入して無償で配ることに意味があります。僕自身も1~2年使えれば良いかな程度にしか考えていません。
僕の家族や友人、テナントのお客様、そこに来店するお客様が喜んでくれると考えれば、購入金額なんてタダみたいなものです。

■ テナントさんの家賃減額申請について今の心境
話は変わりますが以前、「 テナントさんは家賃減額を訴える前にできることがあるはず 」と書きました。しかし、そのコラムを書いた後で、2割から3割程度の家賃の減額をすることに決めました。
その後、4月29日( 水 )の朝日新聞朝刊の「 休業続く飲食店 賃料に悲鳴、オーナー配慮に限界 」という記事に、「 テナントさんに減額を決めた 」という僕のコメントを掲載していただきました。

あの時は厳しいことを書きましたが、先が見えず弱っているテナントさんに言うべきではなかったと思います。お互いにまずは生き残り、その後でまたやり直せればいいなと考え直しました。
仮に5万円の家賃を2割減額しても4万円で、1万円の減額でしかありません。しかし、テナントオーナーさんたちは、「 金額の問題ではなくて、一緒に戦い乗り切ろうとしてくれているその気持ちが何よりも嬉しい 」と言ってくれました。
■ ロードサイド複合店舗で美容院がオープン
ひとつご報告です。去年買ったロードサイド複合店舗の1号店である美容室さんが、4月末にオープンしました。ビフォーの写真と比べると雰囲気が変わったことを実感してもらえると思います。

ビフォー

アフター
黒かった防煙窓をガラスに変えただけで青空も見えるようになり、とても明るくなりました。コロナのせいでリフォーム工事用のトイレの入荷が遅れたのですが、幸運にも3月下旬に届きました。
周りからは奇跡だと言われましたが、普段から取引先と信用ある仕事をしているセキグチ君の会社はこういう時に優先してもらえるのかもしれません。やはり良い人と付き合うべきです。
このロードサイド複合店舗には、手打ちうどん屋さんもオープン予定ですが、コロナで延期になっています。オープンしたら話題になること間違いなしのお店なので、その日が待ち遠しいです。
僕の住む群馬県では5月14日に緊急事態宣言が解除されました。僕のテナントさんも少しずつ営業を再開しているようですので、次亜塩素酸水を届けに行こうと思っています。
そして今日、退去予定だった店舗から、「 もう少しお店をやっていいか 」と電話がきました。正体不明の相手をただ恐れる時期を脱し、その危険性を理解し、警戒しながらも日常生活を1歩ずつ踏み出していこうと思います。

健美家様より引用