個人の不動産投資家の中には、投資リテラシーが不足している人はまだまだ多い。特に投資初心にその傾向は強い。不動産事業者から電話営業などで投資マンションなどのリスクを余り意識しないまま購入している人もよく見受ける。
個々の投資家はさまざま。資産の状況であったり、ライフプランであったり。それによってワンルームを買うのがいいのか、1棟マンションを買うのがいいのか。そもそも買わないのがいいのか。これは個々でそれぞれ違うはず。そうしたことを考えずに単になんとなく儲かるとか、不労所得になるとかで買わされている。そんな投資初心者がいきなり実物物件を購入するのにも勇気がいる。
そんな中、個人が投資しやすい不動産の小口化商品が相次いでいる。投資初心者にとどまらず、不動産価格の高騰で実物不動産に投資しづらくなった個人マネーもそこに向かう。オフィスビルやマンションを区分ごとに販売したり、古民家や空き家の再生・収益化に向けてクラウドファンディングで小口投資を募る。
このような不動産投資スタイルを提案する動きは活発になっている。クラウンドファンディングで1万円や10万円などの少額で不動産投資が可能なプラットフォームが増えた。提供する側は、小口投資のため不動産を購入するときのような多額の借り入れに頼る必要がなく、建物管理の負担もかからないとPRする。
中古ワンルームマンションの販売を手掛けるパートナーズ(東京都品川区)は、昨年12月にインターネット上で完結するクラウドファンディングサービスに新たに参入し、港区高輪のワンルームマンション1区分を第1号ファンド「PARTNERS Funding」として組成・運用を始めた。1口1万円から投資できるもので、投資家保護の観点から出資総額の3割程度を同社が負担しているのが特徴だ。中古物件が毎年積み上がる中で、立地を厳選して小口化商品に仕立てる。今後もファンドを組成し、毎月5本のハイペースで小口化商品向けのファンドを立ち上げる予定だ。利回りは5~8%を目安に運用する。運用期間は短めで数カ月の設定。同社では、将来の年金不安に悩む個人向けにアピールしたいという。
中古再生事業のインテリックス(東京都渋谷区)は、不動産特定共同事業法に基づく不動産投資型クラウドファンディングサービスの草分け的な存在だが、直近では1月30日から「ファンド2号(すみ蛍おぼろ)口」の募集申し込みの受付を開始する。全国各地で空き家・空き店舗が増えていることを受けてそれらを収益化するのが狙い。今回の募集は京町家を対象に行うもので3100万円を集める。最低投資額は10万円。約18カ月運用する想定利回りは4.0%を見込んでいる。
個人の所得環境の改善が不動産価格の上昇に追いつかない中で、実物直接投資とは違う新たな投資手法で個人マネーを呼び込む動きが広がりを見せている。
2020.1.25 健美家編集部 様より引用。
近年不動産投資が身近に感じられている方は非常に多いと思いますが、ご自身のライフプラン・ポートフォリオ・リスクヘッジに合わせて様々な商品を組み合わせることが重要です!!
皆様が、良い一週間の始まりになりますように!!!