実家の物置で荷物の整理をしていると1通の封筒が出てきた…
見慣れた字で『美知へ』と書かれた手紙…
私は、荷物整理の手を止め、手紙を読み始めた…
美知へ
美知 今まで色々迷惑や心配、苦労をかけてすみません
幸せにするって言って今日まで来たけど
夢ばかり大きくて、何も実際に出来ませんでした。
本当にごめんなさい
こんな格好でサヨナラするのは男らしくないけどこうするしかなかったのです。
許して下さい…
最後の最後まで迷惑かけて、借金も残したままでどうする事も出来なかったのです。
もっと俺がしっかりしていたらきちんと出来たのに全部俺が悪いのです。
子供達の事お願いします。
リサは、はっきり物事を言って、ダラダラしない様に…
エリは、あまりふざけすぎないように…
リョウガは、強く元気に大きくなるように…
父親がいなくても三人とも丈夫で幸せになれるように育てて下さい。
本当にゴメンナサイ
今までこんなわがままでバカな俺に付き合っててくれてありがとう
いつも優しく見ててくれたね、本当に勝手でゴメンナサイ本当に…
サヨウナラ 広
美知へ
美知と中学の時知り合って17歳の時までお互い知らなかったね
そして付き合って、お互いの家行ったり来たりして夜も一緒にいたね
そして俺が家出してO町に行って、それからS町にも一緒に行ったね
それから、O町で俺が友だと暮らしていた時いつも来てたね
そしてO町でアパートを借りて一緒に暮らした
美知の親が捜して迎えにきたね…寂しかったあの時…
それでもまた来てくれた。そして色々な事があったね
銭湯まで歩いて行ったり、夜ごちそうを作ると友達が遊びに来たりしてたね
いつも楽しかった。色んな人がいつも遊びに来たね。そして犬も飼いはじめたね
それからK町に引っ越して来て結婚したね。
K町に来てから一軒屋、そして町住、町住の狭い所から広い方に移った。
リサが生まれ、エリが生まれた。
仕事もたくさん変わったね。それでも黙って見ていてくれたね。
車も色々変えたね…
それから新潟に行ってまた色々あったね。
そしてリョウガが生まれ、五人家族。
その内に色々な事で美知達を北海道に帰して、それから半年、俺も帰って来ることになった。
俺まで美知の実家に帰って来て、美知の親にも美知にも迷惑をかけているね。
もう十年以上一緒にいていつも苦労をかけたり心配や泣かせてばかりだったね。
美知のために何かしてやりたい気持ちは色々あったけど何も出来なかった…
今でもその気持ちはある。でも俺がいつも美知にしてもらったり
甘えてばかりだった。こんな俺の事を黙って見ていてくれた。
聞かれたくない事は何も聞かなかったね
本当に優しかった。今でも本当に優しいね…
美知と暮らして、美知が心から喜んでくれた時の顔、凄くキレイだった
今は、その顔も見る事も出来ないし、心から喜ばせてやれる事もないね
美知の事は今でも心から思っているし一緒になれて良かったと思っている。
子供にも恵まれ、念願の男の子『リョウガ』が生まれたのに
本当にだめな男だね。父親としても失格だね
でも本当に今日まで黙って見ていてくれてありがとう。
これからはきっと幸せになれるように俺はずっと見ています。
広
五枚の便箋にぎっしりと書かれた遺書…
しばらく、その場から動くことが出来ませんでした…
見慣れた字で『美知へ』と書かれた手紙…
私は、荷物整理の手を止め、手紙を読み始めた…
美知へ
美知 今まで色々迷惑や心配、苦労をかけてすみません
幸せにするって言って今日まで来たけど
夢ばかり大きくて、何も実際に出来ませんでした。
本当にごめんなさい
こんな格好でサヨナラするのは男らしくないけどこうするしかなかったのです。
許して下さい…
最後の最後まで迷惑かけて、借金も残したままでどうする事も出来なかったのです。
もっと俺がしっかりしていたらきちんと出来たのに全部俺が悪いのです。
子供達の事お願いします。
リサは、はっきり物事を言って、ダラダラしない様に…
エリは、あまりふざけすぎないように…
リョウガは、強く元気に大きくなるように…
父親がいなくても三人とも丈夫で幸せになれるように育てて下さい。
本当にゴメンナサイ
今までこんなわがままでバカな俺に付き合っててくれてありがとう
いつも優しく見ててくれたね、本当に勝手でゴメンナサイ本当に…
サヨウナラ 広
美知へ
美知と中学の時知り合って17歳の時までお互い知らなかったね
そして付き合って、お互いの家行ったり来たりして夜も一緒にいたね
そして俺が家出してO町に行って、それからS町にも一緒に行ったね
それから、O町で俺が友だと暮らしていた時いつも来てたね
そしてO町でアパートを借りて一緒に暮らした
美知の親が捜して迎えにきたね…寂しかったあの時…
それでもまた来てくれた。そして色々な事があったね
銭湯まで歩いて行ったり、夜ごちそうを作ると友達が遊びに来たりしてたね
いつも楽しかった。色んな人がいつも遊びに来たね。そして犬も飼いはじめたね
それからK町に引っ越して来て結婚したね。
K町に来てから一軒屋、そして町住、町住の狭い所から広い方に移った。
リサが生まれ、エリが生まれた。
仕事もたくさん変わったね。それでも黙って見ていてくれたね。
車も色々変えたね…
それから新潟に行ってまた色々あったね。
そしてリョウガが生まれ、五人家族。
その内に色々な事で美知達を北海道に帰して、それから半年、俺も帰って来ることになった。
俺まで美知の実家に帰って来て、美知の親にも美知にも迷惑をかけているね。
もう十年以上一緒にいていつも苦労をかけたり心配や泣かせてばかりだったね。
美知のために何かしてやりたい気持ちは色々あったけど何も出来なかった…
今でもその気持ちはある。でも俺がいつも美知にしてもらったり
甘えてばかりだった。こんな俺の事を黙って見ていてくれた。
聞かれたくない事は何も聞かなかったね
本当に優しかった。今でも本当に優しいね…
美知と暮らして、美知が心から喜んでくれた時の顔、凄くキレイだった
今は、その顔も見る事も出来ないし、心から喜ばせてやれる事もないね
美知の事は今でも心から思っているし一緒になれて良かったと思っている。
子供にも恵まれ、念願の男の子『リョウガ』が生まれたのに
本当にだめな男だね。父親としても失格だね
でも本当に今日まで黙って見ていてくれてありがとう。
これからはきっと幸せになれるように俺はずっと見ています。
広
五枚の便箋にぎっしりと書かれた遺書…
しばらく、その場から動くことが出来ませんでした…