実家に帰った時に、お父さん・お母さん・ばあちゃんと4人でお花見に行きました。
今年最後の桜が、実家の「乙姫桜」で、ほんとに嬉しかった
みんなで桜の下でワイワイ騒ぐのも好きなのですが、じっくり花を愛でる、なごやかなお散歩花見の方が好きなのです。人も、少ないほうがいい。
最近は、地元が桜の名所と言われていて観光客が増えたのですが・・・それでも東京に比べたら静かなもので。
弟二人がいない状況で、4人でお出かけっていうのも珍しくて、新鮮でした
うちの周りには、なぜかお寺が密集していて、裏にはお墓があるくらいなので、おのずと桜の名所が多いのです。
最初に行ったのは妙徳寺。
ここの桜は「わび・さび」を感じる、渋い桜。
背の高い桜の木のそばには、鐘つき堂。
うちの一家が大晦日に必ずつきにくる除夜の鐘です。あ、お墓もうつってますけど・・・
この辺が通学路だった私には、お墓もお友達な感じでして・・・スミマセン・・・
お次は妙関寺。
ここの桜が、夢にまで見た、「乙姫桜」赤い門が目印です。
目の高さで見れるしだれ桜。濃い花びらの色。この桜が好きで好きで。
幼馴染のえっちゃんや、弟たち、家族と、よくお散歩にきた場所。
見上げれば降るような桜。まだ6分~7分咲きだったので、満開の姿は見られなかったけれど・・・
久々に花の咲いた乙姫桜に会えただけでも十分嬉しかったです。
桜の隣りには、小さな頃から一番お参りしたと思われる浄土菩薩様。
水かけ地蔵なので、バケツに水を汲んできて、たわしでごしごし、お地蔵さまを綺麗に洗います。
「お顔が綺麗になりますように」「頭がよくなりますように」と、願いながら。
ちびの頃は、単純にたわしゴシゴシが楽しかったのですが、いまや私の心のよりどころ。
穏やかなお顔の、優しいお地蔵様を見ると、ほっとします。
私にとっての神様は、このお地蔵様かもしれません。
乙姫桜・・・また来年会おうね(もちろん来年もくる気。今度はえっちゃんと!)
さて、そこから今度は川沿いの道に出ました。
雪と山桜のコラボレーション!
あじさいが、新しい芽を出していました。この若々しい緑、気持ちがウキウキする!↓
そのまま今度は関川寺へ・・・・
近隣のお寺の中では一番大きいお寺。赤穂浪士の一人の奥様のお墓があったりと、歴史もあります。
庭も四季おりおり、いろんな花が咲くのです。
これはこぶしの花?モクレン?堂々とした大きな花。純白の花びら。綺麗だなあ・・・
桜みたいなツツジも発見。一重の花びらが可憐です。
つぼみの濃いピンク色もすき。
石碑の割れ目から顔を出していたスミレ。かわいいなあ。↓
こんな風に、沢山の植物達をじっくりみながら、ゆっくりお散歩しました。