皆様ごきげんよう。

寒いねええええユウpan


今日は久々に大好きなマンガを読み返しているので、ご紹介本


「なんて素敵にジャパネスク」

漫画:山内直美
原作:氷室冴子

★★★イラストレーターエンジェルますみの★★★朝までガールズトーク★★★

1989年に第一巻の初版本が出ているので、私がこれをリアルタイムに読んでいたのは小学生のころ。


超ぶっとんだ「瑠璃姫」が主人公のこの漫画、
原作の氷室冴子さんの小説もベストセラーで、当時はドラマ化されたりもしていた記憶が。

平安時代の男女のあれこれや、帝(今の天皇ね)への政治的陰謀なんかが、きちんとした日本の文化・風習を背景にストーリーが作られているから、リアルで面白い!平安時代のことが、この漫画を読んでいるだけで分かってしまうスグレモノ。しかもストーリーがおもしろい!!

瑠璃姫がね~、当時のお姫様たちのイメージを一新するぶっとびようで、頭が切れて、かっこいいんです。

恋人の高彬との恋も見もの。


何度読んでも面白い・・・・。


この漫画のおかげで人生変わりました。

何しろ私、この漫画のおかげで国語の古典が好きになり
そのまま大学も国文科。

思えば漫画の中で、既に中学校や高校で習う古典の単語を覚えていたわけです。


「検非違使(けびいし)=当時の警察官」とか。「直垂(ひたたれ)=貴族の着る服」とか。
学校で習う前に読めちゃってたわけです。

漫画って偉大だなあ・・・

「ジャパネスク」を読んでから、山内さんの他の漫画「ざ・ちぇんじ!(これも平安時代モノ、古典「とりかえばや物語」がモチーフになっているの。)」なんかも読んで、更に古典好きに・・・・。

ジャパネスクの最終巻(11巻)の表紙が特に好き↓
★★★イラストレーターエンジェルますみの★★★朝までガールズトーク★★★

この表紙の11巻を、小さかった弟・光祐に中を破られてしまい、

泣く泣く少ないお小遣いの中から新しいのを買い直した記憶があります・・・・。


そのくらい好きだったのね。。。



平安時代の貴族文化からは、日本の四季の美しさを大切にしていた風習なんかが読み取れます。

男女の恋や結婚の風習も面白い。源氏物語を読んでいても面白いと思いますが、

当時の男性はとにかく歌を詠んで顔も見たことがない女性に手紙を毎日のように送り、最終的に女性の家に夜這いに行って(そこで初めて顔を見る)、その間屋敷の人たちは見て見ぬふり。。。。って、すごい話です!


興味津津!


今と全然違う風習がおかしかったり、素敵だなと思ったり。



漫画からそういう文化や風習を好きになれるなら、楽しいですよね♪



今日も愛用の漫画用ブックカバーを付けて(もちろんハンドメイドw)

電車の中で漫画を読む私・・・26歳・・・・。ぺこ