縄文の手紡ぎ工房アンジェリーク

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02Dec
- エレガントで透け感が素敵、でも温かいトライアングルレースショール　
  去年から取り掛かっていて、放置していたトライアングルレースショールを仕上げました。使っている輪針は0号。平編みですが、いつも輪針を使っています。糸は自分で紡いだ手紡ぎ糸。レース用の細い細い番手に紡いでいます。大判にしようと思って、ひたすら編み続ける。目数がわからなくなってきたので、目数マーカーを入れてみました。このマーカーも自作。Tピンとビーズで作っています。こんな編み小物も自分好みのもので囲まれていると幸せ。市販の目数リングだと、使いにくいのです。糸が足りなくなったら、こんなスピンドルで紡ぎます。編み上がりました。編み上がった後にお湯で洗って、タオルにはさんで脱水をかけて、ピン打ちしてブロッキング。この作業で編み目がピンと広がって、透け感が出てきます。こんな感じ。大きさがわかるように、写真を撮ってみました。こんなに大判。このくらいのサイズだと、本当に使いやすいです。底辺160cm超えの三角ショールですが、重さはたったの61gしかありません。めっちゃ透けてて、薄手なので、温かいのか？と思いますがウールなので、ほわっと温かいのです。手紡ぎ糸なので、羊毛の毛羽が絡んで、薄い薄い透けてる生地になっています。このショールもオーダー受け付けています。トライアングルレースショール20,000円（送料別）です。お申し込みフォームは←こちらです。
18Sep
- シェットランドレースを編むために買った棒針、こんな使い方もある
  とってもお気に入りだったニットのTシャツ肩口のところがほつれてしまってました。ありきたりな繕いかただと、糸でほつれた部分をかがって終わりになるところですが、「これ、すっごくいいものだったし。お気に入りだし、適当に繕うのって嫌だなぁ。できれば、元どおりに直したい」って思っていて。こんな細かい目どうやって直そうって思ってたら、あ、そうそう、あれで直せるかも、と思いついたのがシェットランドレースを編むために買っていた金属の棒針。0.75mmっていうほっそい棒針。これで落ちていた目を拾って切れていた糸は手縫い糸をつないで、縁を編み直しました。長いこと、ほつれをそのままにしていたので、黄ばみもひどくて、石鹸と過炭酸ナトリウムで漂白しました。これで、また着られます。肌触りがいいなぁって思ってたら、組成は麻59％綿41％でした。なるほど、肌触りがサラサラして気持ちいいはずだわ。麻と綿の混紡なら、自分で糸も紡げそうだななんて思ったのは内緒です。笑
21Jul
- 「入らない！」騒動を最後までやっちゃうアヒ鶴ちゃん顛末記
  優愛ちゃんとお仲間たちが、みんな総出でお出迎えに来ちゃったパペットアヒ鶴ちゃん、お迎え記優愛ちゃんのブログは連載になるみたいです。垂水で出会う前から、色々あったみたいですが。↓この記事ね。優愛ちゃんのブログに飛ぶから、戻ってきてね。パペットアヒ鶴ちゃんはママの元へ旅立ちました。みんなで迎えにいったよ 1話は前後しますが、実は、私の方も、優愛ちゃんと会うまで、ちょいとドタバタあったんです。この子、こんな風に、くちばし部分がすっかりしっかりはみ出してます。蓋せにゃならんので、当日の朝に、蓋をして、リボンをかけました。蓋を開けたら、「あっかんべー」50円玉2枚は、お口に咥えてる。蓋して、リボンかけるところまでは上手くいった。どうもお天気が怪しい。雨が降るかもしれない。う〜ん、じゃ、ビニールの袋だよね。これかぁ。ちょっとデカイよなぁ。袋の深さも深いし、底もなんだか大きいぞ。仕方ない、ちょっと袋の幅を狭めて、丈も折って、セロテープで貼って、調整しようか。って、作業が始まった。んだけど、どうにも、こうにも、ぜんっぜん上手くできない！あかんわ〜〜〜〜、ああでもない、こうでもないってなぜか袋に入れるだけなのに、汗だく状態。じゃ、紙袋はあるかなぁって持ってきたら、蓋だけ引っかかって、入らん！なんだか、ことごとく、「入らない！」状態にするのがアヒ鶴ちゃん、好きみたいだ。仕方がない。最初のハンズの袋にするかぁ。と、貼ってあったセロテープを剥がし、底だけ作って、箱を入れた。玄関に置いていたのに、出るときに、持たずに出ようとした。あかんあかん、一番大事なもん、忘れそうになるって、なに？というすったもんだがあって、待ち合わせ場所の垂水駅まで出かけたんですよ。ほら、こ〜〜〜〜〜〜〜〜んなにおっきい！箱もデッカい！アヒ鶴ちゃん、登場！って、この登場の仕方笑。超大型巨人か！進撃の巨人ゴッコもできます。違お仲間は、アヒ鶴ちゃんのデッカさにビックリ！優愛ママと何やら、一生懸命喋ってるアヒ鶴ちゃん。この画像、好きなんだぁ。企んでいそうなアヒ鶴ちゃんと、ツーショット。私は優愛ちゃんがアヒ鶴ちゃんとあれこれおしゃべりしている間に、小さいアヒ鶴ちゃんを手直し中。ビフォーアフターアヒ鶴ちゃんは目が寄ってるの。ボワボワになってたハートもきれいにして。ちょっと大きかった尾っぽも、ちょっと小さくして。首も浮いていたのを、しっかりつけた。3人で一緒に自撮り。アヒ鶴ちゃんのあんよが、ていっ！ってなってるよ。ドヤ顔でも愛される、みんなから、可愛い〜〜〜って言ってもらえる。アヒ鶴ちゃん、いいね〜〜〜。
20Jul
- パペットアヒ鶴ちゃんはママの元へ旅立ちました
  今日は優愛ちゃんへ、パペットアヒ鶴ちゃんとチビアヒ鶴ちゃんピアスのお渡しでした。川西池田からわざわざ垂水までお越しくださいました。あれ？なんだかみんなやってきてます。笑小さいアヒ鶴ちゃん、連れてきてね〜（羊毛フェルトでできているので、メンテナンスする予定だったから）って言ってたんだけれど、わらわらわら〜〜〜〜と、なぜか、みんな一緒についてきたらしいです。笑。まだ、パペットアヒ鶴ちゃんは棺（違）いや、箱の中。アヒ鶴ちゃんとご対面。おっきい〜〜〜〜。デジカメ乗った蓮の葉、嬉しそう〜。アヒ鶴ちゃんとおしゃべりしてます。「可愛いわぁ、可愛いわぁ」「見て！ほら、そっくり」めっちゃ嬉しそうな優愛ちゃんアヒ鶴ちゃんも超ご機嫌さんほら、こんなに喋れる〜〜〜。口をパクパクさせて大喜びの優愛ちゃん。アヒ鶴ちゃんとおしゃべり。何話してるのかなぁ？アヒ鶴ちゃん、きっと、居候中のあれこれを報告してるんだな。いい子いい子〜〜〜、かわええなぁ、かわええなぁ優愛ちゃん、チビアヒ鶴ピアス、着用中ママのお膝の上に座るんだ〜〜〜〜〜いヅラ被って、ご挨拶よろしくね〜〜ヅラアヒ鶴になったら、人間みたいやろ〜〜〜〜。アヒ鶴、赤ちゃんになるの巻優愛ちゃんのお家にたどり着いた後は、きっと優愛ちゃんのブログで様子がわかると思います。アヒ鶴ちゃんは、ママに会って、ご機嫌さんでした。
- リブログ記事”アヒ鶴いよいよやってくる(^^♪「な・か・ま」とお迎えの場所つくりとおそうじしてました❤”
  いよいよ明日っていうか、時間的には、もう今日。パペットアヒ鶴ちゃんと、ピアスチビアヒ鶴ちゃんズがとうとう優愛ちゃんの元へ旅立ちます。っていうか、直接手渡しになるんですけれど。もう、その時の優愛ちゃんの様子が目に浮かんできます。ず〜〜〜っと動画撮っておきたいって思うくらいに。優愛ちゃんと、お仲間たち、待ちきれずにこんな風に、準備万端整えてパペットアヒ鶴ちゃんの居場所を作ってくれていました。やっぱり、読みにいくと、愛溢れてるんだけど、おもしろい！なんでこんなに面白く書けるんだろう。ちょっと羨ましくもあるのですけれど、私は優愛ちゃんの真似もできへん。あの表現は優愛ちゃんのもの。リアルで喋ってても、あのブログのまんまで、優愛ちゃんのお話はもう、絶対に笑かしにきてるよね、って笑いとるの、命かけてんの？って思うほどに、ナチュラルにお笑いなのです。何度も何度も読みに行きました。めっちゃ嬉しいし、めっちゃおもろいし。そして自分が何するのか、また忘れてしまうあかんやん明日の準備にそろそろ蓋をして、リボンをかけてあげなくてはいけないのに、蓋をするのが忍びなくて、蓋ができません。て、白雪姫やん！うん、リボンかけるの、明日にするわ。しばらく、アヒ鶴ロス、なりそうだなぁ。でも、きっとロスにならないくらい、優愛ちゃんがインスタでた〜〜〜〜〜くさん、アヒ鶴ちゃんをあげてくれるだろうと期待しています。この子が実体化したことで私のこのブログも動き出したし、FBもどんどん投稿できるようになりました。ほんまに、アヒ鶴ちゃんに助けられました。このブログ、まだまだ整ってはいませんが、おいおい整えていきます。今までの作品もたくさんたくさんあります。楽しみにしててください。明日のことを思うと遠足前の子供のように、興奮して眠れないんだけど、眠れないんだけど、眠れないんだけど、楽しみです。
18Jul
- 黒い作品を作るときに便利なもの
  縄文の手紡ぎ工房アンジェリークの畠山恭子です。縄文時代から使われていた紡ぎ道具のスピンドルを使って羊毛を手紡ぎして作品をつくっています。このブログはその作品制作の工程やノウハウ、作品つくりへの思いなどを綴ったものです。読みにきてくださってありがとうございます。ーーーーーーーーーーーーーー黒いものの作品を作る時、暗いとものすごく作りにくいです。黒って光を吸収してしまう色なので。黒糸でのタティングや、棒針あみとか、そういう時は、窓際に寄って、自然光の下でやったり。お日様の光があてにならない天気が悪い日とかは、これ使っています。無印のLEDモバイルライト単4の電池4つ、もしくはコンセント使用どちらでも使えます。二段階調光です。無印良品 LEDモバイルライト
- 最後の最後まで、全力で笑かしにくるアヒ鶴ちゃん
  パペットアヒ鶴ちゃん制作顛末記はこちら↓初めての依頼パペット作り顛末記その1初めての依頼パペット作り顛末記その2初めての依頼パペット作り顛末記その3初めての依頼パペット作り顛末記その4初めての依頼パペット作り顛末記その5初めての依頼パペット作り顛末記その6あ、パペット作りの依頼が初めて、ってことで。とまぁ、パペットアヒ鶴ちゃん、オプション含めて、完成したわけなんですけれども。そろそろ優愛ちゃんにお渡しする準備をしないといけないなぁと出かける予定があったので、一緒に連れて行って、御影コルヌコピアでの「コーチングセンスアップ講座に一緒に参加の図超真剣な顔つきで、話、聞いてます。帰りに途中下車して、梱包資材を見に行きました。シモジマに行ってみました。アヒ鶴ちゃん、簡易な梱包にはしたくなかったんです。ほら、100均の袋に入れて、口をリボンで縛ってっていうのじゃなくて。ちゃんと箱入り娘、あ、ちゃう、箱入りアヒ鶴にしたかった。箱、シモジマ（業務用の梱包資材を扱っているお店です）に置いてあるギフトボックスというか、クラフトボックス、入りそうなサイズの箱が、ない！しかも、ロットが10枚組みとか、いや、こんな大きな箱を10枚って、アヒ鶴10匹作るわけちゃうし。「シモジマに行けば、ちょうどいい箱、見つかるだろう」っていう目論見は、見事に粉砕され、東急ハンズまで探しに行くことになりました。ハンズに行ったら、あれれ？？？？？ちょっと待って、アヒ鶴ちゃんデカイわ入れる大きさの箱が〜〜〜〜〜ないかと焦りましたが、なんとか一つ、見つかった。んでも、サンプルの箱にアヒ鶴ちゃん、入れてみたら、なんか、ギュウギュウ。ごめん、これしかないわってことで、買ってきましたが。こんなサイズ感ですわ。もう、なんか、いろいろと、サイズ感おかしい。アヒ鶴ちゃん、デカイんやわ。梱包資材ようやく手に入れて、お家で準備始めましたの。箱を組み立てて、入れてみた。？うっそ！、これじゃ、まるで、◯◯笑ポクポクポクち〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん、ってな音が聴こえて、、、、、違くちばし、飛び出てるよ〜爆笑蓋、どうやって閉めようかしら。ハンズで試しに入れた時は、斜めに入れたの。でも、やっぱり正面向いてて欲しいから、そのように納めたら、このザマ。笑もう、最後の最後まで、徹底的に笑いを取ってくるアヒ鶴ちゃん！いや、アヒ鶴ちゃんってほんまに、優愛ちゃんのブログでもそのまんまなんやけど、居候先でもこんなに笑いを取ってくるとは思いもよらず。あぁ、納棺みたいじゃないか〜〜〜〜〜〜〜。えっと、お花、まだ要りますか？笑羊毛フェルト、オーダー承ります申し込みフォーム
15Jul
- リブログ記事”幸坂ゆうあの大切な相棒。ゆうアヒ鶴（通称アヒ鶴）の紹介します。” 全てはここから始まった
  アヒ鶴パペット、この子の一番最初、こんなんでした。優愛ちゃんが遊び半分でPCのペイントを使って、マウスで描いたアヒ鶴ちゃん。みんなで、「首切れてる〜」「首チョンパや〜〜〜ん」ってワイワイ言って。このいい加減さ、ユニークさ、こんなん描いてんで〜ってみんなに見せちゃった優愛ちゃんの勇気。私やったら、こんなん、絶対人に見せられへんわ〜って、人知れず削除してるわここから始まったんですよ。アヒ鶴ちゃんがどんな子なのかは、リブログ先へ飛んで行って。おもろ可愛いアヒ鶴ちゃんがいっぱい出てくるよ。最強の仲間ですすもう？最強の仲間です、相撲？って読んじゃったじゃない！笑。進もう、やったな。あ、ちゃう、↑この時のアヒ鶴ちゃんの姿をまさか、立体で作ることになるなんて、当時はそんな未来は見てませんでしたわ。笑でも、アヒ鶴ちゃんが色々やらかしている姿が可愛くて、「これ、羊毛フェルトでジオラマ作ったらおもろいやろなあ」って思ってたのはホント。こ〜〜〜〜〜んなデッカイサイズで動く人形として、作ることになるとは、思ってもみませんでしたよ。アヒ鶴ちゃんが、不恰好で、不細工だけど、一生懸命な気持ちは一級品、そんなアヒ鶴ちゃん、今週末には、生みの親、優愛ちゃんの元へお嫁入り。我が家での居候も、あと少しです。エリザごっここんなことして遊ぶのももうすぐおしまい。アヒ鶴ちゃん、優愛ちゃんと二人で、何やら、皆さんに、とってもハートフルな何かをお伝えするようになるみたいです。アヒ鶴ちゃん専用のインスタも作られたみたいだし。これからの活躍がとても楽しみです。こんなパペット製作はちょいと変化球のオーダーなのですが、色々とオーダー承ります。パペット 15000円オプション、別料金キャラクターピアス（イヤリングも可）3000円ロブスター爪イヤリング 2600円ミニオンペンダントトップ（ケビン）とピアス（ボブとスチュアート）参考作品非売品コルヌコピアバッグチャームとペンダントトップ 5000円ゼンタングルフェルトボールイヤリング 5000円お申し込みは↓こちらのフォームからどうぞ。ゼンタングルフェルトボールピアス、ペンダントトップ申し込みフォームピアスとペンダントトップの申し込みフォームですが、それ以外のオーダーも承ります。
14Jul
- 初めての依頼パペット作り顛末記こだわりは細部まで徹底的に編
  パペットアヒ鶴ちゃん、オプションのデジカメ乗った蓮の葉や、蓮の花、カツラなどなど作ったわけです。やっと終了だなってホッとしたところ、ん？なんか、ショボい蓮の花の懲りようからいうと、このデジカメの適当さ加減ってショボいやん。一応、↓これ参考に作ったよね。あら、フラッシュライトもつけるん忘れてるし、シャッターのボタン、丸やんけ。まちごうたわ。手直しや、手直し。ビフォーアフターちょっともっとらしくなった。あと、もう一つ、気になってたのは、恋アヒ鶴ちゃんのおっぱいこれなおっぱい、浮き輪の上に乗っかってんねん。このぽてっと加減が大事やねん？あれれ？う〜ん、おっぱい、乗ってない。ボインちゃんちゃうやん。あかん、やり直し。ってことで、ビキニアヒ鶴ちゃんのおっぱい、むしりとられて、シリコンパット入れて、底上げ（違）ちゃうちゃう、羊毛増量して、ボインちゃんにへんし〜〜〜〜〜ん、よ。って、やってること、整形と一緒や〜〜〜〜ん。笑アフターボインちゃんになったよ〜〜〜〜。あぁ、これで、ビキニアヒ鶴ちゃんになった〜〜〜〜。ここ、押さえとかなあかんポイント。優愛ちゃんも、チェックするところやったみたい。笑恋アヒ鶴ちゃんはボインちゃんなんです。てかさ、ビキニの水玉模様をチクチクしてたら、おっぱい凹んだんだわさ。笑とまぁ、こんな風に、細部にまで、超こだわって、楽しんで、つくりましたのよ。羊毛フェルト作家さんが、めっちゃクリソツにこだわって、突き進んでいっちゃうの、なんだか、わかります。究極に似せたくなるんだよね。これで、ようやく、アヒ鶴ちゃん製作顛末記は終了です。長々とお読みいただきありがとうございました。
13Jul
- 初めての依頼パペット作り顛末記番外編蓮の花
  パペットアヒ鶴ちゃんのオプションはカツラと、デジカメ乗せた蓮の葉で終わりのつもりでした。蓮の花、あの花弁の薄さと、クルンと丸まった形を作るのはちょっと難しいなぁって思ったので、「蓮の花は、ちょっと無理かな」って優愛ちゃんに言ったのです。が、ゆうあライン＠で、「きっと蓮の花も作ってくれるでしょう」って、宣言しちゃった(^◇^;)そりゃ、作らなあかんわなぁ。そか、花びらかぁ、薄いフェルとのシートを作らなくっちゃ、です。うす〜〜〜〜いフェルとシートは水フェルトが向いてる。ってことで、花びら用のフェルトシートを作り始めました。ダイニングテーブルの上に羊毛をうす〜〜〜〜く縦横に3層重ねて、洗剤液をかけて、擦ってフェルト化。乾いたら、ちょっとフワッとして。でも、透けるように薄い。花びらなので、同じ大きさにしたくて、厚紙で型紙を起こして。切ってみたら、枚数が足りない。ピンクのグラデーションをつけて。こういうのはフェルトは得意。この写真を参考にしながら、先に、花芯にとりかかる。ハチの巣って言われる蓮の花の花芯部分。これ、子供の頃、鳥取の母の実家でお盆に帰省する時に、いつもあって、見た目はちょっと気持ち悪くて、不思議なものだった。乾燥したら、タネがカラカラ音を立てるんだ。マラカスみたい。若いタネだと、食べられるんだね。ハチの巣の部分が出来上がってくると、急に蓮の花らしくなる。花芯の種の先の部分と、雄しべの糸を↑この手紡ぎ糸からチョイス花芯のハチの巣部分を先に仕上げて、雄しべは、針で縫い付けていく。花芯が出来上がったところで、ちょっと花びらを合わせてみて、雰囲気を確かめる。花びら、ねぇ、まだ丸くなってない。どうしたもんかなぁ。花びらを丸くクルンってさせるのを思いついたので、作ってみた。うまくできたよ。花びらができたら、蓮の花、できる！！！！！蓮の花作ってて、よっしゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜！って思った。ここが一番エキサイティング。そう、難しいなぁって思うものに挑戦したくなるのはとっても大好きなんだなぁ。花びらをクルンってさせて、一枚づつつけていく。ほら、だんだん蓮の花。何枚花びらいるかしら。再び花びら用のフェルトシートを作って、花びらを作って。蓮の花、完成。このこっぽりしたフォルムが可愛い。ちょっと頭が重いので、茎の下の方を持つと、首を傾げちゃうけれど。アヒ鶴ちゃん、ご機嫌。これにて、優愛ちゃんのオーダー完了。終わった〜〜〜〜って思ったんだけど、やっぱりやってきた手直し作業。続きます。
- 初めての依頼パペット作り顛末記もう一つのオーダーアヒ鶴ピアス編
  優愛ちゃんの依頼は「アヒ鶴のパペット作って欲しいねん。そんでな、お揃いのピアスも欲しいねん。セットでお願いできる？」でした。パペットは作ったことないけれど、ピアスはお手の物。だって、こんなものも作ってますから。ミニオンズケビンペンダントトップ、ボブとスチュアートピアスアヒ鶴ちゃんたちは、最初はこのチビアヒ鶴ちゃんズの土台の方が先に出来てました。ほらね、パペットの横のブラシマットの上に、ちょこりんと2匹乗っかってる。じ〜〜〜〜〜っと、じ〜〜〜〜〜〜っと我慢強く待っててくれたんです。このチビちゃんズ優愛ちゃんのアヒ鶴をピアスにするさて、どんな子がいいかなぁ。1匹はこれにしようって決めてました。恋するアヒ鶴優愛ちゃんのもう一つのブログに登場します。この子、可愛いの。夏限定みたいなスタイルなんだけど、この子が可愛いから、決定。もう1匹は決まらないまま、作業が進みます。ねぇねぇ、早くあたちたち、作ってくれないかしら。待ちくたびれちゃった〜。まだかな、まだかな、ねぇ、まぁ〜〜〜〜〜だ？お顔も、尻尾も手もないのに、既におしゃべり始まってるし。黄色い浮き輪と水色の水着、可愛いちっこいあんよもつきました。あんよ、右と左でちょっとズレてるの。イラストの通りにね。いいなぁ、いいなぁ、黄色い浮き輪作ってもらってるんだ〜。あたちはどんなアヒ鶴になるのかなぁ？早く決めて、早く決めて〜。あーーーーーーー、チビのくせに、やっぱりせっつくヤツら。今日のところは、このくらいにしとったろう。え？ダメ？もう、寝ていいっすか？深夜1時過ぎてます。笑この後寝かしてもらいました。水着の子、可愛いちっぽ、ついた。この子は浮き輪着てるので、いつもの尻尾の形じゃない。いいな〜、いいな〜、あたちはまだ？どんな顔になるの？あたちもちっぽ、欲しい〜〜〜〜〜〜水着の子のあんよが可愛かったので、もう1匹もあんよから。ちっこあんよ、できた。あんよ、ついた。なんか、可愛くなってきた。これは、目。アヒ鶴ちゃんのあの目。なんか笑える。どんなお顔になるのか、もうわかる感じだよね。くちばし、生えた。おへそもついた。アヒ鶴ちゃんはくちばしを最初につけるの。でないと、目の位置が決まらないから。出た！半眼のアヒ鶴ちゃん！ドヤ顔がいいね。ちっぽがない！お手手もない！早くつけてつけて！めっちゃうるさい笑チビのくせに、やっぱりうるさい。もう1匹も、目が開いたよ。お手手ない！お手手つけて、お手手、ちっぽも〜〜〜〜〜〜〜お手手、つけたよ。浮き輪持って、右手はあは〜〜〜〜〜ん、なポージング。可愛いアヒ鶴ちゃん見てみて、水玉模様もついたのよ。このくらいのサイズ感。お手手ついた〜〜〜〜〜。ちっぽちっぽちっぽ〜〜〜〜〜〜〜！！！！！あぁ、わかったわかった、つけてあげるって。ちっぽついた。どや、カッコいいやろこのままピアス金具をつけちゃうと、身につける時に、ちょっとしにくい。だから、手持ちの石を加えて、長さを調節。チビアヒ鶴ピアス、完成優愛ちゃんのブログの、このチビちゃんズの製作過程の記事、いいねが126もついてた！いや〜、可愛いんだもん。↓これね。面白いから読みにいって。天才きょんたの初めての依頼パペット作り顛末記では終わらないのであ〜るチビっ子登場編これで終わりかと思ってたんだけれど、やっぱりあのアイテム作らなくっちゃね〜てか、優愛ちゃん、優愛ちゃんのライン＠で「きょんちゃんなら、蓮の花、作ってくれるでしょう」と、ファンのみんなに宣言しちゃった。あ、作るの前提ね。ってことで、続く。ちっ、チビアヒ鶴、邪魔！
- 初めての依頼パペット作り顛末記番外編デジカメ乗った蓮の葉の巻
  パペットアヒ鶴ちゃん、カツラを作った話はこちら↓初めての依頼パペット作り顛末記番外編カツラの巻カツラを、なんと２時間で作ってしまって、エンジンかかっちゃったんですよ。お次はね、優愛ちゃん、千葉公園の蓮池にドボン事件優愛ちゃんのエピソードは数々あれど、まさか蓮池にドボンしちゃうって＠＠！あ、ちゃんと戻ってきてね。と言いつつ、読みに飛んだ私も、あまりの可笑しさに、自分が何やるつもりだったかすっかり忘れて、優愛ブログにハマるんだけど。で、このドボン事件の重要アイテムのデジカメ乗った蓮の葉作りに突入していくわけです。ちょうどいい緑の色の羊毛が、ない！青緑のロムニーと、黄緑色の六甲山牧場のコリデールこの2色をハンドカーダーで混色するかぁ。羊の品種が違うと、ちょっときれいに、均一に混ぜるの難しいんだけどもさ。まずは、葉柄。モールを芯にして、黄緑色の羊毛を巻きつけて、チクチク。蓮の葉、土台ができたよん。だけど、こののっぺらぼうの葉じゃ、蓮の葉っぽくない。じゃ、葉脈用に、糸を紡ぐか。同じ色の羊毛でも、糸にすると、色が締まって、ちょっと濃くなる。スピンドルで紡いで、双糸にして、玉に巻いて、準備完了葉脈を一筋ひとすじ、チクチクしていく。こういうこまか〜〜〜〜〜〜〜〜い所まで、凝りたくなっちゃうんだよね。（乙女座火星が効いてます笑）蓮の葉、できた〜。葉っぱの中心もちゃんと色が薄くなってるっしょ。葉柄とくっつけて、蓮の葉のうねりをちょいと出して、アヒ鶴ちゃんにもたせたら、すっかり「自分のや！」ドヤ顔返してくれへんなぁ。デジカメできるまで、ちょっと持っとってな。デジカメはピンク、っていうのを聞いたので。ちゃんとピンクのデジカメに。蓮の葉の上にデジカメ乗って、出来たで〜〜〜〜〜。アヒ鶴ちゃん、嬉しそう。優愛ちゃんのブログで、このアヒ鶴ちゃん、喋ってます。可愛いから見に行って〜〜〜〜。天才きょんたさまの初めての依頼パペット作り顛末記だけでは終わらないあ〜る蓮＆デジカメ編まだまだ続くよ。お次はチビアヒ鶴ちゃんズ。
11Jul
- 初めての依頼パペット作り顛末記番外編その1 カツラバージョン
  アヒ鶴ちゃんのパペットを作り終えて、人心地ついたところ、FBのやりとりで、こんな話になってました。このブログの初記事がアヒ鶴ちゃんの顛末記から始まったのを、石の工房フェリーチェのゆかこしゃんが、コメント入れてくれたんです。この会話の流れで、「縦ロールのカツラ」の話になって、冗談のつもりでした。そう、ほんの遊び心の、つい口走った「縦ロールカツラ」ん？縦ロールはちょっと無理でも、クリクリうねうねの羊毛、持ってたよねぇ。リンカーンっていう品種の羊毛ね、ちょっと違うでしょ。クリクリしているんです。これ、持ってたのを思い出しちゃった。できるぞ！カツラニヤリ。で、朝に、優愛ちゃんに、「今日はチビアヒ鶴作るね〜」なんて言ってたのに、リンカーンの羊毛探しが始まったのです。発掘したリンカーンの羊毛。白だけのつもりが、こげ茶もあった。買ったのをすっかり忘れてた。羊毛で、カツラ。このリンカーンの毛はクリンクリンで、人の巻き毛みたいなので、人形の髪の毛に使ったりする作家さんもいるのです。羊毛で植毛するって、フェルトニードルがあれば簡単なのよ。うししししししし。まずは羊毛を植毛するための土台作り。もちろん羊毛のお帽子ですわ。カツラの土台用なので、それほど分厚くする必要もない。メリノのトップのスライバーを薄くちぎって、縦横縦横4層、薄く。芯の球体全部にかぶせる必要はないので、軽く、半分くらい。洗剤液をかけて、ポリエチレンの手袋つけて、表面をこすってフェルト化。羊毛が動かなくなったら、芯から外して、石鹸をつけて、お湯と水、交互につけながら、揉む。アルカリ性の石鹸と、水の温度差でフェルト化は急激に進む。縮ませた後、すすいで脱水かけたら、こんなに縮んだ。アヒ鶴ちゃんに被ってもらう。トップがとんがっているので、ここからはフェルトニードルを使って、綺麗に整える。生地が透けて薄めの部分は羊毛を足して、綺麗にする。土台の下から順に植毛開始。写真見せたら、ケンケン、キダタローって言われました。笑。波平さん？加トちゃん？つるハゲ親父みたいじゃないか。画像奥のこげ茶の羊毛のかたまりから、毛先をつまんで、きれいなクリクリの羊毛房、ステイプルを引き抜いて使う。アヒ鶴ちゃん専用美容室みたくなって。笑長さはこれくらい？前髪はどんな感じ？このくらいのパーマの当たり具合でいかがでしょう？なんてアヒ鶴ちゃんと会話しながら、植毛は進む。なんと、アヒ鶴ちゃんのカツラは、半分黒、半分白というクルエラか！（ディズニーの101匹わんちゃんのヴィランズ）というファンキーなオーダー。出来上がったカツラをかぶるアヒ鶴ちゃん。しっかりドヤ顔。なんか、めっちゃ気に入った様子。よかったねぇ、出来上がったよ。当初のエレガント縦ロール、じゃなくて、レゲエ風味だけどさ。わ〜い！できた〜〜〜〜〜！！！妙に人間っぽいアヒ鶴ちゃん登場ここまでで、２時間でした。そして、オプション製作は、まだまだ続くのです。
07Jul
- しんどい思いは寝ている間にポイしてもらおう
  読みに来てくださってありがとうございます。縄文の手紡ぎ工房アンジェリークの畠山恭子です。縄文時代から使われていた紡ぎ道具のスピンドルを使って羊毛を手紡ぎして作品をつくっています。このブログはその作品制作の工程やノウハウ、作品つくりへの思いなどを綴ったものです。ーーーーーーーーーーーーーお友達の土居舞奈尚ちゃんが、可愛い妖精のお話を動画にして作りました。「ちっぽけぽいのおはなし」この妖精さんが、寝ている間に、人間のしんどい思いや、重たい感情をポイって捨ててくれるという様子をイメージしたら、つい、ね、つい、作りたくなってしまったんですよ。ちっぽけぽいまななおちゃんは、「この動画のイラストは借り物やし」って言ってたので、（つまりは、そのままコピーするようには使っちゃいけませんってことです著作権の問題があるのでね）ということで、急に作りたい思いがむくむく湧いてきちゃったので、羊毛フェルトで妖精作りが始まりました。作り始めたのは随分まえのこと。しばらくは、この土台の人形型のまま放置されていました。顔のパーツ、鼻とか、耳とか、どうしようかなぁ？めっちゃちっこいからどうやってつけようかしらん。羊毛をちねっても、米粒みたいな大きさだし、鼻と耳と、難しすぎるなぁ、なんて思って、作業が中断してしまっていました。ところが、まだら染した糸の写真を見たまななおちゃんが会った時にこう言ったんです。「恭子ちゃん、あの紫と青に染めた糸、めっちゃきれいやなぁ。あの色、大好きな色やねん」3色のまだら染じゃなくて、2色のまだら染の糸や羊毛って作品にしやすいんです。同系の2色のまだら染、この糸を染めた時、羊毛も一緒に染めてたんです。この言葉でちっぽけぽいのまとう服のイメージが決まりました。イメージが決まったら、降りてきたんです。ちっぽけぽいの被っている帽子の柄が。イメージが降りてきたら、形になるのは早いです。あのきれいな青、紫系のまだら染の手紡ぎ糸で、帽子の模様が出来上がっていきます。ゼンタングルフェルトボールの技法で、帽子が完成。ちっぽけぽいはかぼちゃパンツをはいてます。だから、まず、パンツの下履き。右のブラシマットの上の紫のシート2枚は上着のジレになります。ちっぽけぽい、かぼちゃパンツを履く。ちっぽけぽい、ジレをまとう。パフスリーブの白いブラウスの袖もついて。ちっぽけぽい、生まれた。芯はモールなので、腕も足も動かせます。サイズはこんな感じ。手のひらサイズ。ちっぽけぽい、お顔をどうするか、とっても思案しました。可愛い妖精なので、最初はリボンの騎士のチンクをイメージしたのですが、体のバランスを考えると、どうも合わない。帽子をかぶせた時に、はたと気がつきました。あ、この子は目は出しちゃダメだ。目が隠れているほうがイメージが自由になる。口だけにしようと思いましたが、目は帽子に隠れるように、こっそりとつけました。下から覗き込まないと見えないように。こんなマスコットも作ります。参考価格 2000円お申込みは↓こちらのフォームよりゼンタングルフェルトボールピアス、ペンダントトップ申し込みフォームピアスとペンダントトップの名前になっていますが、こんなマスコットもオーダー承ります。
06Jul
- 羊毛洗いのワークショップに行ってきました in SPINNUTS
  7/5に京都、SPINNUTSさんのところに、羊毛洗いのワークショップへ行ってきました。SPINNUTSのスタッフの木澤尚美さんに教えていただきました。スピナッツで、ポンタさんに会ったら、開口一番に「なんで畠山さんが来はるのん〜〜」そうなんです。ポンタさんとは、羊毛紡ぎを始めてから、もう10年くらいのお付き合い。その頃から、私は六甲山牧場の羊毛を洗っているから、羊毛洗いも習うことないじゃない〜っていう感覚にはなるんですけれど。（ポンタさんは、SPINNUTSスピナッツの代表の本出ますみさんのことです。SPINNUTSは京都北区の等持院にある羊毛、紡ぎ関連の専門店です。ポンタさんは日本でただ一人の羊毛の鑑定選別のできるクラッサーさんです）長年羊毛洗いはやってきていたんですが、今回、羊毛を洗うというのを、もう一段階ブラッシュアップしたくて、参加してきたのです。ポンタさんが発行してされている季刊誌スピナッツがあるんですが、羊毛の紡ぎや、染め、織り、編み、フェルトなど、いろんなノウハウに関して、今までもディープな実験、検証をされていて、その「羊毛を洗う」という工程についても、洗剤を変えて、どの洗い方が一番合理的にきれいに洗えるのか実験されていたんです。その結果から導き出された羊毛の洗い方なんです。そりゃ〜洗い方、勉強しに行かなくちゃ〜〜〜ってなるわけでね。羊毛での作品作りの一番最初の工程になるんです。洗いがうまくできていなかったら、その後の作業がちょいとしんどいってことになるし。我流でやってきた羊毛洗い、自分のやり方で、そのままでいいところ、気をつけたほうがいいところなどを、きっちり振り返ることができました。さて、ワークショップのプログラムとは順序が変わりますが、当日のレポです。この方がポンタさんです。羊毛をモノゲンの洗剤液に漬け込んでいる間にポンタさんの羊毛に関する基本的な説明があります。とってもマニアックなお話で、羊毛のことは全く初めてですっていう初心者の方にはちょっとだけ難しかったかなぁ？でも、わからないことはどんどん聞いても大丈夫です。ポンタさんが丁寧に説明してくださいますよ。羊って品種によって毛質がみんな違うんです。そもそも羊の品種ってすごく多いんですよ。人間が自分の体を守るために、衣類にするために、有史以前から品種改良を続けてきた家畜が羊なんです。そんな色んな品種の羊毛を、実際に触って確認して見ることができます。この羊毛は原種のシェットランド一頭のフリース（羊毛一頭分の毛刈りした毛をフリースと言います）の中にいろんな色が混じってます。左下から右上へかけての斜めの黒い毛の部分、これ、たてがみです。原種だから、こんな風にたてがみがあるんです。初めて見ました。羊って、ケモノなんだなぁって思いました。羊毛洗いはコリデールとロムニーを各100gずつ洗います。予洗いで、60度以上の高い温度の湯に浸けています。１時間漬け込んで、脱水した後、羊毛の重量の10％の液体モノゲンを溶かした洗剤液（羊毛の重量の30倍の湯に溶かします）１時間漬けこみますその後、脱水した後で、コリデールは5％洗剤液で、ふさの先の残っている汚れをつまみ洗い2回すすぎ、脱水。ロムニーは2回すすぎ、脱水。そうやって洗い終わって、ほぐして乾かした羊毛がこちら↓左のちょっとグレーがかったのがロムニー右の真っ白のがコリデールめっちゃほわほわできれい！！！！！しかも、予洗いも１時間漬け込むだけ、本洗いも１時間漬け込むだけ、2度洗いはちょっと手間だけど、それもすぐにできる。今まで、60度の洗剤液に漬け込んで、40度まで下がるまで数時間放置、ってどうなんだぁ〜。って感じです。笑。一晩置くなんて、やっちゃダメ。（これ、しませんよ。だって溶け出た脂が、冷めちゃったら、また羊毛にくっつく感じしたんですもん）工程の作業の中で、いろいろコツがありました。フェルト化する原因や、洗う温度は高いほど脂がすっきり落ちること、洗剤は10％より多く使う必要はないこと、詳しい洗い方はSPINNUTS96号に出ています。これはポンタさんのところで、一冊だけ購入ってできます。洗う前と洗った後の羊毛房（ステイプル）歩留まりはコリデールが81、ロムニーが83でした。歩留まりっていうのは洗う前と洗った後で羊毛の重量が変わるんですが、そのことを言います。つまり、今回のコリデールは19％、ロムニーが17％汚れと脂分だったということになります。これだけを洗って落としたってことなのです。六甲山牧場の羊毛コリデールは洗うと重量が半分になることが多いのですが、これも、ちょっと洗う前後をちゃんと測ったほうがいいなぁ。すっきりきれいに洗うコツ、洗い方の工程の手間など、とても参考になりました。ポンタさんのSPINNUTSのサイトは↓こちらです。SPINNUTS KYOTO
04Jul
- リブログ記事初めての依頼パペット作り顛末記その6
  縄文の手紡ぎ工房アンジェリークの畠山恭子です。縄文時代から使われていた紡ぎ道具のスピンドルを使って羊毛を手紡ぎして作品をつくっています。このブログはその作品制作の工程やノウハウ、作品つくりへの思いなどを綴ったものです。読みにきてくださってありがとうございます。ーーーーーーーーーーーーーーーーーパペット作り顛末記のその6です。目がちゃんとアヒ鶴ちゃんになってきたら、急に喋り始めました。さぁ、お次は、羽根と、尾羽を作って、おへそのバッテンをつけて、中綿入れて〜ってことで、まずは尾羽から作り始めたんです。羽根のパーツは、水フェルトではなくて、フェルトニードルで作りました。結構分厚くて、しっかりしているので、パンチャーも、シャカシャカと、尾羽作ったところで、煮詰まりました。集中力が途切れたんですわ。すると、こいつが、睨みをきかせてる。はよ、作れ〜、とっとと作れ〜、さっさと作れ〜、まだ？まだ？まだ？まだ？まだ？まだ？おへそもまだだぞ〜、脳みそ入ってないし〜、お尻もお腹も贅肉入ってないし〜足、ついてないし〜早くつけろ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜、、、、、、、あぁ、こんなにせっつくヤツだったのかぁ。笑。アヒ鶴、めっちゃ可愛いから、楽しんで作りたいんだけども。時間かけて、楽しんで、作りたいんだけど。なんていうか、フロー状態に入っちゃったみたいで、製作過程がスピードアップしちゃいました。両羽根は、アヒ鶴ちゃんの手。だからいろんなことをできるように、モールの針金を仕込みました。イラストのものよりサイズは大きいのです。パペットで優愛ちゃんとおしゃべりするときに、絶対にこの手で何かするはずだから。写真にはちょっと写っているけれど、手を入れる内袋も縫い付けています。この内袋も型紙なしで縫いました。この時点では、まだ後頭部と胴体は繋がってません。後頭部を丸くするように、頭の後ろの首にあたる部分をニードルで縮めていきます。この頭の後ろと胴体のつなぎ目は縫い付けをします。使っているうちに、中綿がへたって、メンテナンスすることを踏まえて、縫い付けにするんです。羽根付いた〜！尻尾は？ねぇねぇ、尻尾は？足もまだよん！いや、その前に、頭と胴体つなぎましょうね。笑尾っぽ、つけるよろしまぁ、ドヤ顔でどんどん作業を言いつけまする。笑。そうして、完成したのです。アヒ鶴、生まれた〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜！！！！！！！。ポテッとしたお尻。ガニ股のあんよ手を入れるところ。ひっくり返っている姿もなんか笑える。横からのショット丸い後頭部が可愛い。くちばしは結構長め。身長28cm 体重133g7月2日の新月生まれの子です。なんと生みの親の優愛ちゃんも新月生まれなんだそう。びっくり！今回のパペット作り、全くの初めてで、型紙すら起こすことができずに、出たとこ勝負で作り上げました。フェルトのいいところは、サイズを微調整することができること。フェルトに救われたんです。胴体の下の部分も、内袋の内径に合うようにニードルで縮めたのです。縮めることで、アヒ鶴ちゃんのお腹とお尻のポテッとした感じが上手くできました。優愛ちゃんが、この製作過程を残しておきたくて、ブログに書いてくれました。アヒ鶴ちゃんを作らせてもらって、この子が生まれた時から、可愛くって大好きで。今回ちゃんと形になって目の前に出てきて、作ってて、こんなに楽しい仕事はなかったです。可愛くて可愛くて。優愛ちゃん、元保育士さんなので、YouTubeはすご〜〜〜く面白いものができそうな予感がします。立体紙芝居みたいな、NHKの人形劇みたいな舞台ができちゃうかも。この子が優愛ちゃんと喋り出すのがとっても楽しみです。長々と読んでくださってありがとうございました。
03Jul
- 初めての依頼パペット作り顛末記その5
  縄文の手紡ぎ工房アンジェリークの畠山恭子です。縄文時代から使われていた紡ぎ道具のスピンドルを使って羊毛を手紡ぎして作品をつくっています。このブログはその作品制作の工程やノウハウ、作品つくりへの思いなどを綴ったものです。読みにきてくださってありがとうございます。ーーーーーーーーーーーーーーーーーパペット作りも、いよいよアヒ鶴ちゃんの目が出来上がってきました。雰囲気は出てきてるんだけど、なんかちょっと違う。元はこんな子。やっぱりイラストのとおりに、黒い線が欲しい。線をつけると、どんどん似てきた。なんか、エリザベスっぽい気もす、、、ゴホゴホ。え？オバＱ？違、、、、、、ブラシマットの上に、チビアヒ鶴たちがスタンばってるねこの時点で、目は頭にくっついちゃってました。途中経過を連絡したら、目をくっつけてーっていう、リクエスト。あ、しまった、そうだった、アヒ鶴ちゃん、目、くっついてたんだっけ。さて、どうしたもんかなぁ、このまま離れた目は、嫌だなぁ。なんとかならんかなぁ、なんて思いつつ、さぁ、お次はあんよを作り始めたんです。あんよは綿入りにして、ぷっくりさせたい。これも型紙なしで、閃いて作っちゃう。綿は、写真の六甲山牧場の羊毛を入れるの。目は、よーーく見て。ちょっと寄ったでしょう。フェルトニードルで、間を縮めたんです。こんなことができるのが、ニードルのいいところ。でも、瞳の大きさは変わってない。あんよに綿を入れて、瞳も大きくしてみました。あ、これで似てきた似てきた。あの小憎たらしいアヒ鶴ちゃんだ！目が出来上がると、急にドヤ顔で、主張し始めました。続く。
- 初めての依頼パペット作り顛末記その4
  縄文の手紡ぎ工房アンジェリークの畠山恭子です。縄文時代から使われていた紡ぎ道具のスピンドルを使って羊毛を手紡ぎして作品をつくっています。このブログはその作品制作の工程やノウハウ、作品つくりへの思いなどを綴ったものです。読みにきてくださってありがとうございます。ーーーーーーーーーーーーーーーパペット作り顛末記のその4です。アヒ鶴ちゃんの頭と胴体部分は、水フェルトで球体をつくらないといけないということになりました。というか、くちばしを作った後、すぐに頭と胴体に取りかかれたわけではなくてですね。フェルトで球体かぁ、どうやって作ろうかなぁ？（水フェルトっていうのは、チクチク刺していったらフェルトができるフェルトニードルというものが出てくる以前、昔々からフェルトに加工する手法なのです。温かい石鹸液をかけて、表面をビニール袋をはめた手で、擦って摩擦で羊毛の繊維を絡めてフェルト化させる手法のことです）帽子を作るときの平面の型を使って作るやり方もあるし、土台そのものを球体のもので作るやり方もあるなぁ。そんなこんなで迷っていたら、優愛ちゃんからメッセージ。メッセージ来て、焦ったね。あ、しまった！！！！！てな具合に。締め切りを延ばしてもらったので、とうとうお尻に火がつきました。そして、頭のフェルト製作にとりかかったのです。球体の土台に、羊毛を縦横縦横と4層重ねて、温かい石鹸液をスプレーして、ビニール袋を手にはめて、少しづつ擦って摩擦かけて、フェルト化させていきました。水フェルトで作品作りをするときは、一つの作品に丸々1日かかるのです。摩擦でフェルト化させるんだけれど、その作業も結構根気がいる作業なのです。この中身はこんなんでした。これね、エコアンダリアというレーヨン素材の糸で編む夏の帽子の型くずれ防止用に、半球状に新聞紙を丸めて作ったものに、新聞紙を足して、球体にリメイクしたんです。水フェルトの土台にするので、水が染み込まないように、布のガムテープでグルグル巻きにしたのです。（布のガムテ、赤しかなかったから、この色なの）水フェルトのみで仕上げるつもりでなくて、頭や、胴体の表面はフェルトニードルで仕上げをする予定。アヒ鶴ちゃんの頭の中は真っ赤でしたのよん。笑羊毛を4層に重ねても、やっぱり部分的に薄いところが出てくるので、そこはニードルを使って修正していきました。この修正作業がことのほか手間取りました。というのも、水フェルトで作った頭は乾くと、ほわほわ柔らかくて、羊毛の毛羽がすごかったのです。パペットで使うものだから、使っちゃうと、すぐにモケモケになっちゃいます。羊毛フェルトの宿命みたいなもんだけれど、だから、2cmほどの円をずらすようにして、フェルトパンチャーで表面を刺しかためていきました。写真に出ている器具がフェルトパンチャーニードルが5本あるのが見えるかな。これを上下にカシャカシャと動かすと、羊毛がフェルトのシートになっていくのです。フェルトパンチャーを使うときは写真のブラシの台を使うんです。だけど、球体なのです。なかなかに難しい昔はこの四角いブラシ台の他に、小さい丸いのがクロバーさんから出ていたんです。今あるのかと、探したら、なかった。写真の左側の白いスポンジ状のフェルトマットを小さく切って、台にして、使いました。この作業が一番手間取った。パーツを組み合わせてしまうと、できなくなる工程だから、何度も何度もチクチク、カシャカシャでした。胴体も、もう少し大きめのものにしたかったけれど、結局そのまま同じ土台を使って作りました。羊毛フェルトって、濡れている状態だと、延ばしたりできるし、縮めるのもニードルを使えばできるのです。胴体は手を入れる部分と、頭をつける部分と2箇所穴が開くので、こちらの方は修正もしやすくて。手を入れる部分を丸く切り取ったら、そのフェルトシート、ちょうど目を作るのに、ぴったりのサイズだったんです。そうやって、アヒ鶴ちゃんの一番らしい半眼の目が生まれました。頭と胴体の部分が、くちばしの部分で繋がりました。くちばしがつくと、頭のてっぺんの赤い部分も位置が決まります。頭の後ろはまだ繋がっていません。パカっとあいています。目はこんな感じかなぁ？まだ瞼部分もくっつけてない状態で、雰囲気を見ます。瞳はないのに、なんだか表情が出てきた感じ。瞳を入れたら、起きました。立体的なので、このままでもらしいんだけれど、やっぱりアヒ鶴ちゃんは、黒いラインが必要です。続く。
- 初めての依頼パペット作り顛末記その3
  縄文の手紡ぎ工房アンジェリークの畠山恭子です。縄文時代から使われていた紡ぎ道具のスピンドルを使って羊毛を手紡ぎして作品をつくっています。このブログはその作品制作の工程やノウハウ、作品つくりへの思いなどを綴ったものです。読みにきてくださってありがとうございます。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー初めてのパペット作り顛末記その3です動画で、口パクパペットの作り方や構造は理解しました。だけど、そのまま作れるわけでなく。動画や本で紹介されている作り方って基本、布を使うパターンなのです。私が作るのは羊毛フェルトなんだな。↑この子を立体化するんですわ。どんな風になるのか、イメージ画描いてみました。FBで投稿したら、めっちゃ絵うまいって褒められちゃいましたよ。このイメージができたら、形にするのは得意なのです。くちばしの中に手を入れて、パクパクさせて、くちばしは黄色いフェルトで作って〜。頭と胴体、両羽根と、尾羽、足を作ればいいのね。ふむふむ。頭と胴体はフェルトで球体を作らないとダメなんだな。なるほどなるほど。くちばしのところは、手を入れるための筒状の内布を作らないとだめね。型紙なんて、ちょっと作れないなぁ。フェルトの球体かぁ。こりゃ水フェルトで作らないと無理ねぇ。ってなことで、水フェルトで頭と胴体を作ることになりました。その前に、一番最初に作ったのはくちばしです。このくちばしも、型紙を起こしたわけではなくて、勘でフェルトを切って、縫って作りました。上下でくちばしの厚さが違います。このくちばしをどのくらい表に出すのかで大きさが変わってくるんですよ。この後、頭と胴体のフェルトの球体作りへと移ります。続く。
- 初めてのパペット作り顛末記その2
  縄文の手紡ぎ工房アンジェリークの畠山恭子です。縄文時代から使われてきた糸紡ぎの道具で羊毛を紡いで作品作りをしています。初めてのパペット作りの依頼を受けて、簡単にできるんとちゃうかなぁ、なんてかあるく引き受けたその後、脳内製作会議が無理〜〜〜〜〜〜ってなったその後です。100均で、くちばしの土台にしようと思ったミトンはあまりに大きく（ミトンとしては大きいわけじゃないのよ。普通の大きさなの）こりゃ、あかん、くちばしから、全部作らんと無理やわ、ってなったので、パクパクするくちばしを羊毛フェルトのチクチクで作るのはちょっと綺麗に仕上がりそうもないと市販の黄色のフェルトを買ってきました。さて、口パクパペットの作り方かぁ、ちょっと調べてみようか。今は便利ですね。すぐにネットで調べられるわけです。そうしたら、書籍が2冊ばかりでてきました。こういうニッチな手芸本って結構高いわけです。1400円くらいだったかしら。うそやん、2000円やった ^^;作って遊ぼう!ハンド・パペットAmazonう〜〜〜ん、今からパペット作家になるわけでもないし。1体作るだけに、本買うのもなぁ。なんて思ったので、ちょっと見つからないかと、本屋に探しに行きました。ち〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん、、、、、、、、実際に手にとって、中を見たかったんだけれど、本屋には、新刊本だと置いてあるんだけれど、こ〜〜〜〜んなニッチなノウハウ本ってないの！指人形じゃないしなぁ、なんて思案していたら、そうそう、こういう時はYouTubeよ！お料理から、ハンドメイドから、いろんなノウハウは無料でYouTubeで動画アップされているじゃないの探してみたら、ありました！口パクパペットの作り方↑この動画を参考にしてみました。（一編がとっても短いので、いくつも見るのが大変だった）この動画で、口パクパペットの構造を理解してじゃ、作ってみよか〜、となりました。続く。

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