お客様がおっしゃった
数年前に亡くなった愛犬
「最近その愛犬の遺影が笑っていないんです」・・・と
普段カウンセリングではご本人様やご家族、
あるいわ亡くなった方も含めて
人を観させていただくことはあっても、ワンちゃんの
カウンセリングは初めてだった
動物のカウンセリングって出来るのかしら・・・?
不安になりながら、そっとお写真に手を当ててみる
伝わってくる伝わってくる・・・
ワンちゃんのお人柄・・・?犬柄・・・か
自分はオスであること
そしてオスであることに誇りを持っていると
堂々としていて、頼りがいのある
肝が据わった、男らしい性格
人間の男性だったら、皆から頼りにされ
慕われるリーダータイプといったところだ
そのことをお客様にお伝えすると、
「そうなんです、そうなんです。
本当に男らしい性格で、どっしりしていて・・・」
嬉しそうに、満面の笑みでおっしゃった
そのワンちゃんが一体なんで笑っていないのか・・・?
お写真に手を当てて、再び意識を集中する
なるほど
詳しいことはここには書かないが、ワンちゃんが
言っていることは本当にシンプルな事だけど、愛情深く、
飼い主様のご心情を心配している内容だった
お客様にその事をお伝えすると、
「分かります、分かります。何となくそうかな・・・?
と自分でも気がついてはいたのですが・・・」
言葉は通じなくても、ご家族の様子、表情、声のトーンなど、
飼い主様がどんな気持ちなのか、ワンちゃんはしっかりと
観て感じている
そして飼い主様の事を心から心配し、お幸せでいる事を願っている
なんて愛おしい存在なんだろうと、改めて感動させられ、
胸が熱くなった
ワンちゃんに、飼い主様がこれからその事に気をつけて
改善するから大丈夫だよ
心配してくれてありがとう
愛しているよ・・・と伝えた
そして今現在ご家族になっているワンちゃん
こちらのワンちゃんは先代とは全く違った性格で、
臆病で神経質なタイプという雰囲気が伝わってきた
最近不安に感じている事があるようで
それは不安になる事ではないのだが、
言葉で説明できない相手なので、
当の本人にとっては不安要素になってしまっているようだった
「言葉が通じれば良いのにね~。」
お客様と二人、深くため息
動物と話が出来る女性、ハイジさんを
以前テレビで拝見し、
「こんな能力、私にもあったら良いのにな~」
と思った事があった
今回ワンちゃんの気持ちをキャッチすることが
できたのだから、こちらの気持ちも伝えることが
出来るかも?
挑戦してみるか?
今回のカウンセリングを通じ、
改めて動物達も心があること
色々な事を思い、感じ、考えている事
そして亡くなった後でも、こうやってご主人様の
心配をしてくれている心優しい存在であること
動物と接する時は、人間に接するのと変わらず、
敬意を持って接したいと、改めて知らされた
カウンセリングだった
今回も学び多いお仕事をさせていただき
ありがとうございました
最後までお読みくださり
ありがとうございました
心と体の癒し処
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