悲しみを忘れないで/WAVE出版
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臨床心理士であり、心理カウンセラー、心理療法家である諸富祥彦先生が、


東日本大震災ののちに、書かれたご本です。


ですが、自分のことと照らし合わせて、今のわたしにぴったりのやさしいご本でした。



   あなたは自分の気持ちを語っていいのです。

   あなたには、あなただけの

   悲しみや、苦しみがあるのです。

   どうか、自分の気持ちを大切にされてください。



人はなぜ生かされているのか?


自分が生きている意味は?




   どんなときも、人生には意味がある。

 

   自分を必要とする「何か」があり、自分を必要とすう「誰か」が必ずいる。

   そしてその「何か」や「誰か」は、自分に発見され実現されるのを「待っている」

   そして自分にも、その「何か」や「誰か」のために、できることがある。



わたしが、10年前、生きることに絶望した中で、自分に立てた想い。


「誰か」「何か」のために生きること。



    悲しみを忘れずにいること、悲しみを風化させずにいることで、私たちは悲しい出来事がきづかせてくれた、「人生の大切なこと」を胸にとどめておくことができるはずです。



あの時、あの悲しみの中で、自分がそうするしか生きてゆく術がなかったことを、思い出すとき、


今のわたしの原点がそこにあることに気づく。


あの想いは、わたしの問いに対する答えだったろうか・・・



    私たちのもとには

    どんなにつらく悲しいときえも

    「人生からの呼びかけ」が

    送り続けられています。



「人生を問う」状態 から 「人生からの問いに答える」生き方へ。


今のわたしに、呼びかけられていることは何だろう。。