①佐藤優斗
②鈴木尚弥
【第1話】
《唐突》
優斗「ねえ、尚弥。」
尚弥「ん?」
優斗「美術部入ろうかな。」
尚弥「唐突だな。」
優斗「俺にも出来る気がして。」
尚弥「根拠のない自信だな。」
優斗「でもこの学校美術部ないよね。」
尚弥「そうだな。」
優斗「作るか。」
尚弥「また唐突だな。」
五分後。
優斗「俺部長、尚弥副部長で提出するね。」
尚弥(巻き込まれた…。)
《絵心》
優斗「取り敢えず、部室は定番の美術室。」
尚弥「まあ、美術部だからな。」
優斗「画材は借りようか。」
尚弥「ところで優斗。」
優斗「ん?」
尚弥「お前、絵は描いたことあるのか?」
優斗「あー、ないよ?」
尚弥「じゃあ何故作った、美術部を。」
優斗「ノリで。」
尚弥「・・・。」
尚弥「じゃあ、このモチーフ描いてみて。」
りんごとビンとバナナ。
優斗「分かった。」
20分後
優斗「出来た。」
尚弥「俺も出来た。」
優斗「俺、結構自信ある。」
尚弥「ホントかよ。」
優斗「じゃあ、俺から見せるね。じゃん。」
幼稚園生並みの下手さ。
尚弥「誰だー、自信あるって言った奴ー。」
優斗「え。ダメだった?」
尚弥「なんつーか・・・残念すぎる。」
優斗「そんなに言うなら見せてみろよ。」
尚弥「ほいよ。」
優斗「!」
尚弥「どうだ。」
優斗「俺が尚弥に負けるなんて・・・!」
尚弥「その絵で良くそんな事が言えるな。」
優斗「でも練習すればそれくらい出来る。」
尚弥「まあ、確かに。」
優斗「まず俺らは基本から。」
尚弥「今日本屋行って資料買ってくるか。」
優斗「そうだな。」
《落し物》
本屋
優斗「尚弥ー。どれがいいと思う?」
尚弥「人物画はまだ無理だからそっち。」
優斗「だよね。」
尚弥「じゃあ、割り勘で買うか。」
優斗「うん。」
優斗はカバンの中を漁って、財布を探す。
尚弥「どうした?」
優斗「ごめん、財布無くしたみたい。」
尚弥「え。」
優斗「どこ行ったんだろ・・・。」
尚弥「一度学校に戻って探すか?」
優斗「ああ、そうする。」
本屋を出て学校にいく。校門前。
先生「ん?お前らどうした?」
優斗「探し物です。」
先生「そうか。見つかるといいな。」
優斗「はい。」
教室
尚弥「まず、優斗が行った場所を探そう。」
優斗「そうだな。」
尚弥「今日、どこ行った?」
優斗「んー・・・。」
ちょっと時間が経つ
優斗「ごめん、覚えてないや。」
尚弥「駄目だコイツ。」
優斗「でも教室には居た。」
尚弥「当たり前だろ。俺も居たわ。」
優斗「片っ端から探すかー。」
尚弥「たく・・・余計な手間だな。」
30分後
優斗「ないなぁ・・・。」
尚弥「落としたのが学校じゃないのか?」
優斗「んーどうなんだろ。」
尚弥「どうなんだろうって・・・。」
ポケットに手を入れる。
優斗「ん?」
尚弥「どうした?」
優斗「・・・尚弥、許してくれ。」
尚弥「?」
優斗「財布、ポケットの中にありました。」
尚弥/イラッ
【第2話】
《再び》