マイナス9℃の寒い朝でしたが、日中は太陽
が出て来ています🌞
去年と比べたら格段に積雪が少なく、本当に
楽です。
三連休の方は、お出掛けしやすいのではない
でしょうか。(当店は今日明日は営業ですよ)
さて漢方相談の中で、冷えているのに冷えを
感じていない方が、意外と多いです。
その多くの原因として、上半身ののぼせ感が
顕著なため、下半身の冷えに鈍感になってい
るということが挙げられます。
更年期の女性に多く見られますが、店頭では
高齢の方、若年層の方もいらっしゃいます。
のぼせていると、熱証と感じることが少なく
なく、真冬でもアイスクリームやアイスコー
ヒーを常食常飲されていたりします。
しかし実際は、手や足に触れると、氷のよう
に冷たいことが多く、私達もカウンセリング
の際、お客様の訴えだけを鵜呑みにして、
「黄連解毒湯」などを処方してしまったら、
完全に誤治となりますから、十分に注意しな
いといけません。
このように、身体の上部に熱性の症候が現れ
、同時に下部には寒性の症候が現れている、
という病証のことを、漢方用語で「上熱下寒
(じょうねつげかん)」と呼びます。
これらの多くは、寒熱が錯雑し陰陽が失調す
ることによって陽熱の気が上部で盛んになり
、陰寒の気が下部で盛んになることによって
引き起こされる、とされています。
「加味逍遙散」や「温経湯」などといった、
冷えのぼせの処方を使用する方もいらっしゃ
るでしょうが、私は上浮した陽気を元の位置
に戻すことも同時におこないます。
本来の陽気の力を回復させて陰気を制御し、
表裏の交流を回復させる、つまり、冷えと熱
の偏りを取り除いて均一にさせるお手当てを
すれば、一時しのぎの治療は避けられ、良い
体調を維持できるようになります。
そのひとつ「陰陽調和(桂枝加竜骨牡蠣湯)」
は、通陽、営衛調和といった、治療の方向性
を持つ方剤です。
上が熱く下が冷える方、ぜひ当店までご相談
くださいね!


