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心が疲れている時。悩みがある時。自分らしく輝いていきたい時♡ぜひ天使のお部屋にお立ち寄りくださいね。:+.♡

ヒーリング(エンジェル・レムリア・レイキ)/レイキヒーラー養成講座/エンジェルストーンブレス・お守りオルゴナイト/アチューメント/心理カウンセリング

◯亡くなった大切なおじさんと再会したヒプノセラピーのお話し。+°.






こちらは…

スピリチュアルが好きな方むけに設けた…

サロンの中にあります一つのお部屋

“。:+.Angel's room.+:。”になります。

※サロンは道東にあります…♡



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初めて巡り合ってくださった皆さん…

いつも遊びに来てくださる皆さん…

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今からお話しすることは…

社会人になりたての頃の
お話しになります。





仕事中…
私のもとに
一本の電話が入りました。





営業課のおじさんが
私の名前を呼びます。





『かおりちゃんに電話だぞ』
って。





ここからは少し…
高校生の時期の出来事に
さかのぼりたいと思います。













私は高校3年生の時、
心臓血管外科に通ったり
入院していたりで、
秋頃から学校には
行かないことも多く、
3学期はまるまる学校を
お休みをしていました。





もともと
裕福な家庭ではなかったので…
小さな頃から
“高校を卒業したらすぐに働こう”と
心に決めていたのですが、
まさかこんな風になるとは
思ってもいませんでした。






色々な検査をしても
原因がわからず、
病院や整体を
転々としていました。





その中…
ある大きな病院の
神経内科のお医者さんによって
原因が分かることになります。





その診察室で看護師さんが、
『先生は毎日徹夜をして
調べていたんだよ』
という話しをしていたのです。





確かに先生の机の上には、
膨大な資料があり
カルテも分厚いカルテになっていて、
本当に本当に
心の底から感謝したのを
覚えています。





今、こうして…
私の腕が残っているのも、
この神経内科の先生が
いてくださったおかげでした。





高校3年生の後半には
心臓血管外科に入院…
そして手術となり…
就職活動も難しく、
幸い…
勉強を頑張っていたことが功を成し
高校の先生方の計らいで
『成績が良いから
◯◯の事務を紹介してやるよ。
勤めてみないか。』
と言っていただきました。





両親も
『ここならお願いします』
ということで、
ある事務職に就くことになりました。





電話がかかってきたのは
その職場に入社して
少し経過してからでした。













最初の方でも少し触れましたが、
仕事中…
私のもとに
一本の電話が入りました。





営業課のおじさんが
『かおりちゃんに電話だぞ。』
と私の名前を呼びます。





私は仕事の電話だと思い
受話器を取ると、
電話の向こう側からは
懐かしい声が聞こえてきました。





『かおりちゃんか?
俺だよ俺。◯◯◯だよ。』って。





懐かしい声に
すぐに
おじさんの顔が浮かびました。





心臓血管外科で
お友達になったおじさんだ。







心臓血管外科病棟で、
いつも気遣ってくれて、
励ましてくれて、
いっぱいいっぱい話しをして、
夜中に病室を抜け出して
時には看護師さんに
叱られるという…
まるで
修学旅行のようなことをしていた
仲良しのおじさんでした。






心臓血管外科に入院していた時は、
みんな体は悪かったり、
かなり辛い人たちもいたけれど、
まるで修学旅行みたいな時間を
みんなでワイワイ、ガヤガヤ
過ごしていました。





そこで出逢った人達は、
年齢なんて関係なくて
すぐにお友達になりました。






時には笑い、
時には励まし、
時には一緒に悲しさや辛さを
分け合うような仲でした。





そのおじさんは
とっても面白くて優しいおじさんで、
職場では上の立場なんだぞ
といっていたものの、
そんなことも
みんなの中では関係なくて、
みんなすぐに
お友達になっていったのです。





病棟でもみんなを励ましたり、
笑わしてくれたり、
とっても明るい前向きな
おじさんでした。














でも、今日…
電話の向こう側から聞こえる声は、
あの頃のおじさんの声とは
まるっきり違ったのです。





とてもしんどそうで…、
声を出すのも辛そうで…
悲しみに満ちた声が
電話ごしから聞こえてきました。







『俺さ…
もうダメかも
しれないわ…。



長く生きられないかも
しれないわ…。』






悲しみに押しつぶされそうな声が、
電話の向こう側から聞こえる。






『また…
心臓の弁の
手術したんだけどさ、
手術してもダメなんだよ…。



日に日に体力が落ちて、
本当に
悲しくなってくるよ…。



前みたいに
動けないんだよ。』






悲しみで…震える声が
電話の向こう側から聞こえる。






『かおりちゃん…
おじさんもう…
ダメかもな…。』





この最後の言葉が…
今でもずっと
頭に残っています。








視線を感じた私は
顔をあげると
周りの事務員が見ていました。





個人的な電話で職場ではまずい…
と察した私は、
おじさんに謝って、
『また聞くから、
おじさん本当にごめんね』
と言って受話器を置きました。





その後…
私はトイレに駆け込み、
おじさんの今の気持ちが
痛いほど伝わってきて、
トイレで涙が溢れてきました。





私は
何事もなかったかのように
席に戻ったものの、
周りの人はどうしたんだろう…
という雰囲気でした。














それから数日後…
自宅に一本の電話が
かかってきました。





最初は母が出たのですが、
私に電話だということで、
変わりました。






『◯◯◯の妻ですが、
かおりさんですか?



入院していた時から今まで、
本当にお世話になりました。
ありがとうございました。』





そして、
奥さんの言葉は
淡々と続きます。






『実は◯◯◯は、
◯日に病院の帰りに
事故に遭って
亡くなったんです。



本当に今まで
ありがとうございました。』






それを聞いたとたん、
私の頭の中は真っ白になり…、
受話器を持ちながら
泣き崩れてしまいました…。













おじさんが亡くなった日は、
私の職場に
電話をかけてきた日でした。





あの時は、
病院から電話をかけていたことを
奥さんの話しで知ったのです。





そして…
“病院から出た直後に
事故にあい亡くなった”
とのことでした。





私は
頭を殴られたような衝撃を受け、
何も考えられなくなり
頭の中は真っ白になりました。





そして
ただ…ただ…
涙が流れてきました。












パニックになった私は…
その後のことは
全然覚えていません。





おじさんはもしかしたら
助けてもらいたかったかも
しれないのに、
私はおじさんの
最後のSOSに気付けなかったのです…。





私は
亡くなったおじさんに対して、
泣きながら…何度も何度も…
『おじさん…ごめんね…
本当にごめんね…。
あの時もっと話しを聞いていたら
良かったのに、
本当にごめんね…』
と心の中で繰り返していました。





そして…
後悔してもしきれず…、
私の中にはいつまでも…
後悔の念が残り続けました。






『私は…
おじさんの最後のSOSに
気付けなかった…。





あの時…
もう少し話しを聴いていたら…、
おじさんは
亡くならずに
すんでいたかもしれない…。』





自分を責めても責めきれなくて…
それからというもの…
私は何日も…何も…
手がつけられない状態になりました。














私はしばらく
布団から出られなくなり
布団に入ったままで…
何もやる気が起きず
食事もとれなくなりました…。





布団にもぐっていても
大切な仲良しだった
おじさんの顔が浮かび、
涙がとめどなく流れてきました。





仕事はずっと休むわけには
いかないので出勤したものの、
仕事中も上の空で……
時々あのおじさんからの
電話を思い出していました。





その度に
私はいても立ってもいられなくなり、
職場で席を外しては
トイレに行くふりをして、
トイレで泣いていました。





そんな日々がかなり続き、
見るに見かねた母が
『かおりがそんな感じだったら
◯◯◯さん報われないよ…』
と声をかけてきたのです。






心臓血管外科に入院した時、
お医者様や
医療従事者を間近で見てきたり、
入院中に出会った同じ病棟の患者さんや
癌患者さんとの出逢いを通して、
“人のお役に立つことがしたい”
“人をケアするようなお仕事をしたい”
という気持ちになっていたこと、
そして…
おじさんの最後のSOSに
気付けなかったことも重なり、
私は後々、
病院で働く道に進んだり…
心理学を学び始めることになります。














それから何年も…何年も…
月日が流れていきましたが…
後悔の念は
ずっと残り続けていました。






私は…この後悔の念は、
生きている間…
ずっと消えないだろう…
と思っていたのです。






※明日の投稿へ続きます…。+°










最後までお読みいただき…
ありがとうございます。+°.


心からの愛と感謝を込めて。+°.


セラピスト♡KAORI 





今年の美人百花様,3月号に
 掲載していただきました…♡