うちの近くには、野生の鹿が普通にいる。
今年のコロラドは、暖かいとはいえ、お花の季節は終わり、緑だった地面も今は一面茶色。
鹿たちの食べ物が減ってくる季節。
ドアの前に飾っていたパンプキンを家の横のゲート前に置いていたら、鹿がそれを少し食べたようだ。
食べかけの大きなパンプキンの前にどーんと居座っている。
角がないので雌鹿だね。
私が横にいても一歩も動かず。
家の前の空き地に目をやると、あれ
もう一頭デカいのが‼️
彼の名前は「イモト君」。
一本眉毛が特徴で、私の友人が「眉毛がイモト‼️」といったのをきっかけに、私は彼を「イモト君」と呼んでいる。
身体はとても大きく、堂々としたお姿。
イモト君がいるので、パンプキンの前から動かないんだね。
大事なパンプキンを奪われると困ると思っているのだろう。
おとなしいけど、食い意地は張っている鹿。
しばらくして窓から表を見ると、あれ?
さっきの鹿より全然小さな鹿が、パンプキンを貪っていた。
先ほどの鹿は、家の前で落ち葉を咀嚼していた。
あー
そっか。
母親鹿が、子供にパンプキンを食べさせたくて、取られないよう、ずっと座っていたんだね。
。
野生の鹿の母性本能は、人間と同じ。
子供にひもじい思いをさせたくない。
わかるわ〜。
母親は、子供のためなら頑張れる。
子供を守りたいと思うのは、野生の本能。
ご先祖様から受け継いだ命を繋ぐ本能が、私達に備わっている。
とても自然のことなのだ。
大きくなった息子は、家から出ていき、仕事もし、ご飯も自分で食べ、母がしてあげられることは、もうあまりない。
彼らの力を信じ、自分らしく生きて欲しいと願うだけ。
でも、何か助けが必要なら飛んでいくぜ‼️ といつも思っている。
人間の母の愛も、鹿にも負けず劣らず深いのよ🥰。
いつもみんなの幸せを祈ってるよ❣️
今日も読んでくださってありがとうございます😊。