ずっとずっと思ってきたこと。
同じ学校や土地にいる人は、その近いコミュニティの中で私のことを知ることができる。
例えば、もし、もし私が死んでしまったら、近くにいる人達は、私が望もうが望むまいが、好きだろうが嫌いだろうが、その事実を知ることができる。
でも、すごく大事だけれど、直接毎日関わることのできない人は、もし私がそうなってしまったとき、何も知らされず何も知ることができず、お互いすごく大事だったとしても、何も出来なくなってしまう。
例えば、SNSで繋がっている人だとか。
SNS上の関係なんて、連絡を取らなくなればそのままパッタリ、なんてこともざらで、でもそれだけではなくて。
本当はそれでしか繋がれない距離にいるだけで、近くにいる人達より大事だったりもするのです。
私が死んだとき、そのとき悲しんでくれることもない、それを知ることもなく生きるのかもしれない。
仕方ないことだけど、すごく寂しくて悲しいことだと、ずっとずっと思っていたのです。
大事な人を大事にできることに、距離が悩ましく邪魔をするのが、すごくもどかしい。
