こんにちは
あなたの未来を笑顔にするお手伝い、
占い師・講師の杏純(アンジュ)・ケイトです。
今日3月31日は壬戌(みずのえいぬ)、
日盤は二黒です。
1889年、エッフェル塔の落成式が行われたのがこの日です。
エッフェル塔は、フランス革命100周年を記念して、同年にパリで行われた第4回万国博覧会に合わせて建設されました。
建設は万博に間に合わせるため、2年2ヶ月という驚異的な速さで行われましたが、徹底した安全管理で、1人の死者も出さなかったそうです。
エッフェル塔の名は、塔の設計及び建設者である
ギュスターヴ・エッフェルに由来する。
エッフェル塔は今でこそパリのシンボルで、
お土産物の意匠なども考えるとなくてはならないものですが、
エッフェル塔は建設当時その奇抜な外観から批判を受け、
特に芸術家からの批判が多かったそうです。
できた当時は
「首都の真ただ中に、無用にして醜悪なるエッフェル塔」、
「フランスの芸術と歴史の名において、あらん限りの力と憤りを込め、ここに抗議するもの」
と芸術家たちから抗議されたそうです。
反対派の文学者の1人モーパッサンは、
エッフェル塔1階のレストランによく通いましたが、
その理由として「ここがパリの中で、いまいましいエッフェル塔を見なくてすむ唯一の場所だから」と言っていたそうです。
ここから、「エッフェル塔の嫌いなやつは、エッフェル塔に行け」ということわざも生まれた、ともあります。
芸術家なんて、既存のものを壊すのが仕事と思うのですが
案外違うんですね。
でも「結局しょっちゅうエッフェル塔行ってたんかい!」
と突っ込みを入れたくなるのが関西人です。
新しいルーヴル美術館の建物であるルーヴル・ピラミッドも
醜悪と言われましたが、今では溶け込んでますもんね。
本当に新しい事や物を作るというのは、
斬新なアイデアを出すというのも大事ですが、
今の状況を良しとしている人々に対して「NO」を出し続け、
やり遂げ、やった後も自分の正しさを表明し続けないといけないか、といういいお手本ですね。
あのエッフェル塔ですらそれだけの反発を受けてたんですから、
一般人が「新しい事やりま~す」と言ったところで周りにボロカスに言われても仕方ないですね。
日本では今日は年度末、明日から新しい年度が始まり
今日と明日では社会的身分が変わる人も沢山いますよね。
(学生から社会人とか、役職が上がる人とか退職される方とか)
そんなわけで、今日と明日のあなたは別人、と思って
何か新しい事を始めてみるのはいかがでしょうか?
とにかく始めてみなければ何も変わりませんよ。
「物事を始めれば、全体の半分まで終わったのと同じである。」
というそうです。
始めてしまえば、それが普通の日常になるのです。
エッフェル塔みたいにね。
今日も読んでくださって本当にありがとうございました。
あなたの心に優しく寄り添います
杏純(アンジュ)・ケイト