サントリーホールでオルガンZANMAI!
『オルガン×エリザベート』
パイプオルガンで聴くエリザベートに、浦井健治さんと花總まりさんの朗読。
パイプオルガンの音は人の歌声みたいに聴こえて、エリザベートの楽曲そのものを感じられた気がしました。
曲と曲の間を朗読で繋げる。
朗読と共に、場面が甦る。
浦井健治さんは、ナレーション、トート、ルドルフ、フランツ、ルキーニを声で演じ分けていました。
本来、朗読には向いていない音楽ホールなのですが(残響が長くて言葉が流れやすい)、
浦井健治さんも、花總まりさんも、聞き取りやすいスピードで多彩な声の表現をされていて、さすがでした!
これはエリザベートファンにとって、お宝演奏会!
1回きりのコンサートでなければ、おすすめしまくりたいコンサート。
せっかくのお二人なのに歌がないことが残念ですが。
アフタートークでは浦井さんがまさかの司会で、本編の余韻を台無しにされるほど、脱線して、とっ散らかって、大笑いさせられて…の天然っぷりでしたが、優雅にさらっとかわされた花總さんが、これまたさすがでした。
客席にマテ・カマラスさんがいらっしゃって思いがけずお会いできました。