8時に学校が始まり
11時には下校のユウタロウ
入学を迎えるまでの出来事の数々
この中での個展開催から
重なる私たちの不在
きっと彼是心配してたら
心配することしかやって来なかった
でも気にかけてなかったし
気にかける余裕がない以上に
ただ子どもたちを信じられた
そして
“今” に全力投球、全集中
するとね、すべてうまくまわる
このタイミングで
彼是初の試みだったとしても
ユウタロウの◯を
出したことは信じる
夕御飯の材料を買いに行く後姿
私だけじゃ無理なことは、頼る
帰宅はご近所様が出迎えてくれる
ユウタロウは
ご飯食べて直ぐに行こう!と
急かす程気に入った児童館
私にとって都合良すぎるおねがい
今夕迎えに行くと放った第一声
チエちゃんの言うことは間違いないな
めっちゃ楽しい
昔経験した児童館の記憶だけを頼りに
その場の状況は何も知らず…
児童館は楽しいよ!
悠太郎も気にいるはず!
と…だけ言ってたら
その通りの答えが返ってきた
そしてもう一つ
「誰かと遊んだ?」の返答に
「ひとりで遊んだ!」と即答
迎えに行ったとき
たくさんの子たちがいる中で
群れて遊ぶことがなく
ひとりの世界で没頭しきってた
私はそれを嬉しく
感じた私がいた
群れの中でも
自分の世界を楽しみ
探究できる
自分の中で楽しいを
見いだせるからこそ
外に求める必要がない
やっぱりヤスくんに似てる…
悠太郎の状況を伝えると
ヤスくんは言いました
今この個展会場に立てるのは
悠太郎のお陰しかない
知ってる友達が誰もいない小学校で
入学前のドキドキする
気持ちを聴いてたヤスくん
それでも飛び込んだ瞬間から
ユウタロウはガラリと変化
毎日楽しい!の連呼
トライしたことで
不安のドキドキは
楽しいワクワクに早変わり
ユウタロウができるなら
次はパパの番やな!と
肚が坐ったそう。
・群れるの苦手
・人付き合い苦手
・会話するの苦手
そんな風に感じてた人に
準備した個展
個展を決めてきた当初、
僕の作品でも
千恵子が創る個展やから
僕は行かんよ
ホンマに頑固だった…笑
そう言ってたんです。
私にすれば苦手や嫌いは
怖れからくる逃げの言い訳
だから場を与えて経験するに限る
自分に対しても常にこのスタンス
初日を終えたヤスくんの
言霊の数々は喜びに溢れてた
チエちゃんの言うことは
間違いないな、めっちゃ楽しい
ヤスくんの魂から聴こえてきた言葉
悠太郎の素直さが
ヤスくんの中に宿り
ヤスくんが動いたからこそ
悠太郎の一歩がある
私は悠太郎に関わるように
ヤスくんと交わり
やすくんに伝えるように
悠太郎と会話する
この感覚で我が家の
オトコたちと接すると
面白いほどの相乗効果あり
一人ひとりが大人子供として
判断するより対等に接してゆく
それがわたしの愛であり
これがわたしの答え合わせ