遡ること3月末。
生まれた時からずっと
カットさせてもらってた彼は
今年高校卒業を迎えた。
18年の歳月はあっという間。
大学で上京する前に
初めてふたりで食事。
お母さんに抱かれてた時期
お母さんにくっついてた時期
一人でカット来るようになるまで
その変化をずっと見守らせてくれたもの。
正直、血が繋がってなくても
感覚は息子のようでね。
不安と期待を膨らませながら
大学生活と共に
一人暮らしをスタート。
夏休み中に帰省し
今回は人生初カラーにも挑戦。
この数ヶ月の出来事
感じたこと、、
想ったこと、、
たくさん語ってくれた。
何より嬉しかったのは
彼が少年からオトコに
変化したと感じれたこと。
彼を通して…想う。
子離れ、親離れの大切さ。
手放し 離れたことで
互いの存在の大きさや
甘えられる有難さを知れる。
環境が変わることで
新しい世界を知れる。
不安はまだあっても
自分で立とうとする志が
人を成長させるね。
私にアドバイスを求める
純粋さもスキ。
肉体は大人に近づいてても
話してると無邪気な心と笑顔。
変わらない素直なトーク。
たまらなく嬉しかったよ。
どんどん好きなことしておいで。
やりたいように生きといで。
人生は自分自身で
切り開いてゆくもの。
辛いときには弱音吐いて吐きだして
スッキリしたらまた進めばいい。
嬉しいときには
身体中で表現しまくって
人生を楽しみきるといい。
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ＡＮＧＥＬＩＣに来る子どもたち。
我が子に語りかけるように
貴方のことを知りたいと
いろいろ質問して心をノックする。
いっぱい聴いて欲しいんだよね。
ポロリ…ポツリと吐いてくれる本音に
いつも私は寄り添うだけ。
ただそれしかできないけど
吐くことで楽になればいい。
成長してゆく子どもたちの
クッション材になれたらいい。
想いや本音をきいてると
親に言えないこと、
誰にも相談できないこと、
伝えたい人に伝えたくても
勇気が出なくて伝えられないこと。
如何したらいいか分からないこと
みんな、少なからずあるんだよね。
私もそうだったから
理解できるし寄り添える。
親子でいらしてくれてても
親に伝えない秘密は結構ある。
でもいいんだな。
私に言えるってことは
いつか本音と向き合える。
そう信じてあげられる私がいる。
いろんな選択の中で
どんなに迷って
どんなに流されて
どんなに逃げようが
その一瞬一瞬
やりたいようにやればいいと思う。
その繰り返しで
いつか自分の想いに素直に
一歩踏み出せたとき
その経験が次に繋げてくれる。
誰のいいなりにもならず
誰にも遠慮せず
世界は自分で創造できる。
私はそれを信じて
彼らたちに触れるだけ
私を信頼して
愛する我が子を委ねてくれる
お父さん、お母さん
ありがとう