カナンファーム3日目の朝。
朝陽を浴びに行こうと思ったら
ハナも起きちゃった。
いっしょに海へ行って
砂浜で遊んだよ。
海が怖いと恐れてるハナ。
抱っこして少しずつ近づいてったよ。
私が足をつけて
キモチいいことを表現したら
いっしょに足をつけられた！
服を脱ぐと言いだした。
波打ち際で座って
いっしょに海を感じてみる。
最初は足を離さなかったのがね。
片手が離れ
両手が離れて遊びだした。
そーっと横にズレると
ひとりで海の中に立ったよ。
なんで怖いと言ってたのかは不明。
だけど今回の旅で
海の恐れを克服した。
怖くない、楽しい！
そう感じられたら
つい昨日まで拒否してたハナは
何処にもいなくなり
沖へ沖へ行こうと合図する。
颯爽と歩く姿がたくましかったよ。
自身満々のハナ。
貴女が海を受け入れてくれたことで
私の中の何かがまたひとつ変化した。
アナタはワタシ。
ワタシはアナタ。
ハナの意志表現があまりに
美しくて
可愛くて
愛おしくて
イジワルばかりしちゃう。
でもね、ハナはどんな私でも
私を求めてくれる。
頼ってくれる。
私を選んでくれてありがとう。