今週もスタート致しました。皆さん、
元気に頑張って行きましょう。
さて、前回の続きのお話を致します。
腰部脊柱管狭窄症として印象に残って
いる方のお話をしたいと思います。
その方は、男性・昭和6年生・鹿児島
出身・戦争時は、「特攻隊」所属であり、
終戦日の翌日に飛び立つ筈の方でした。
最初、奥様に連れて来られ、来院された
印象は、斜に構えてしまい、とても気難し
そうな方だな~と言う印象でしたが、
問診を進めて行くと、過去に整体院に
かかられ、毎回、高い実費を取られ、
一向に改善されなかった経緯があり、
その為に病院意外には、とても懐疑的で
あった様です。(その整体院には、1年以上
通われたそうです)
詳しい事は、割愛させて頂く物もありますが、
ご了承下さいませ。
既往歴:変形性腰椎症・坐骨神経痛・
変形性膝関節症、他
現病歴:腰部脊柱管狭窄症・糖尿病・
高血圧、他
掛かり付け病院は、慶応病院・東京女子医大
でした。
主訴は、腰部を起因とする物(詳細は略します)
でしたが、それでも1日に5000~6000歩は、
歩く様にしているとの事でした。腰部脊柱管
狭窄症の症状である間歇歩行の為、休み休み
ゆっくりとしたお散歩をされている様でした。
当院へ来られ始め、1年ぐらい毎日の日課の
様に来院されていて、症状的にも大分改善傾向
が見られました。
1年の間に、1日の歩行も、15000歩以上歩ける
様になっておられました。
私の方でも、各種の物理療法に加え、
指圧マッサージ、運動機能改善目的でのAKA
(関節運動学アプローチ)、トリガーポイント
に対しての鍼治療や灸頭鍼、通電鍼、操体法、
その他色々と組み合わせた施術をしておりました。
筋スパズムに対して主眼を置いた施術を
行なっていました。腰部~下肢にかけての
治療範囲とし、多少の筋トレ的な指導もして
おりました。
第一印象の「気難しそうな方」は、1度
信頼関係を構築出来れば、逆にとても
努力家へと変わりました。
(本文が長くなり、保存出来なかったので、
続きます)