麻酔とアネスアルファの両立日記 -16ページ目

麻酔とアネスアルファの両立日記

麻酔科医紹介会社を運営している、麻酔科医の日々の雑談

収縮期血圧は中枢よりも末梢の方が高い


脊髄は、1本の前脊髄動脈と2本の後脊髄動脈から血流を受ける。

前脊髄動脈は脊髄横断面の腹側2/3、後脊髄動脈は背側1/3の血行を支配する。

血流は頭側から尾側へと一方向ではなく部位によっては尾側から頭側へ向かう。

大前根動脈(Adamkiewicz動脈)は典型的にはヘアピンカーブを描き、腰部脊髄膨大部を養い75%は第9-12胸椎レベルにあり左側の前根動脈由来が多い。


体温10℃の変化によるCMRO2の変化率をQ10といい、成人では37℃から27℃への変化で2-3倍と報告されている。

脳波の電気的活動は体温とともに低下し20~22℃で平坦となる。


脊髄虚血のリスク

動脈瘤の距離が長い

緊急手術

術中低血圧

人工血管置換術

破裂性動脈瘤

解離性動脈瘤

長い動脈遮断時間

分岐動脈再建不良

腹部同薬を含む遠位側の動脈瘤手術の既往

重度の末梢血管病変

貧血


DICの病型分類 (金沢大学の血液内科のサイトのお役立ち情報 のところがわかりやすく解説されてます)

TAT(トロンビン-アンチトロンビン複合体)

TATが正常であればDICは否定できる(TATはDICでは必ず上がる)


PIC(プラスミン-α2プラスミンインヒビター複合体)

線溶系の活性化を評価するマーカー


凝固優位型 (敗血症など)

PICは微増

D-dimerは微増

PAI(プラスミノゲンアクチベーターインヒビター)は著増


線溶優位型(腹部大動脈瘤、APLなど)

PICは著増

D-dimerは著増

PAIは微増


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