前回の続きです。



あと2回。



今度はさっきより短い、20センチくらいの綿棒を喉の奥に入れてグリグリグリグリとこれも10回。



結果的に言うと、本人いわくこれが1番痛かったらしいです・・・

またぎゃーーーー!!っと泣いて、



3回目。



これもまた20センチくらいの綿棒を10センチくらい鼻の穴へ。

そしてそーーっとグリグリ・・・


まあこれもだいぶイヤだったらしいですが、泣かずに終わりました。


「15分で結果が出ますので。がんばったね、えらかったね」


と言ってもらい、パパの待つ車へ。



もう、泣いてもいいんだよ、と言うとうえええええーーーーん!!と大泣きでした。

えらいね、がんばったね。。。


車に戻り、15分後にわたしだけ結果を聞きに行ったのですが、その間中、子が



「おかあさん、だいじょうぶかなあ。

 すごくこわいんだよ、あそこ・・・・」



と言っていたらしいです。

白装束の人、消毒のにおい、長い綿棒・・・。めちゃくちゃ怖かったんでしょうね。







この時点ではインフルエンザと新型コロナの抗原検査結果は陰性。

前回書きましたが、翌日出た新型コロナのPCR検査結果も陰性でした。


唯一はっきりと陽性が出たのは




アデノウィルス


通称、プール熱!!




ふつう、プール熱は夏に流行りますが、どういうわけか今年は今の時期も流行っているらしい、とのこと。

非常に感染力の強いウイルスで、薬はありません。目と、お腹が痛くなることがあり、熱が上がったり下がったり、を4日間ほど繰り返すそうです。



たしかに、熱が高いときに


おなかがいたい、

めがいたい、


と、泣いてましたが、3歳だし、下痢もしてないし、目もさほど充血しているようにも見えなかったので、なにか違うことを訴えているのだと母は思ってたよガーン

ごめん、言葉そのままの意味だったのね。



座薬の解熱剤を処方してもらい、帰路へ。疲れたのか、子は車で眠ってしまい、居間のソファでそのまま明け方まで眠りました。


鼻が詰まって苦しそうだったのでソファで頭を高くして寝かせたのですが、わりと快適に眠れたよう。





熱が上がったり、下がったり、座薬を使っても40度の熱が38度くらいになる程度で、火曜の夕方から木曜の朝までその状態が続きました。

熱が上がるとぐったりし、熱が下がると(38度台でしたが)ちょっと元気になり、の繰り返しで、夜中もその調子なのでわたしもしんどかった。。。



機嫌もものすごく悪く、ウイルスのせいなのかたまたまそういう時期がかぶったのか、イヤイヤもすごくて困りました。



座薬も氷枕(冷凍庫で冷やして使うジェル状のやつ)も水分も食べ物も歯磨きもぜんぶ全力でイヤっっ!!!

・・・座薬がイヤなのはわかるけど。


熱が出てから3日間くらいは牛乳とプリンとゼリーとバナナ豆乳とイチゴミルクで生きてました。

まあまあカロリーと滋養のあるものが口にできてよかったけど。前回の発熱のときはコンニャクしか食べなくて困ってたので。

(小児科の先生に「もっと栄養のある物を食べさせて、水分はこまめに」と言われたけど、難しかった)



牛乳以外は具合の悪いときしか口にしない物ばかりなので、今うちの冷蔵庫の上から2段目がプリンとゼリーとバナナ豆乳とイチゴミルクでいっぱいです。

賞味期限内に消費できるだろうか。



なんにせよ、回復してよかったです。



今、熱が出たらいつもの病院には行けない可能性が高いこと、とにかく市町村に電話して指示を仰ぐのがよいこと、というのが勉強になりました。



子を持つ親御さんだけでなく、ひとり暮らしで発熱が心配な方、持病のある方(わたしも喘息もち)は、迷わず電話!が最善と思います。



子のPCR検査、再び。おわり。