パートナーのお母さんが飼っていた老犬わんこのハーブ君🌿
今年19歳の長老で、獣医さん曰く「奇跡の老犬」内臓疾患なし、心臓も良好
19歳とは思えない筋肉量と食欲で何とか生きながらえていた。
ちょうど2年くらい前になるのか…
パートナーのお母さんの痴呆がすすんでしまいシェアハウスへ入居することになって
わんこの行き場がなくなり、当時里親へ出す話が出たのだが
「私が面倒見るから!」と言い切って引き取ってしまった。
引き取った時はかなりの老犬っぷりで、トボトボ歩くしご飯も食べないし
正直そんなに持たないだろう。。。と思いながら引き取ったのだが
飼い主が若返ったからか走るようになり(!!)餌ボケなのかごはんもバクバク喰らう🐶
何ともたくましく嘘のように生き返ったのでした。
ハーブは飼い主のお母さん同様に痴呆も入ってるので突如興奮状態になって徘徊したり
不安から錯乱状態になって昼夜問わず吠えて止まらなくなったりとなかなかの手の掛かりっぷり。
抱っこをされるのも嫌がるしやたら触られるのも気に障る感じで、なかなか懐かなかったけど
夜中になだめたり、吠えれば💩かもと何時でも散歩に行ったり、酔っ払って一緒に床で寝たり
そんなこんなで私に気を許してくれて来てた。
ここ数ヶ月で年齢相当に足腰が弱って来たな、、とアスファルトの散歩は辞めて
今年ぐらいからは、お庭で気持ち良さげにアーシングタイムしたり💩したりと日常を過ごして来た。
しかし約3ヶ月前にパートナーとの別離の話が出て
ここ最近でようやく新しい住居が決まり、引越し日も決まり
先の見通しがついて来たところでハーブが見る見る弱って来てしまった。
先週の金曜日
私が腹を立てて家出した翌朝、パートナーから
「ハーブが立てないから様子を見てほしい」とLINEが入り、急ぎ帰宅すると
たった一晩でハーブは目をうっすらと開けたまま動かず、食事も水も取らなくなってしまっていた。
私は自分のせいだと思った。
涙が止まらなくて号泣してハーブに謝って謝って縋った。
『もうそろそろ逝くかもしれない』とパートナーにLINEしたらすぐに帰って来た。
吸飲みで水を飲ませたりしながら
ハーブの耳元でパートナーが
「ハーブ…ハーブ」
そして続いて
「ケンタッキー…ケンタッキー…」
寝たきりのハーブが「ギャン!ウウーーーギャンギャン!!」
おおおお、、おいおい、、マジかよ
nutanさんのアドバイスでちゅ〜るを口に入れたら
ぱく…ぱくぱく…バクバクバクバクーーーースンゴイ食べる!
そこから付きっきりで数日間過ごして来たけれど食欲がとにかく凄くて
寝たきりのまま暴れる、動く、移動する、吠えるを繰り返し
昨日は何と自ら立ち上がった!!! まあ、すぐに倒れちゃうけど。
全く大人しくはないので、なかなかの大変な介護状態が続いてます。
今日は大量のうんこ💩を放出し、立ってられないけど立とうと暴れるから
危うく身体中うんこまみれになりそうになりながら(私の手は💩に塗れたが)
落ち着いたのか寝てくれたので、一旦出勤。
朝礼後に急ぎ帰宅すると、リビングからキッチンまで移動してた!!!
起きて歩いて転んでを繰り返したのであろう。。。
すごい、、凄すぎる😭
歩きたい!という意欲がハーブをここまで突き動かすのだろうか?
立って歩くことしか考えていないんだね、きっと。
そこに全神経を集中してるのか…凄いよハーブ。
感動と、、なんか何とも言えぬ感情で涙が出た。
こんな可愛い風貌なのになんて言う闘志なんだ。
「ハーブは今日凄く頑張ったよ!ちょっと休もうよ」抱っこして話しかけた。
よほど疲れたのだろう、そこからぐっすり。
だから夜中に起きるかもしれない。 いや、起きるだろう。
今のうちにお風呂に入ってこなきゃ🛁💨