アネモネとかたつむり

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うちの近所にある学校(シニアスクール)には、小さな劇場があり月に1回、夜の映画会を開いています。夫の誕生日プレゼントととして1年分の映画会(Film Club)のチケットをあげたのですが、「代わりに行ってきていいよ」と言われたのでお言葉に甘えていってきました。暗いテーマが多いこの映画会、今回のテーマもこれまた重い「難民」でした。今回観たのは昨年公開され、ベルリン国際映画祭で金熊賞をとった「Fire at Sea」、ドキュメンタリーです。

 

詳しい内容はさておき、本当に考えさせられる映画でした。これまでニュースで見聞きし、そのたびに心が痛みはしても、日々の生活を営む中で、彼らの悲しみを到底実感してはいませんでした。小さなボートにぎっしりと乗り込む人々の表情には、不安と悲しみが詰まっていて、その姿を映画として見ている自分がなんとも罰当たりのようでとても複雑な気持ちでした。難民のボートが着く素朴な島の人々の日常と、過酷な難民の苦しみと、救助艇の仕事に携わる人々それぞれの現実の差が悲しすぎて、「傍観者じゃいけない」「知らないでは済まされない」と心から思いました。