妙なタイトルを付けてしまいましたが
真珠ネックレスの展示会があり
(行きつけ呉服屋さんで
色々なイベントがあるのです)
「糸と金具を無料で替えてくれるので持って来たら良いですよー」っと担当者さん
購入した 着物も仕立て上がり
取りに行きがてら お言葉に甘えて持って行った
それが こちら
ごく普通の真珠ネックレス
お嫁に行く時に持たせてくれるのが一般的だそうだが 母は 着物好きのせいか
和装喪服 黒留袖 訪問着 小紋を持たせてくれた
しかしながら 葬儀参列は洋服の喪服
そして首には真珠ネックレス
このご時世 親の葬儀でも洋服OKらしい
参列者の皆さんは真珠ネックレスをしていて
自分は持っていなくて
身に付けるのはミセスの嗜みと思い込み
(友人は真珠は嫌いだから
何も付けないそうです)
肩身の狭い思い
そして 確か10年くらい前に
母がコレを使いなさいと 譲ってくれた
(画像の品)
おおお〜 やったー ラッキー🤞
それからは コレを付けて葬儀に参列
もう首は寂しくないな 
春には 二女が初めて友人の結婚式お呼ばれ
その時も パールのネックレス 貸してあげる
と 付けてあげた
使用後はちゃんと拭いて ケースに仕舞う
真珠のネックレスは数年毎に糸交換が必要なのは知っていたが きっかけがないとなかなか出来ないので 良い機会だと
意気揚々と持って行く
真珠の業者さん 関西人男性A と女性B
そして いつもの呉服屋 私の担当者の女性C
なんと Aさん Cさんと私は同じ歳だった
そして 私を含む この4人共が
学生時代軟式テニス部だった 
なんと言う偶然だろう
アニメ エースを狙えの話やら
前衛 後衛 の話で 盛り上がる
そして
本題に
テーブルの上に 真珠ネックレスを出す
すると 其れを見て 瞬時に Bさん
「あらら〜
コレ〜
偽物ですよ〜〜〜❗️❗️❗️」
が〜〜〜ん 
今の今まで本物だと思い込んでいた
と 言うか 偽物とは思いもせず
後生大事に扱い 疑う事もなく
知らぬが仏とは こう言うこと
しかしながら 母ちゃん認知症 
本物か偽物かを見分ける方法を教わった
真珠同士を擦り合わせる
コレで一発でわかります
真珠は天然の物なので(養殖だが)
表面はゴツゴツしてるのです
人工的に作られたのは ツルッツル
そして綺麗な丸
色味も違います
真ん中の2粒は本物
全く買う気は無かったのですが
買っちまったよ！
鑑定書付きのね ！
45歳以上の購入者が多いらしい
そして グレーのパールを選ぶ人が多い
私は首が細く
良い位置にならないのが悩みだったが
飾りクリップで簡単に長さ調整出来
クリップを真後ろに持っていくと葬儀用になり
普段使いも出来る素敵なのにした
母は一体 どう言われて 何処で買ったのか？
偽物と知った上でなら良いが 
呉服屋担当者のCさんと一緒に帰る道中
聞いてみた
「本物と思って偽物持って来た人って
Cさんのお客さんで今まで居た？」
「いや 居ないわーlufuさん だけだわー」
大爆
帰宅すると
タイミング良く 母ちゃんから電話📞来た
真珠の件の突っ込みを入れてみた
すると
「 んなの 渡してたっけ〜？
アハハ〜 どこで買ったんだべ？
忘れったわ〜！
新しいの買ったんなら
要らないなら返して〜
お母ちゃんが付けたら
本物に見えるから〜！」
認知症だもんね 