結婚準備の相談ができる唯一のブライダルエステサロン
あねごこと飯塚美由紀です。
何度もうっ滞を繰り返すようになったうちのうさぎ。
2022年の2月ごろのうっ滞の際は
痛み止めが5時間くらいで完全に切れるのが解って
舌下用にと針無しで痛み止めは貰っていたものの、
嫌がってなかなか舌下であげにくいことや
上手く舌下に投与できたにしても
ダイレクトに消化器代謝じゃないにしても
確実に皮下注射で痛みをコントロールさせるのとは代謝経路も違うし、
実際に痛みコントロールの時間が全然違ったんです。
一日に何度も病院に連れてこれない事や
休診日の時の痛みコントロールが難しい事、
何よりもうちのうさぎは痛みに非常に弱い子だったので
うっ滞で死んじゃうよりも
うっ滞の回復期の胃腸が動き出した痛みに耐えられず
自分で心臓を止めたら元も子も無くて、懸念していたんです。
懇願してレクチャーしてもらったのち、
痛み止めの注射を処方してもらい
私の方で投与してもOKと処方してもらえることになりました。
※ この時主治医の中澤先生が休診日だったので
別の先生の前で実際にもなかに注射させて頂き、
基本は注射針の付いた状態では出せないそうですが
『扱いに慣れ過ぎですね』、的にＯＫを頂きました。
昔、途中まで看護学校に行っていたので、注射の恐怖心は少ないんです。
動物の血管だと細いし怖いですが皮下注射なら難しくないです。
躊躇なく1分かからず声掛けしながらサラッと打っちゃうので、
打たれるもなかもビビりません。
何なら皮膚が硬くならないように打つ場所もずらしながら打っています。
今の仕事も人体とか病気とか多少勉強をしている職業なのでそこは感謝です。
針は必ず病院に持ってきてください、とは言われました。
本来は出せないものであることや
ヤクチュウって間違われて警察来ちゃうかもですし、苦笑
ココだけは力強く言われました。
そのあたりは勿論です。
自宅で痛みコントロールをが出来るようになってからは
本当に快適そうで、体重も1・7ｋｇを超えるようになったり
うっ滞の期間も一週間かかっていたのが、
4~5日位でほぼ完治するようになりました。
痛みのレベルも、もなかの方でちゃんと表現してくれるようになったんです。
うっ滞になりかけても、自分で治せそうなときは
牧草を食べまくって治してくれることもあったり
軽い痛みは我慢してやる過ごすことも出来たようで、
ちゃんと表現して教えてくれるようになっていました。
本当に賢い仔でした。
その3ヶ月半後の2022年の6月にちょっと重いうっ滞になった時、
病院のＨＰを見たら中澤先生の名前がない、、、、。
どうしよう、、、。
でも、今回は病院に行くべきうっ滞だし、
カルテがあるから同じ薬は処方してもらえるだろうけど
中澤先生がいらっしゃらないから不安だな、、と。
一応病院で今までのお薬は処方してもらったのですが
何よりももなかが落ち着かないんですよね。
そして、若干飼い主の思いと病院の先生の思いがズレているんですよね。
8歳まで病院とは無縁で一頭飼いだったし、去勢もしてないうちのうさぎ。
※ これは無知だったなと反省しています。
この時点で11歳ちょうどで充分大往生ってわかっているので
私達飼い主は対症療法でうさぎなりのＱＯＬを高めたいだけなんですよね。
乱暴な言い回しですが、痛み止めの使い過ぎで
もしも臓器がやられてもしも亡くなっても
ＱＯＬ的にはまぁ仕方ないかなって思っています。
通常人間の末期がんでも
最期は呼吸中枢やられるけど塩酸モルヒネ使うじゃないですか？
同じようにリスクは解っていても
人間でも最期って疼痛ケアを優先させると思うんです。
うちのうさぎは中澤先生に都度都度相談して教わったりしながら
薬の使い方も私が様子を見てるので、
3ヶ月に一度、3日~4日程度(一回のうっ滞で通院含めMAX6本程度）の痛み止めなので
薬を乱用してるわけじゃないし、
10歳超えてうさぎの肝臓・腎臓の負担って言われても
5~9年の一般的な寿命って言われているうさぎさんの中
10歳超えてるうさぎなんて10%いるかどうからしいですし
うちの仔は痛みに弱いので、体力落ちて痛かったらそれこそ自分で心臓止めるかもだから
飼い主の自己満カモしれないけど、同じ死んじゃうのなら疼痛ケアを優先したいし、
この年齢なので内臓疾患からのうっ滞を疑いopeなどの積極的は避けて
内弁慶な性格なので家庭でしっかりケアしたいので、
基本は通院の対症療法を希望していました。
中澤先生ではない先生がやってあげたい治療と、
飼い主がペットを見た上で施したい治療が
ちょっとズレているんですよね、、、。
うちのお越しいただいていた、7名くらいの
動物病院の獣医であるお客様の話を聞いても
判断基準を持った飼い主が少ないらしいので、
飼い主が何もかもわからないから先生の意向になりやすいっぽいんだそうですが
私は何度も明確に伝えてるんだけどなぁ、、、。
( お越しの獣医の花嫁様は殆どがうさぎさんは専門外と仰っていらっしゃいました。
インコも診れる先生はいらっしゃらないので、メジャーなペットなのに
診れる獣医さんは少ないんです。更に相性の合う獣医さんに出会うのは大変だと思いますと
仰っていらっしゃいました。）
一応欲しい薬は出していただけるので
我慢して私の方で調整すればよいのかな、と思いつつも
生体のペット自身（もなか）が中澤先生ではない先生に
微妙な反応をするのが心苦しくて、、、。
わかりやすく、うちのうさぎが釈然としない様子なんですよ。
不機嫌なんです。
中澤先生のように甘えないし、安心して治療に実を委ねないし
私に訴えるんですよね、、、。
注射を打たれるときなんて、私をずっと見て逃げ出しそうに訴えていて
私が打つ方が身を委ねている位あからさまに態度が違います。
勿論、中澤先生に一番身を委ねていて優先順位は違いました。
で 帰宅して、中澤先生の名前を
なんとなくうろ覚えで鬼検索しちゃったよね。
そうしたら！！
直前に開業なさっていらことが判明！！
なので、旦那に状況を話したら
『すでに11歳であと何年生きれるか分からなんだし、
最期まで見てもらいたいね。』
（ ＝先生を追っかけよう。）
と、あっという間に共通の結論が♡
で、追っかけました。
『ストーカーみたいでキモイって思われるカモですが、
もなかの事を考えたら やっぱり先生が良くて、、、。』
と。
勿論もなかはめっちゃ喜んでいました。
うっ滞で体調悪いはずなのにテンション高かった、(笑)
この判断は心からの英断だったと今でも思います。
奥様が受付業務を主になさることが多かったので、
奥様とも仲良くお話をさせて頂きました。
最期の診療の時も
もなかは絶対に先生に会いたかったんだなと思うような
奇跡も見せてくれたんです。
それはまた詳細を書きますね。
うさぎさんなどの小動物はエキゾチックアニマルと言われ
うさぎさんはペットとしては大人気なのに、
診てくれる病院は本当に少ないです。
その中でもちゃんとうさぎさんに痛み止めを使ってくれる病院であり、
先生の見解や先生的にやりたい治療も明確に教えてくれながらも
飼い主の意向はすごく大事にしてくださいます。
花嫁様の獣医さんの話じゃないけど
うさぎさんを診てくれる病院ってだけでもハードルが高いのに、
飼い主の意向をちゃんと組んでくれつつ、
ペットにとっての最善を提案くださって
いくつかの選択を提示してくれながら
技術は当然だけど、ペットに愛情をもって治療って
なかなか当たらないと思います。
ＨＰに書かれている
「迅速で正確な診断、丁寧な説明、
ご家族ごとに最善な治療の選択」をモットーに
が本当にそのまますぎて、、。
開業してまだ日が浅く、
何なら周辺に動物病院はそこそこある立地なのに
うさぎさん以外も沢山の患者さんがかかっていらっしゃいます。
もなかにとっても飼い主にとっても最高の先生に出会えたのは
心から幸せな出来事だったなと思っています。
結果、
2022年6月にうっ滞 ⇒ 初診
2022年8月にうっ滞 ⇒ 3日で自己完治
2022年9月にうっ滞 ⇒ 診察
2022年10月にちょっと食欲不振 ⇒ 自己完治
初冬 ⇒ 最後の診察
と最期までお世話になりました。
もなかにとっても私たちにとっても
先生との出会いは最高の出来事だったと思っています。
めっちゃ長いプロローグになってしまいましたが
次回から最後の闘病記をお伝えしますね。
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