お久しぶりでございます。
先日名古屋城でブログをご覧くださっているという、
ありがたいお言葉をいただきました。
…サボっていてすみません(^_^;)
そんな久々のブログですが、ちょっと重たい話にて。
長文にて、ご容赦くださいませ。

*・*・*

最近、私の周りでにわかにTwitterを賑わせている話題があります。
名古屋おもてなし武将隊の告知の遅さだったり、
年末というあわただしい時期に一週間に舞台イベントがふたつあったり、
「来れる人だけ来てください」と言わんばかりの告知の数々に
思うところのある方が複数いらっしゃるようです。

実は、私も思うところがあります。
先月の名古屋まつりでの新演武が三日前に告知されたこととか、
五周年イベントが五周年という記念企画よりもCDのリリイベのようで
寂しかったこととか。

武将隊の運営に対しては、今までもずーっともやもやがありましたし、
物販のやり方等々、Twitterなどではしばしば話題になっていました。
ただ、残念なことですが家臣に思うところがあったとしても、
イベント等の機会に、意見を拾うようなアンケートはありません。
(家臣団ができる前に一度だけありましたけど)
あえてアンケートをしないのかな、とも思います。

ただこれはですね、社会人としては事情を想像したりもするのです。

あくまでもビジネス的に見た場合ですが、武将隊にとっての家臣は
武将隊の集客力や発信力を示すためのツールにはなりえますが、
現時点では直接の利益を生み出す「お客様」にはならないかなと。
家臣の満足度を上げたところで、武将隊の利益が上がるかというと
大した効果はないと思います。
グッズもイベントも、利益が上がるほどの量も金額もないと思いますし。
家臣の声を集めること自体にも、その声に対して対策を検討したり
実際に対策を実施することにも当然お金がかかります。
そして費用対効果が見込めなければ、アクションを起こす判断はされません。
そう考えると、家臣としては不満は感じても、社会人としては
運営側の動きもいたしかたないとも思うわけです。
告知の遅さも、運営会社のみならず、関係各所との調整もあるし
情報解禁がいつされるかにも影響されます。
いろいろ、本当にいろいろと、オトナにはオトナの事情があるのです。

では、ただ残念な想いをしてハンカチを噛んでいろというのかと言えば
そんなことはありません。

前述のとおり、家臣は武将隊にお金を落とすという点では
それほど大きな利益は生み出せないと思います。
ただし、武将隊の魅力を示すツールにはなります。
天下一決定戦の公式HPにも、武将隊の魅力として、熱心なファンが
武将隊を追っかけて移動することによる、
インバウンド・アウトバウンドな効果が謳われています。
つまり、家臣が減ってしまうことは武将隊にとっては、
決して得策ではないはずなのです。
これから武将隊文化がもっともっと広がって定着していくためには、
やはりたくさんの人が、武将隊を大好きでいることが大切なのです。
単純な費用対効果以外に、言葉はアレですが「家臣を囲う」ことにより
武将隊が得る「利益」があるのではないでしょうか。

私は武将隊が好きです。
長く続いて、もっとたくさんの人に知ってほしいです。
皆様もそうではないでしょうか?
もしそうであるならば、不満を身内で共有したり呟くだけでなく、
武将隊側に伝えてみてはいかがでしょうか。
むやみやたらな苦情や感情に走った文句ではなく、感じたもやもやを
あちら側の事情も考慮したうえでしっかりとまとめた手紙であれば
何か伝わるものがあるかもしれません。
もちろん、結果として何も変わらないかもしれません。
その手紙を渡すことで、なんとなく武将様に会いに行きづらくなるかも、
という怖さもあるかもしれません。
それでも、言えない不満がつもりつもって、「もう武将隊、いいや」と
諦めて離れてしまうよりは、ずっといいと思うのです。
一度大好きになった武将隊と、そんな別れ方は嫌ですもん。

利己的な文句はただのクレームですが、
落ち着いて想いをまとめたものは、意見や課題、問題になるかもしれません。
心にしまっているもやもやが、もしかしたら武将隊がより輝くための
なんらかのきっかけになるかもしれません。
カッとなったことをその時点で告げるのは不利益を生むことが多いですが、
もし何日、何週間たってももやもやが晴れなかったとしたら、
じっくりとご自分の心と向き合って、大切なことだと思ったら、
ちゃんと武将隊に伝えてみることも必要だと思います。

重ねて申し上げますが、クレームを煽動するわけではありません。
もし「伝えよう」と思ったら、それなりの覚悟と責任をもって、
文にまとめてみてください。
ただの文句は活動の幅を狭めて武将隊の輝きを曇らせたり、
他の家臣に迷惑をかけたり、自分の首を絞めることもあるかもしれませんから。
おすすめは、一度書いたあとにしばらく寝かせて、読み返すこと。
書いたときには落ち着いて書いたつもりでいても、時間がたつと
感情に走っていたり、言いすぎていることに気付くこともあります。
相手にとっても、自分にとっても、意味のあるものにするには
家臣側もじっくり時間をかけてこそかな、と私は思います。
場合によっては、信用できる第三者に読んでいただくことも
よいかもしれませんね。

*・*・*

まあそんなわけでですね。
実は私、家康様に会いに行きづらくなる怖さもありましたが
もやもやを隠したままお会いする方がなんか嫌だ…と思って、
随分と悩んで、時間をかけて推敲も重ねた手紙を渡してまいりました。
スタッフさんに直接お渡しするのでもよかったかもしれませんが、
最初に家康様に読んでいただいて、必要であれば関係者の皆様に
展開していただけたら良いかな、と思いまして。
運営側ではなく「演者」である武将隊メンバにそのような意見を
お伝えするのはどうか、というご意見もあると思います。
でも、今まで感じてきた家康様の武将隊にかける想いとか、
おりに触れてお話の端々から感じられるお考えなどから、
家康様ならちゃんと受け止めてくださるかもしれない、と思い、
お渡ししてみました。
…もっとも、おもてなしで言い訳をして、しっかりと防御線を引いたうえで
お渡しをするという日和っぷりでしたが(^_^;)
もう読んでくださったかなぁ…次にどんな顔して会いにいけばいいかな…。
でも、改めて今、下書きを読み返してみても、多分これならば
むやみやたらな文句にはなっていないと思うから。
や、でも、自分がどういうつもりで書いたかではなく、
文章は読む人がどう感じるかですからねぇ…やはり、怖いは怖い。

でも、最後にひとつだけ家臣フィルタをかけた勘違いでのろけると。
渡すときの言い訳の会話にて。

私「いわゆる武将隊への苦情のような…でも、ちゃんと考えて書いたので、
  読んでいただけると嬉しいです」
家「主はいつもそうじゃもんな」

優しい声音で返してくださったように感じた「いつもそう」は、
ちゃんと考えたうえで心を決めてお渡ししたことを理解してくださったと
思い込むことにいたしました。
渡すまですごく怖かったのが、なんだかホッとさせてもらえたというか。
ほんの少しでも、想いが伝わればいいな。