中国が97%を独占するレアアース。次世代自動車や

クリーンテックやハイテクにも必須のアイテムです。


最近では、中国が生産・輸出をコントロールし価格を

釣り上げています。


でも、あまりやりすぎると、日本は自衛手段をとります。

国内リサイクルを徹底し、使用量低減、代替技術を開発

し、同時に、他の国々と手を結びます。カザフは手始め、

ベトナムも大事なパートナーとなります。


中国とは仲良くしたいものですが、自己防衛はけっして

ぬかりがありません。


http://www.nikkei.co.jp/news/main/20091022AT3S2101O21102009.html
希少金属・希土類、日本とカザフの官民で生産・販売


 日本とカザフスタンの官民が希土類(レアアース)や希少金属(レアメタル)の
共同開発に乗り出す。住友商事と東芝はカザフの国営原子力公社カザトムプロムと
年内にそれぞれ合弁会社を設立し、レアアース・レアメタルの回収を始める。政府
もエネルギー安全保障につながるとみて、政府系金融機関などを通じ出資を検討す
る。2015年には1万5千トンと日本の需要の4割程度を賄う見通しだ。

 レアアースは次世代車の生産に不可欠で、現在はほぼ全量を中国からの輸入に
頼っている。今回の合意で、カザフ国内のレアアースとレアメタルの生産と販売を
日本の官民が一手に引き受けることになる。政府は日本の安定供給につながるとみ
ている。