香港ビジネス英語の魅力:独自表現で世界とつながる!
こんにちは、アンディです。
今回は、香港のビジネスシーンでよく使われる、ユニークな英語表現をご紹介します。
香港は、かつてのイギリス植民地としての歴史と、現在の中国本土との密接な関係、そしてグローバル都市としての多様性が融合した場所です。
そのため、香港のオフィスやビジネス現場では、**英語・広東語・中国語(普通話)**が混ざり合い、独特の英語表現が生まれています。
これらの表現を知ることで、香港ビジネスの雰囲気をもっとリアルに感じることができ、現地でのコミュニケーションもスムーズになりますよ。
1️⃣ 香港スタイルのビジネス英語(広東語直訳系)
まずは、香港のビジネス現場でよく聞く、広東語を直訳したような英語です。
日本の英語教育ではあまり出てこないため、知っているとちょっと面白く、現地の人にも喜ばれます。
① “Add oil!”(加油)
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意味:頑張れ!もうひと踏ん張りしよう!
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例文:We have to finish the project by tomorrow. Add oil, everyone!
→「明日までにプロジェクトを終わらせなきゃ。みんな頑張ろう!」
② “Chop”
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意味:書類に正式な承認・社印を押す
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例文:Please get this contract chopped by the manager.
→「この契約書、マネージャーの印鑑をもらってください」 -
ポイント:香港企業では、会社印(Company Chop)での承認が今も重要です。
③ “Lob a ball” (擲波)
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意味:仕事や責任を他の部署に回す
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例文:I’ve lobbed the ball to the legal team for review.
→「法務チームに確認を回しました」
④ “Open a file”
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意味:案件やプロジェクトを立ち上げる
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例文:The client confirmed the order. Let’s open a file for this project.
→「クライアントが発注を確認したので、この案件を立ち上げましょう」
2️⃣ イギリス文化+香港オフィス文化の表現
香港は長くイギリス統治下にあったため、ブリティッシュ英語の影響も残っています。
さらに、香港独自のスピード感と混ざることで、ユニークなオフィス英語が誕生しました。
⑤ “Take minutes”
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意味:会議の議事録を取る
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例文:Who will take minutes for today’s meeting?
→「今日の会議は誰が議事録を取りますか?」
⑥ “Back-to-back”
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意味:連続した予定、スケジュールぎっしり
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例文:I can’t join lunch; I’m in back-to-back meetings all afternoon.
→「午後は会議がぎっしりで、ランチは行けません」
⑦ “Chop-chop”
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意味:すぐに、急いで
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例文:We need this report chop-chop; the client is waiting.
→「このレポート急ぎでお願いします。クライアントが待っています」
3️⃣ 広東語文化がにじむビジネス表現
香港ビジネスの根底には、「人間関係」「面子(フェイス)」「交渉文化」が存在します。
その考え方が反映された英語表現も、非常に香港らしい魅力です。
⑧ “Have a tea”
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意味:お茶をしながら非公式に話す、軽く打ち合わせする
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例文:Before we sign the deal, let’s have a tea with the supplier.
→「契約前に、サプライヤーとお茶でもしながら話そう」
⑨ “Do people” (做人)
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意味:人間関係やネットワーク作りが上手い、根回しが得意
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例文:He’s good at doing people, so he can manage the client well.
→「彼は人付き合いが上手だから、クライアント対応もうまくいくよ」
⑩ “Lose face / Give face”
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意味:面子を失う/立てる
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例文:Don’t criticize him in the meeting; we don’t want him to lose face.
→「会議で彼を批判しないで。面子を潰したくないから」
4️⃣ その他の香港ビジネス英語ジャーゴン
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“Close the file”
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意味:案件を終了する、話を打ち切る
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“Off” (放假/收工)
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意味:仕事が終わる、休みに入る
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例文:I’m off after this meeting.
→「この会議が終わったら今日は上がります」
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香港ビジネス英語を学ぶメリット
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現地で信頼されやすい
ローカルならではの表現を知っていると、相手との距離が縮まります。 -
グローバル感覚が磨かれる
香港は国際金融都市。独特の英語は、世界中のビジネス英語の中でも異彩を放っています。 -
日常会話でも使える表現が多い
“Add oil!” や “Chop-chop” などは、普段の励ましや急ぎの場面でも活躍します。
香港のビジネス英語は、ただの「英語」ではありません。
広東語の文化、英国の影響、アジアのスピード感がミックスされた、非常にユニークな言語世界です。
もしあなたが香港で働く予定があるなら、ぜひこれらの表現を覚えて使ってみてください。
きっと現地の同僚やクライアントに喜ばれ、「この人、香港通だな」と思われるはずです。