隣の部屋の住人の愚行がひどい(愚行だからひどいのは当たり前だが)。
どうひどいかというと、騒音である。
といっても、よくある深夜の大音量のテレビや音楽、話し声ではない。
もっと悪い。
隣に住んでいるのはどうやら老夫婦のようだ。
その旦那の方が愚行の主である。
では、その愚行はなにか?
わざわざベランダに出てきて、長時間激しく咳き込むのである。
時間にして5分程度が。それも一日に何回も。
最初はベランダに出たときにたまたま咳き込んだのかなと思ったが、
どうやらわざわざ咳き込みにベランダに出ているようだ。
その証拠に部屋に戻ると咳は聞こえてこない(してるかもしれないけど)。
おそらく、あまりに咳がうるさいので嫁から外でしろと言われてるのかも。
タバコじゃないんだから。
しかも早朝からやらかしてくれるので、
こちらとしてはちょっとした目覚まし代わりになってる。
ここまでは愚行。これからは蛮行。
ある日、ベランダから隣のオヤジの声が聞こえてくる。
ん?何言ってるんだろう?よく聞き取れない。
そもそも普通はベランダから隣の人の声って聞こえてくるもんじゃないし。
耳をすませていると、言葉らしきものが聞こえてくる。
「やっぱすっきゃね〜ん♪」×10回ほど
歌ってるで、おっさん…(絶句)。
しかも同じフレーズを永遠と…(驚嘆)。
そのあと聞こえてきたのはさらに耳を疑う音だった。
「ちゃんちゃんちゃん!ちゃんちゃんちゃん!ちゃちゃちゃちゃ〜ん」×10回ほど
野球の応援歌やん…(愕然)。
しかもなんで?…(理解不能からの恐怖)。
この愚行、蛮行を大目に見ること4ヶ月。その日は突然きた。
ブチ!という音が頭の中でしたと思ったら、メラメラと怒りが。
そう、さすがに許せなくなったのだった(4ヶ月よく我慢してたな…)。
こうして僕は自分の我慢の限界を知ったのだった。
一度限界がきてしまったらもうそれ以上は受け入れられないようで、
それ以降の咳や歌い声はちょっとでも許せなくなってしまった。
この時、蓄積の恐ろしさを知ったのである。
よく切れたりする子供や奥さんをドラマで見るけど、
突発的に生じたわけではなく、
日々の蓄積がある日リミットを迎えただけなんだね。
リミットは誰にも存在する。
それを超えないためにはガス抜きを覚えるかためないこと。
それを学んだ今回の件でした。