梅雨入りしたと、発表のあった先日、
愛犬、ゴールデンレトリバーのランちゃんが、天国に行きました。
6月11日、14歳、安楽死を選択しました。
昨年の5月、子宮蓄膿症を患い、摘出手術。
その時すでに、胸部分に腫瘍があって、
その部分は、年齢等も含め、手術できなかったのです。
猛暑を乗り切り、秋、冬・・そして春
それからも、元気に過ごしていたのですが・・・
二か月位前に、腹部に卵大の、こぶができて、
しきりに、舐めていたのです。
抗生物質を飲ませていたけれど、
どんどん大きくなって、
見ているのも辛いほど、悪化していきました。
一人っ子の私が、主人の転勤でいなかった時期に、
子犬から育て、可愛がってた両親は、
とても切ないようで、
病院の先生にも相談しながら、見守っていました。
バレーボール程の大きさにまでなり、
化膿した傷口は、言葉にできない程、酷い状態で、
薬さえ、意味を持たないようでした。
その姿を、目にした、
安楽死を勧める人達の、言葉に傷つき、悩んでもいました。
痛がる様子もなく、よく食べ、
人間用の腹巻きをして、何とか散歩もしていました。
一週間位前から、寝たままで、頭を起こすのも、おっくうな様子。
2~3日前から、食事も摂らなくなりました。
ご飯を欲しがる間は、絶対に安楽死させないと、言ってた父も、
目を閉じ、ただ横たわっている姿に、安楽死を、口にしました。
その決断に、家族が同意するまで、
私も、ネットでも調べ、多くの意見を読んで、繰り返し考え、
先生を、迎える間際まで悩みました。
最後まで、呻くことさえなく、安らかに逝きました。
・・そう信じたかったのです・・・。
線香をたき、お別れをして、
市の運営する、ペットの斎場に、父と私とで、運びました。
身軽になって、空で駆け回れと、願いました。
それまでずっと辛かった気持ちが、
うそのように軽くなりました。
安楽死、
ペットと暮らす限り、これからも考えさせられる事柄です。
両親は、キャロルと名付けた子犬を、
ランちゃんツーと、呼ぶことに大賛成、
ペットロス症候群には、ならないと思います。
ランちゃん1号が、空から
もう涙は、乾いたの・・・と、少し苦笑いしてると、思います。
今日はよい天気・・・
これからも、見守ってね。
ありがと、ランちゃん!
長いこと、親孝行してくれて!
またね!