初めて投稿致します。不慣れにて読みにくい場合があるかと思いますが、よろしくお願い致します。
先日、煎茶道方円流の初煎会へ行って参りました。
1月の京都は寒いと覚悟をして出掛けましたが、暖かく青空が晴れ渡り、新年のお稽古初めに相応しいお天気でした。

第一茶席は、玉露茶と煎茶が両方いただける贅沢な
お茶席でした。玉煎手前と言うお点前です。
通常は、玉露席なら玉露茶を二煎、煎茶席なら煎茶をニ煎いただきますが、このお点前はそれぞれの茶葉のお茶を一煎づつしかいただかない贅沢なお席です。

お軸は、夢(夢が叶う)
お花は、画題が不老長春 松と薔薇です。(不老は老松長寿の象徴です。長春は薔薇の事です。薔薇は長春花です。)香炉は、富士山 盛り物は、佛手柑(名前の通り仏様の手のような柑橘の果物)でした。
結び昆布と梅干しを熱々のほうじ茶にていただきます。とても熱いので、火傷しないようにゆっくり冷ましながら御干菓子といただきました。

最後に、若宗匠がお書きになった扇の書になります。巳年に巳の絵を書くのはと悩まれたていたところ、巳を実にかえて書く事も良いとお知りになり、松と松の実をお書きになったそうです。実は、実を結ぶ、実が成る。実りなどと縁起良い事として書かれます。そして、松韻の文字。松韻とは、松の梢に吹く風の音の事です。(風吹けば枝や実は木から落ちます)
巳年の新年、松韻を聞きながら方円流の活動が、実を結ぶ一年となるようにとの思いで書れたそうです。
そんな思いを伺い、私達も実りある一年になるようにと思った一日でした。
心の余裕の無い世の中で、一服のお茶を茶葉から入れる事、時間と心に余裕を作れる時間です。
ペットボトルのお茶も簡単で良いですが、たまには急須のお茶を飲まれてみては如何でしょうか?


