タイトル:「教え方」の教科書
【個人的な感想と学び】
ある程度会社経験を積むと「言われなくても仕事を通して学んできた」というものが増える。それを次の世代の人にも経験させたいという気持ちもあるが、場合によっては説明を省いて「まず、やらせてみる」というある意味「無茶振り」をしてしまうこともある。それによって成長することもあるが、フレームワークとなる型をしっかりと説明し、活用することでより良い仕事をできる人が育てられるのではないだろうか。
「型があるから型破り、型がなければ形無しよ」18代目中村勘三郎
【自分が感じた各ポイント】
第3章 1 部下の実力を見抜く
:細かい分類は不要⇒時間も掛かり非効率
:把握するポイントは5つ。
①長所/短所
②褒めて伸びるか/叱って伸びるか
③行動力の有無
④理解度の高低
⑤どんな考え方を持っているか
:把握するために、会話、行動(仕事の成果物)を観察
「教え方」の基本
①仕事の流れを説明する⇒何から始まり、何をし、何で終わりなのか
②完成形を示す⇒必要なクオリティを明示することにより基準を作る
③依頼内容を分ける⇒丸投げしない
④タイムリミットを示す⇒初めての仕事内容であれば、自分が出来る2倍程度の時間を具体的に明示
⑤To Do Listを作成させる⇒優先順位を考え、何が重要になるか身に付けさせる
第3章 11 報告の形を教える
:型を有効利用
型としては3つを使う
①○○の案件について□□したい⇒□□には、行動 例:報告、相談、承認をもらいたい など
②結論
③理由/背景
:「報告は上司に聞かれる前に、部下が報告すること」が原則
第3章 16 叱るときのコツ (5つ)
①短く ②気づいたときに ③その事柄だけ ④場所を選ぶ ⑤環境や事柄から叱る
※④については、かならずしも部屋を確保し個別に叱るだけでなく、周りに対しても影響を与えたい場合はみんなの前でも叱る⇒ただし、これは中国人に対しては非常にリスキーとも思える。
※※⑤はあまり良く理解できない。
第3章 17 褒めるときのコツ (5つ)
①「私」や「部署」を主語に ②何度も ③上司や同僚にアピール ④客先でもアピール ⑤人格から褒める
※⑤はあまり良く理解できない。
第4章は具体的な困った相手にどうするか6つの事例を紹介
1:やり方に問題が有る 2:期限を守れない 3:何度も同じ間違いをする 4:報告が中途半端 5:積極性に欠ける 6:周りの士気を下げる
⇒ 第3章 1 部下の実力を見抜く で相手の性格を理解した上での対応が必要
第5章
:「自分より立派な部下を育てる」という覚悟
:「何が必要だと思う?」という問い掛けができるまで成長させる
:「1つだけ大事なことは何?」と聞くことで決断の軸を作る
:「これなら負けない」という得意分野を作らせ、自信を付けさせる
:「一生の友達」となる