今回は速報記事。


アジア映画の配給や宣伝を手がけるフリーマン・オフィスによると、今年は日本で以下の映画の配給公開がきまっているらしい。


三月頃 ジェット・リー出演 『不二神探』(日本公開タイトル未定)




四月五日  トニー・レオン主演・ジョウ・シュン共演 『聴風者』(日本公開タイトル「サイレント・ウォー」)




初夏 ジャッキー・チェンの『警察故事2013』(未定だけどおそらくポリス・ストーリー2013)




ジャッキー作品は日本でも必ず公開されるから大丈夫として、トニー・レオン&ジョウ・シュンの「サイレント・ウオー」は、このブログでも、ここ で注目していたので、公開されて嬉しい。

それで訂正のだけれど、この映画でトニーさんは盲人ではなくて、聴力が異常に発達している役、らしい。でも、予告を観ると眼が白かったりして、盲人みたいに見える。


だけど、盲人の探偵役はアンディ・ラウがつい最近、本ブログでも紹介した「盲探」 で演じちゃったもんね。


それから、公開作はまだあるよ。


昨年の東京国際映画祭でも上映され、あの零幻道士のシリアス版として話題になった作品も配給される様子。


時期未定 シン・シュウホウ主演『殭屍』(日本公開タイトル「リゴル・モルティス/死後硬直」映画祭公開時タイトル)




原題の殭屍はキョンシーそのまま。


第一作の霊幻道士にも二人いた弟子役で故リッキー・ホイ演じるダメ弟子とともに出ていたチン・シュウホウが主演です。シュウホウはカンフーも出来て優秀なんだけれど幽霊にたぶらかされちゃう弟子役だったね。

それとこの作品はキョンシーホラーにオマージュをささげる構成になっていて、霊幻道士に出ていた人がたくさん出てます。


たとえば、霊幻道士第一作で故ラム・チェイン演じるやり手道士をちょっとだけ助ける流しの道士役をやっていたアンソニー・チェン(陳友)。

そして、霊幻道士第三作で、故ラム・チェンインを困らせる偽道士を演じていたリチャード・ウン(吳耀漢)。

さらに、霊幻道士第二作と四作にそれぞれ出演していたチョン・ファ(鍾發)。この人はキョンシー・ホラーの原点になったサモ・ハン製作のホラー、「鬼打鬼」や「人嚇人」にも出ているから、常連とも言えますね。


さてさて、その他に買い付けられているものは、


時期未定 ルイス・クー、ラウ・チンワン、ニック・チョン出演『掃毒』(日本公開タイトル未定)



これは顔ぶれだけで「スゴそう」って感じる作品ね。


そして、次。


時期未定 ラウ・チンワン、ルイス・クー、アンジェリカ・リー出演『逃出生天3D』(日本公開タイトル未定)



最後に、


時期未定 サイモン・ヤン、ラム・シュー出演『警長』(逃出生天3D)



ちなみにこの警長、中国のタイトルは「冲锋战警」のようです。


とうわけで、今年はけっこういろいろな香港・中国映画が見られそうで一安心。


すでに、1月11日からシネマート六本木でも

『ジ・エレクション 仁義なき黒社会(飛砂風中轉)』

『大捜査の女(大捜査)』

の2本を配給・宣伝してくれたフリーマン・オフィスには大感謝です。




この会社、ほかにも

『曹操暗殺 三国志外伝』

というヒューマントラスト渋谷で3月公開予定の作品の宣伝も手掛けているようです。




というわけで今年の公開予定の整理でした。