今回もまた特別企画。
題して、「女装が似合う香港明星(香港スター)は誰か?」
どーでもいいネタでスイマセン。今回も私・龍虎の脳内DBに頼った不完全版になるかもしれませんが、香港映画には意外に多い女装シーンを思いつくままピックアップ。
まずは、「仕事の虫」と言われるアンディ・ラウ(劉徳華)から。
まったく手を抜いていない女装シーンをご覧あれ。
『暗戦デッドエンド(暗戦)』(1999)より
画質が荒いけれど、胸の谷間まで特殊メイクで再現。
この映画のインタビューでアンディは、「ボクのお姉さんはとても美人なのに、ボクが女装するとブスになるのはなぜ? また挑戦したいな」などと宣まっていました。
さすが、この映画で香港電影金像奨最優秀主演男優に輝いたアンディですな。
とにかく手を抜かない人なんだよね。
私はそこが好き。
でも、こんな顔のお姉さん、けっこう巷にいますよ。
次は、こちらはしょっちゅう女装しているはずだけど、すぐに見つかったが時代物だったチャウ・シンチー(周星馳)。
『008 皇帝ミッション(大内密探零零發)』(1996)より。
この映画はトニー・レオン夫人のカリーナ・ラウ(劉嘉玲)とシンチーが夫婦役なんだけど、それがとっても仲睦まじくて、微笑ましいんだよね。
カリーナ、夫婦でじゃれ合っている最中に夫の腕を折っちゃうくらい乱暴なんだけど、性格はキュートという設定。
夫をさりげなく支えようとしているシーンにも愛らしいものを感じます。
さて、お次は同じ映画から二人の女装です。
こちらも結構女装になるジェット・リー(李連杰)と、おそらく初女装の金城武。
「冒険王(冒険王)」(1995)より。
ジェット・リーの女装は、すぐに思い出すところでは、日本でまだリー・リンチェイと呼ばれている頃の『少林寺2』(1983)にもある。
このときはジェットもまだ19歳だから、時代物の衣装とはいえ、ホントに女性に見える。
上の映画でも、けっこう似合っちゃっているんですよね。
この時点では30歳を超えてるんですが・・・。
次は金城君。
同じく「冒険王(冒険王)」(1995)より。
撮影時、22歳くらいのはずの金城君。
背がやたら高いけれど、こんな女性、いるよねぇ。
なんとなく、ここまで書いてきて、この企画、失敗だったかなと思い始めてきた。
こうして画像を集めると、なかなか眺めるのがキビシイものがありますね。
では、口直しに完全におふざけのものを。
ジャッキー・チェン(成龍)の女装。
『シティハンター(城市獵人)』(1993)より。
はい、日本のゲーム「ストリートファイター」に出てくる女性カンフーキャラ「春麗(Chun-Li)」の衣装を着て、闘っているところです。
もう、映画自体もそうでしたが、完全にふざけています。
そういえば、ジャッキーも多作ってのもあるけれど、若い頃はかなり女装があるんですよ。
でも、きっともう見たくないっすよね?
そう思って、ここらで本企画を閉じたいと思います。
うーん、失敗したかな~。
次はもちっとマシな企画を考えます。
最後にホントの口直し。
春麗(コレって「はるうらら」で変換してます)は春麗でも、ちゃんと女性が演じているものを。
ゲーム「ストリートファイター2」のCMより。
若かりし頃の水野美紀さんです。
前にも書いたけれど、倉田アクションクラブ出身の本格派。
CMではケリ技も披露してくれてました。キレが悪く映ってたけれど、それはCM監督が悪い。
結論。
このなかでは女装が似合ってしまうのは誰だったでしょうか?
え? どうでもいい?
まぁ、そうだろうけれど、キレイとか、カワイイとかではないけれど、アンディのプロ根性に免じて、暫定トップの女装明星をアンディってことにしときましょう。
暫定もなにも、二度とこの企画はやらないけれど(笑)。
では今回はこのへんで。