少し前のブログに書いた修復師のジョン君。
何が凄いのかって、もう彼こそザ職人。
残念ながらあまり詳しくお見せすることはできないんですけど、例えば戦中の物資不足の中で作られた資料の修復をお願いすると、仕上がりはまるで数ヶ月前に作られた資料のようなな、その資料が作られた当時にタイムスリップしたような、古いけど新しいと言う出来で、それを見た時本当に驚いてしまって言葉が見つからなかった。
注文の多い日本チーム代表の私。毎回いろんな物を持ち込んでは彼を困らせますが、丁寧に紙の質から構造まで相談に乗ってくれて、いとも簡単にまるで魔法をかけたように仕上げてくれます。彼の人並外れた才能とセンスに、ただただ脱帽です。
私の日本チームもそうなんだけどね、こう言うプロフェッショナル意識の高い人と働くのって本当にモチベーションが上がるんだよね、あー仕事しててよかった〜っつうか。
きっと彼は今後もっと出世して貴重書なんかを修復する部署に異動になるんだろうな〜今の部署を異動する前に色々送っておこう。このような方と働ける環境が本当にありがたいです。