就職するのって、ここではアメリカ人もかなり苦戦を強いられる。
1週間前に、とある仕事に就いた。
家から30分ほどの所にある大きなチェーン企業。電車を利用して行くそこは、土日祝日関係なく働く所。
そこへは、制服があるから、電車にはジーンズなんか履いて出勤。
無茶苦茶動くから、お化粧もいらないし、毎日汗だく。
その時間に電車に乗っている人たちの8割はスーツを着てダウンタウンDCへ行く人たち。
去年ダウンタウンへ行ってた頃は、お化粧して、スーツを着て、電車に乗って、、と言う感じでした。
なんかその時の周囲の目と、今の周囲の目ってやっぱり違うんだよ~。
その仕事をしながら、いろんなことを考えた。
大学行ってまでする仕事なんだろうか?・・・というのが一番疑問だった。
いろんな国の出身の人たちと馬鹿みたいに大笑いして仕事する、っていうのは楽しいけど、それ以上がない。、、それに、やっぱり私の大事な友人に今何をしているのか、正直言えなかった。
さすがに主人もこの仕事に就いた時は絶句だった。それでも、車を維持するには仕事するしかない。主人もそれほど稼ぐわけでもないし。
そんな疑問だらけの中でいきなりNYから電話。
とある仕事があるんだけど、どうしますか?って、、、もっと1週間前に言ってくれ・と思ったが、よくよく話しを聞いてみた、、けど一度はお断りした、だって仕事決まったばかりだし。
電話をきる前に「ほかに日本人で仕事できそうな人がいたら教えて下さい」とまで言われた、、、だからちょっと考えたんだ。他の誰か数人と話しをして、、、やっぱりそのお話をお受けすることにしてみた。
何人か受験者がいるのでと、面接は2次審査までありますよと言われた。
とある一流企業だ、ダメならそれで仕方が無い、と思った。
1次面接は自宅でスカイプであった。
数時間後2次面接に来てくださいとオファがあった。
今朝、久々スーツを着て電車に乗った、もちろんお化粧をして。
お化粧するだけでテンションが上がりますよね、女性は。
それに、やたら男性から適当な話しを話しかけられる・・・これはアメリカならではでしょう。
(特にナンパではなく、天気のはなしとかそういうくったくのない会話をしてお互い気分良くなるんです、ここは)
面接へ行った。
ダウンタウンにある立派なビルであった。
さすがに緊張した、もうココまで来たらやるしかない!でも仕事欲しいと思った。
話しは30分に渡ってかなり和やかな雰囲気・・・でも結構ドキドキした。
面接は終了して、電車に乗る前に紹介されたNYのオフィスに電話した。
担当の方はいらっしゃらなかったので、電車を降りる頃電話してもらうことにした。
車に乗って駅を出る頃、電話がなった。
結果は「採用」であった。
また再び、スーツを着て街を歩くんだ!
やっぱり私がいるべきところは、こういう所なんだ。
決して今の仕事がダメなわけではないが、絶対に底から這い上がってやると思ってた。
アメリカの学歴は無くても、絶対に絶対に仕事に就けるんだって信じてたんだ!
今週末、仕事に出ようかと思ってた矢先、前の会社のボスから週末仕事しない?と電話が掛かった。
このボス・コニーはかなり大らかで、何度この会社を辞めても辞めても「またはタラこうよ~」と電話してくれる。ホント、親友。彼女からのオファは断れない!
それに週末だから誰にも迷惑かけないし、今の仕事は腰を痛めて継続不可能となったといえばと代わりはいくらでもいる・・だから今の仕事を選んだんだ。
ここでまたステップアップしてキャリア積むぞ~~。
やっぱりスーツ着て仕事する方がやる気がちがうぜ~。