この家に引越しをしてきた当初からず~~~~~~~っとやりたかった事。
それは、キッチンのキャビネットの色の塗り替え。(出来るなら全部とっかえたいがお金がない!)
いやぁ、ここに至るまで、色々と考えましたよ。
だって、そのキャビネットには所狭しと旦那の娘が幼少時代に作成したクラフトの数々が展示されていて、はがそうに剥がせない!(勝手にやるとたぶん殺される)
でも、年数は6~7年経ってるし、毎日お料理していたら油や湯気でグチャグチャになるし、、、、何よりも。そのクラフトはバラッバラなので見た目がゴチャゴチャですっきりしてないのね。
キッチンは主婦の城なはずなのに、なんだか落ち着かなかったし、ここへ訪ねて来る人、皆一様に「ゴチャゴチャやねー」と突っ込まれる・・・。
うぬぬぬ~~~~。なんていえばいいだろう~?とずーっと考えていてひらめいたのが「家中を綺麗に整理整頓して、色を替えるというのを提案」であった。
だので、この整理整頓は実は去年の夏からボチボチ始めまして、やっとここへきて家全体が綺麗にまとまりました。その上で主人に相談。主人は「もちろんいいよ」とあっさり承諾、努力が実ったなぁ~。
そこで、パソコンのペイントソフトを使ってまずは色を決めて行きました。
最終的には私が日本から持参した「箸」の色、「朱色」になりました。朱色はアメリカには無い色ですので、お店で作ってもらわなければなりません。
今週末、「ホームデポ」と言う家の工事に関わる物なら何でもそろうお店に出向いて、ペイントコーナーへ。
主人がなにやら店の人と話しをしている・・・その内容は「まずはキャビネットの今のキャビネットに付着しているワックスをはがし、塗装をはがして綺麗にし、そしてペイント・・・」えええ~、ペンキってただ塗ればいいんじゃないの??
その上、旦那が資料を見せてきて「ほら、これ、1色だけじゃなくて少し違う色を使うとより深みがでるぞ」と・・・。素人にそんな高度な技術を求めないでくれ!しかも美大出身でもないし・・・。
なにせ、ペイント役は私なのよ~、と心の中でつぶやいていたら、、何故か旦那は「マーサ・スチュワート」のプロデュースコーナーにいる!
マーサは、アメリカで「カリスマ主婦」と呼ばれるオバハンで、お料理やこういう簡単なペイント類など家事に関わる様々な方法を視聴者に教える人である。でもなーんかこのオバサン胡散臭くて好きじゃない。
それに、私は同じ主婦であってもインサイダーで捕まったオバサンを儲けさせたくないので「マーサはいらん、単にぺんき買って塗ればいいんじゃないのかい?」と提案。
「そうだよね~」と言う旦那を一発で撃沈させ、朱色作ってくださいなとカウンターに申し出てものの10分ほどで出きました。
あとはアンドリューを主人に託していざ妻・BERKLEYがペイント。
え?
そうですよね、普通主人がやりますよね~?
いいんです、うちは逆です。それに私が使うところなんで、私が満足できるようにやりたいので期待もしてませんし、やらせようと微塵も思っていません。
まぁ、自分でやった方が早いので2~3時間で出来上がりました~~~~。
色はまじで綺麗。かなり満足。
用事も無いのにキッチンの扉を開けたり閉めたり・・・。
というわけで、こんなんになりました~~~。
カウンターの上がゴチャゴチャしているのはちょっと目をつむってもらうとしまして、、、なかなか上手にペイントできたと思いません??
美味しいお料理が出来そうな気がします。