この手のブログのテーマはもうネタがつきたと思われますが、いやいや、まだまだ。


日本と全然違うところは、一度で全ての虫歯治療を治してしまう、というところです。だから、日本のようにハイ、3日後に来てくださいだの、最後のほうの診療代は100円ですだの、そういうのがありません。


でもって、アメリカで生活した事のある人なら知ってると思うけど・・・アメリカで歯科医にかかるということは、とんでもなくお金が掛かってしまいます!!

一本の治療代に$500というのは平均らしく、、というのも保険が全く利かないから、という理由もそのひとつのようです。クリーニングだけでも、結構な額のようです。(以前日本に帰ったAさんが言ってたけど金額を忘れてしまった・・・でも「ええ!?クリーニングでそんなに取るわけ?と思ったくらい高かった」)


でもね~あたくしの旦那はね~。あんなチャラチャラしたラジオ局のDJでも、一応連邦政府職員なのねこれが。

だから、連邦政府職員が加入できる健康保険というのに入ることが妻である私にも許され、恩恵をこのたび受けたのだ。だので、クリーニングは、保険がカバーしてくれるから、一家全員で行ってもタダなのさチョキ音譜ほんと、良い健康保険である。(ただし歯科保険だけは申請して許可が下りるまで結構時間が掛かりました)


てなわけで、行きましたよ、歯医者。

まだ歯科保険が無い頃に、旦那を送っていったことがあった歯医者。

先生は、ブリティッシュなまりのおじいちゃん。でも超やさしい~~。私のへたくそな英語もちゃーんと聞いてくれる。「最後に歯医者に行ったのは日本で、2年くらい前の事です。普段はフロスと電動歯ブラシを使ってます。ペーストは、センシティブを使ってます」と言うと「オーケー、じゃあクリーニングさせてもらうよ」と優しいおじいちゃんは私にティッシュを持たせ??クリーニング開始。


そうです。

日本と違うのは、あのやさすぃピンクのあのナース服のお姉さん歯科助手なんかおらず、唾液を吸ってくれないので、ひたすら飲み込まないように耐えあせる、先生がひょいっと他を向いたときに「うがい~~」と言ってうがいします・・・。もちろん、日本ではあたりまえのようにひざ掛け~とかしてくれたのに、無いよ、そんなもん。

水だって自分でボタン押して入れるんだから!

しかも。

タイムボカンの木江田博士みたいな見た目弱弱しい先生の握力はとんでもなく強く、口の中は血の味っすガーン

そんな最低な環境の中、必死に「ドクター、あのぉスシとか引っかかってました?」とジョークを言ってみたら「うーん、たぶんスシだと思うけどそういうのは全部変色し、血となり歯茎に固まっていくもんだから、6ヶ月ごとにまたクリーニングに来なさいね?」と・・・。


ああ~、空振り・・・ショック!ダウン。(私はどこまでもジョークを飛ばすオジサン・オバサンなので空振りは結構さみしかったりします)


でもって、木江田博士(勝手にそう呼んでいる)は、「君、歯の矯正しなくちゃ駄目だよ」・・・。

なんて恐ろしい提案を!!!!!


日本で歯の矯正といえばとんでもなくお金が掛かるじゃないですか・・・。私の友人では何人も何百万も払ったと・・・。ええ、私、、来年プラグイン・プリウスを買おうと思ってるんで、そんな余裕無いっすー。もう結婚もしちまったんで、旦那が一人で「鮫の歯」とバカにしてるだけだから別にいいっすーグッド!

で、値段を聞いてみた。

「およそ$2,000だよ、保険利くから」


ええ~~?

アメリカで歯の矯正って結構日本で聞くよりも安い??でも安くは無いので要検討である。

でも旦那曰く「うーん、まぁ矯正してみれば?」と言ってるし、どうなることやら。