先週末からデトロイトへ行っておりました、BERKLEY家。
デトロイトといえば、去年6時間Deleyを経験し、いや~な思い出の多い場所ですが。
その様な事を避けるため、今回はナショナル・レーガン空港ではなく、ボルティモアの空港から出発する事に。
(どの空港もうちからは3~40分ほどのアクセスである)
空港に着いたら、待っていたのは「5:00PM出発の飛行機」が、「6:05PM出発に変更」。
・・・ああ、やっぱり。
普通のチェックインレーンと、特別サービスと言う名のトラブル専用のレーン二手に分かれてBERKLEY家は並んだ。
で、私はアンドリューとぼけーっと突っ立ってると、反対側に並んでた旦那から電話。
「隣!キャメロン・ディアズだよ!」だと。
見ると、私とほぼ同じ身長のノーメイクのブロンドのお姉さんが立ってる。スタイル・・・映画で観るほど良くもない。着てる洋服は、、なんだかそこらへんのお店で買ってきたもののようだし、持ってるカバンだって別に大した事もなさそうだし、、何より、こんな山の中の空港に一人で来るわけないじゃんか、彼女はセレブだから専用のジェット機で移動するでしょ?」と言うと、「いや、セキュリティガードがついて来て並ばせたから」だと。
彼女が持ってた、IDを覗き込んだけど、名前が見えない!
そうこうしていると、その女性は、なんと大勢の人々の列を割り込み、カウンターを行ったりきたり。
アメリカ人は何よりも、「割り込み」にものすごい非難をするけど、ここでも何人もの人々から彼女は怒られてた。
でも、彼女も必死に「私はエリートステータスだから」と言い返してた、、その英語はロシア訛り。
10分すると、私の並んでいた列の方が早く順番が来るので、旦那を呼んで待機。
・・・と、そのブロンド女性がまだカウンターをウロウロしている。
旦那がアマンダに「キャメロンだろ?って聞いて来い」と言うけど「いやだよ~」だって。そうだよね。
でもって、私たちのすぐ前に並んでいたオジサン(非難してた一人である)に、旦那があれ、キャメロンだ。と言うと
「うそつけ~!」と。
そこで、旦那はまだカウンターをウロチョロしてる彼女を捕まえて「キャメロンって名前?」って聞いたら、なんと彼女は「カーメン」と答えた!!バレバレじゃん!
これを聞いて、旦那はじめ周りの人たち大爆笑。つーか、彼女が使うロシア訛りも相当違和感があるし、カウンターのおばちゃんと話す彼女の英語はアメリカ英語。本当に女優か?
でもって、旦那はさらに、彼女と接したカウンターのおばちゃんに「キャメロン・ディアズ?」と聞くと「いらっしゃるでしょうね」と大人な返事をした。ははは、本人に間違いない!
そしてようやく、私たちの順番が・・・と思ったら自称「カーメン」が私たちの前に割り込んだ!オイオイ!
子供をつれていたから「ごめんなさいね、ほんと、些細な事が知りたいだけなの」と一言。さらに「さっきから、この辺ウロチョロしちゃって悪かったと思ってるわ」と付け加えた、その笑顔、その声はキャメロン!!!!
キャメロン・ディアズ=自称・カーメンさんのスマイルは本当に美しい!この人の魅力はここにあるんだな~と。
その笑顔に完璧に目がハートマークの田舎者BERKLEY一家は、つい「no poblem」と言ってしまった。
でもって、そのデトロイトなんですけどね。
私たちがカウンターの列に並んでいたのは午後3時。でもその時点で12時出発の飛行機がまだ搭乗もはじまってなかったし、時間がどんどん遅く設定されていくのを見て勘がはたらきまして。
私たちも一応チェックイン(6:05PM出発と言われた)、ゲートまでは行きましたが結局飛行機に乗ったのは午後6時30分過ぎ、それから「デトロイト悪天候により、7:30までこの場で待機」との機長からのアナウンスがあって旦那に「これは、明日の朝の便にしたほうが良いと思う。多分キャンセルになることは間違いないし、今なら朝の便の空席があるから降りたほうが良いと思う。なんてったって、ここに何時間も座ってたら子供たちに負担が掛かるし」と言って、な~んと
家に戻ってきたんですねー!
でもって翌朝の便はファーストクラスにアップグレード。でも朝3時起き・・・。
アンドリューにはとてもとても辛い旅行の始まりとなりました。(決まった時間にご飯が食べられない、眠れないってかんじ?)
ちなみに、私たちが乗るはずの便に、カーメンも乗ってました。
その飛行機が出発したのは夜9時過ぎ・・・。思い切って家に帰ってきて良かったです。