私の住んでいる地域は、全米でも珍しいほど犯罪らしい犯罪がほとんど無く、本当に首都圏なんだろうか?と思ってしまうほど平和で安全な街である。

実際に、朝から晩までドアの鍵は開けっぱなし、天気の良い日はドアを開けっ放しで風を家の中に入れて快適に過ごせたりするものです。東京から引っ越してきた私には当初あり得ない話で、ドアの鍵をいちいち閉める私に旦那が「なぜ?」といつも呆れてました。近所の友人に、東京ではオートロックのマンションで、更に家の鍵が3つ付いてたよというと「東京はそんなに危険なのか?」と相当驚いていたというくらい、ここは平和な街なんですね。


とはいえ、毎日アマンダのスクールバス乗り場までアンドリューとリビーちゃんを連れて1ブロック先までお見送り、お迎えをしています。

たったの1ブロックくらい一人で行ってよ、と最初は思ってたんですが、旦那は「NO!」。更に放課後彼女が近所の子供たちと遊ぶのも禁止。ええ?ちょっと厳しすぎるんじゃないかい?と尋ねてみたところ、それにはちゃんとした理由がありまして、、、理由は私の近所には子供への性犯罪を犯した人が住んでいるから。


更に驚くべき事に、アメリカではこうした犯罪者は警察のホームページから簡単に検索して近所にどんな犯罪履歴を持った人が住んでいるのかが分かるようになっています。

名前も、住所も勤め先も全部リストアップされています。もちろん写真付き。

日本では考えられませんが、でもこれ日本にもあれば近所のトラブルも無く、もっと安心して住めたのでは??なんて思ったりしましたが…。


日本のことはさておき、スクールバス乗り場へはほとんどの親御さんが近所とはいえ見送り、お迎えに来ています。

1ブロックとはいえ近所に潜む子供への脅威・・・知ったときは非常にショックでしたし、何も知らないアマンダは、「私のお友達のお父さん!」とか言ってるし・・・オイオイ。何はともあれ事があってからでは遅すぎる。防げる物は防がないと、子供を守れるのはやはり大人。

ここのコミュニティはとても良いので近所の人たちと上手くやりつつ、子供たちの成長を見守って行ければ、と思う今日この頃です。