ほんとうにアメリカの美容院の評判はとてつもなく「悪い!」
でもね、街を歩いていたら分かる、未だに女性はサザエさんちのワカメちゃんもびっくりの刈り上げヘアの人
が普通にいたり昭和30年代の日本人
みたいな髪型の男性が普通に歩いていたり・・・どうして私たちはそんなアメリカ人を見て「変」と思わないんでしょう、と思ってしまうくらい彼らは髪型に関しては日本人ほど関心が無いみたい。
でもって、アメリカに住んでいる日本人の多くは日本人の美容師さんを探してヘアカットをしている、と言う話はよく聞く話だ。私が住んでいる町で日本人を見たことは…2~3人くらいである。隣町に行けば日本人街があるから沢山の方々を見かけるけど。
何度も書いているけど2週間後に迫ったデトロイトでのパーティに備えてBERKLEY一家はヘアカットに出かけました。だって庶民丸出しのボサボサ頭でドクター一族のパーティには参加し難い!一応見た目だけでも小奇麗にしていようって話である。
店内に入ると~、中国人の経営しているヘアサロン。
最初は何やら中国語で話しかけられましたが「I'm sorry」と言うと「あ、中国人じゃないのね」と英語で語ってくれたおばちゃん。
シャンプー台に通されて髪を洗われる。日本みたいに顔にガーゼとかは乗せられないので水が普通に飛んできます…ま、手荒いけど他人様に洗ってもらうのってやっぱり気持ち良いわな。
しかも最近はアンディの世話でロクにヘアケアできてないから返ってありがたい。
でもって通された椅子でオバチャンが「どのくらい切るの?」と。
「何せアマンダが2週間くらい前に私の髪をカットして左右の長さが違うから短い方に揃えて欲しいです~。あとパーティで髪を束ねたいので束ねられる長さが良いです」
「I got it!」
との言葉と共にジョキジョキヘアカット開始。
オバチャンと中国鍼の話題で盛り上がる。途中電話が掛かってきて中断される・・・まぁ、日本でも良くある事。
更に10分後となりの席のオバチャン美容師と何やら中国語で話し始めながら髪を切られる・・・おいおい、大丈夫か!!!私の髪に集中してくれぃっ。鏡越しに先に終わった旦那がニヤニヤしながら眺めてる・・・あたしはねぇ、それどころじゃないのよ、しゃべくりながら髪を切られてる妻を心配してくれ。
一通り切り終わり、オバチャン。
「ブローしますか」と。あたりまえじゃん、こんな濡れた髪の毛でこの後モールなんかウロウロできないよ!
日本では考えられませんが・・・、アメリカでは普通の質問のようです。そういや前回旦那のヘアカットを見学してたときに女の子は髪乾かさないで出てったっけ。
でもって乾かしてもらったらあらぁ、良いじゃないの。
「後ろの髪の毛をもうちょっと短くすると絶対いいよ」とオバチャンは勧めたが「刈り上げ」だけは有り得ないので「また次回に・・」と言葉を濁しておいた、アメリカ人のようにきっぱり「嫌」とまだ言い切れない妻BERKLEY。
それからアメリカの美容院ではカット代の他にチップを美容師さんに渡します。これはチップ社会のアメリカならではですね。皆さんもお忘れなく。
でもね、聞いた話よりは全然マシだったので東京で2万も3万も払って美容院に行ってた私がバカバカしく思えた初ヘアカットIN USAでした。