病院からの帰り道、旦那が「おお、××フェスティバル今年もやってるぞ」ととんでもない看板を見つけた。

…ということは、彼の娘が行きたがるってやつよ。


私は先週のアイススケートでもう沢山!だったんで「今週はDUTY CLOSE」と言って彼に行かせる事にしたのだ。

だって暑いしさ。


てなわけな土曜日の午後。

朝から彼女の友達に電話しまくって、誰か一緒に行ってくれる人を探していたみたい。私はそんな彼らをよそにアンドリューと堂々とお昼寝・・・。ああ、誰にも邪魔されないお昼寝って良いもんだね。

しばらくすると、ケイティちゃんがうちに来てその祭りに行くんだと言う、おう、勝手に行って来てくれ。

でもって、ああ~いい目覚めニコニコ、お腹空いたからなんか食べようかなぁ~と旦那に聞いてみると「メキシカン食べに行こうぜ」と。わ~~い、いいね。でもってご飯食べた後に旦那が「祭り君も行く?」と。

まぁ、いいよ、夕方だし。旦那も行くでしょ。


と車に乗ろうとしたら「君が運転して行って来い」と言い始めた・・・なんで~~~~~~~~~~~~~~。


は?行かないの?貴方が行かないんだったら私は行かないわよ。今日はDuty Closeって言ったじゃない?

子供2人も相手にフェスティバル?冗談じゃないわ、その上運転していけなんて。

とキレてみたら「じゃあ会場でドロップオフするから許して」と、お小遣いと一緒に頼まれ仕方なく出かけることに。

…しかし最悪だよ。そんなねー、子供たちが英語の下手くそな大人なんかのいう事なんて聞かないって相場は決まってるんだよ。


会場入ったら速攻走っていなくなる子供たち・・・。このまま一人でうちに帰ってもいいんだけど。

まぁ、でも所詮こども。

彼から預かったお小遣いを握り締めているのは私なのですぐ戻ってくるわけ、お金貰いに。

「あのゲームやりたい!」だとか「あれ欲しい」「これ食べたい」ってね。

私の今日の仕事はどれだけ「ダメ!」と言えるか。

だって全部に答えてたらすぐお金が無くなるもん。確かに子供の頃は何でも欲しかったけどね~、年取ってしまった今は単なる「ゴミ」となるだけだからだったら「いらない」って分かるもんね。

・・・それにしても日本もそうだけど、祭りの食べ物って高い。

だって、バイトのねぇちゃんが手作りのレモネードなんかラージで$5お金だよ。砂糖どっさり入ってるし。

ボトルウォーターは$2だよ、スーパーでは6本買えるくらいの値段なのに!

と思ってしまう私は、超主婦になってしまったのだなぁと実感。


それにしても「お金!」「お金!」「お金!」という彼の娘・・・。何???

全部使ってしまうのも嫌だからしまって・・・と思ったら「財布にまだお金が残ってるでしょ?」って。

最後の$1まで使いたがる始末だよ。「だからね、こんなゲームにお金なんて払うのもったいないよ」と言っても無駄。もう呆れちゃって自分の娘でもないから最後は「知らない」となってしまった。

ので、残ったお金・・・ゼロ。計画性のない子だなぁ。こんな子にどうやってお金の有り難味を教えたら良いの?


というわけで、あっという間に彼から貰ったお小遣いは無くなったので「もう帰る時間だね」といって彼を呼ぶ。

シャトルバスまでの帰り道も寄り道するばかりの子供たち。。。おかげで大人の私に彼から文句言われる始末だよ、大人の君がちゃんとしてないからだって。してるけど来ないんじゃんか!おめーの娘だろ。

おまけにあたしのお金まで使われそうになったんだから!冗談じゃないわよ。乗りたい乗り物も乗れなかったし。

お祭り大好きな私だけれども、こんなにつまんなことは無かったわよ。


あたしはねぇ、あたしはねぇ、あたしはねぇ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・夜中のミルクやりやら、あんたたちの世話でね、


本当につかれてるんだよ~~プンプンDASH!



帰り道、彼に「また行きたい?」と聞かれたので

「子供の相手するんだったら、二度と行かない。あなたが来年から行くように」と言ったのは言うまでもありません。