6日目
6時ごろ、寒さで目覚める。
体がガチガチに凝り固まってる感じ。
自販機のホットコーヒーのありがたみを心底感じる。
ストレッチして体をほぐし、7時スタート!
しばらく歩くと、岐阜のお母さん遍路に会い、道も良く、クルマも少なく、
雑談しながら楽しく歩く。そのうち、私はフリースを脱ぎたくなり、お母さんは先に行った。またどこかで、とは言ったものの歩きのペースが全くちがうようで、以後会うことは無かった。
ゆるやかな下り道で、ラクなはずなのに、右足小指が痛くてたまらない。道も狭くなり、歩道も無くなり、歩きづらい。休憩できるような場所も見当たらず、気分悪く歩いていた。
長~く、単調な路だったな。
と、入田という町に、「おやすみなし亭」という、カベ付きのキレイな休憩所がありました。中には、ミカンやコーヒー、冷えた水などが、ご接待として用意されてる。何人かの遍路さんと楽しく話すことができ、体も休まりました。地元の方々に、感謝感謝です。
さ~て、元気がでたとこで、13番から17番まで一気に行くぞ-!
一体、何のために造られたんだろう?
くもり空で、強風。ハッピーとは言い難い道のりでした。
16番観音寺の近くで、料理屋のご主人に呼び止められる。
”お賽銭を持っていって頂けますか?”
何のことやら判らずも、”ハイ!”なんて言って、ものすごく期待して待ってっと、奥様が持ってきてくれたのは、一円玉がどっさり入ったジップロック・・・・・・・
変な期待してたのが恥ずかしい。
お賽銭を、託されてしもた。
この先のお参りは、
お大師様+ご夫婦+私
計4人ってこと?
私には、荷が重すぎるよ!
これでは、この旅を、途中で挫折できないではないか!いまさら返すことも出来んし。
アルミの一円玉とはいえ、ズシリと重い。
なんで、俺んトコに・・・・?
ご主人、修行不足の遍路を選んだのかな?
17番・井戸寺で雨になる。17時、宿のメドは立ってない。
山門で悩んでっと、地元のおじいの言うことには、近くの農業倉庫なら泊まれる、という。案内され後をついてく。倉庫の持ち主さんに会い、
野宿の許可までいただいてしまった。
徳島のひと、優しかった。ありがとうございました。
と、ここまでは良かったが、着くなり大雨に。
おじいの教えてくれた水道は、止まっていた。(笑)
食べなくても、一晩くらい死にはしないけど、水が無いのはキビシイ。
まー、生きるか死ぬかの状況だったら、雨水を飲むけど、まだそこまで切迫してないし・・・・・
19時、雨が止む。ポンチョ(雨具)と、ヘッドライト持ち、2キロ先のスーパーを目指す。道は暗い農道、詳しい地図なんてあるわけ無い!大冒険さね。あれれ、また雨だ。しかも風まで出てきやがる。ポンチョ着て、よろよろと国道の明かりを目指すと、ラッキーにもスーパーの近くに出た!!!
買い物して、少し待ったけど、雨は止む気配が無い。
雨の中、帰途につく。
細い農道を歩いてたら、前方から人影が。
自転車を押して歩いてる。(多分、男子高校生)
その高校生君、私の姿を見るなり、異常な恐怖に襲われた様子。
とっさに左によけたら、道路わきの水路に片足突っ込んじゃった
(ノ゚ο゚)ノ
事情を説明するヒマもなく、彼は逃げ去っていった・・・・・
両手は買い物袋でふさがってたので、雨に濡れた前髪が、ダラ~リ。
こりゃ、大人でも逃げ出すでしょう。
おどかしてゴメンよ!高校生君
m(..)m
その辺りは、田んぼや畑が多く、街灯も少ない。
目印になるコンビニや自販機も無い。
で、完全に迷子になってしまった。
ハハハハハ!!!!!
旅先でこれほどピンチになったのは、久しぶりです。沖縄の西表島、ハエミタの浜で、ライトの電池が切れた時以来でしょう。笑いが出るくらい不安でしたが、多分左、ちゅうカンが当たって、無事に倉庫に帰艦したさね。
野宿するには、「カン」も必要なんだな。
やっと帰り着いたものの、大嵐になり、長い長い一日だったよ。
時間の感覚がすっかり変わってしまった。
まだ6日目なのに、半月も旅したように思える。
神山温泉~国分町
歩行距離・・・・・17kmくらいかな?
右足の小指が痛いよー











