四国遍路 歩き野宿旅 -455ページ目

6日目


6時ごろ、寒さで目覚める。


四国遍路  歩き野宿旅-6 cherry
天気は良好、桜も美しい♪

体がガチガチに凝り固まってる感じ。

自販機のホットコーヒーのありがたみを心底感じる。

ストレッチして体をほぐし、7時スタート!


しばらく歩くと、岐阜のお母さん遍路に会い、道も良く、クルマも少なく、

雑談しながら楽しく歩く。そのうち、私はフリースを脱ぎたくなり、お母さんは先に行った。またどこかで、とは言ったものの歩きのペースが全くちがうようで、以後会うことは無かった。


四国遍路  歩き野宿旅-6 cherry blossom

ゆるやかな下り道で、ラクなはずなのに、右足小指が痛くてたまらない。道も狭くなり、歩道も無くなり、歩きづらい。休憩できるような場所も見当たらず、気分悪く歩いていた。


四国遍路  歩き野宿旅-6 大日寺へ
11時、ようやくお寺まで1時間の地点までこぎつけた。

長~く、単調な路だったな。


四国遍路  歩き野宿旅-6 お休みなし亭

と、入田という町に、「おやすみなし亭」という、カベ付きのキレイな休憩所がありました。中には、ミカンやコーヒー、冷えた水などが、ご接待として用意されてる。何人かの遍路さんと楽しく話すことができ、体も休まりました。地元の方々に、感謝感謝です。


さ~て、元気がでたとこで、13番から17番まで一気に行くぞ-!


四国遍路  歩き野宿旅-6 dainichiji-temple #13
13番・大日寺。


四国遍路  歩き野宿旅-6 jorakuji-temple #14
14番・常楽寺


四国遍路  歩き野宿旅-6 kokubunji-temple #15
15番・国分寺


四国遍路  歩き野宿旅-6 中央フリーウェイ
謎の、巨大中央分離帯。

一体、何のために造られたんだろう?


四国遍路  歩き野宿旅-6 kanonji-temple #16
16番・観音寺

くもり空で、強風。ハッピーとは言い難い道のりでした。


16番観音寺の近くで、料理屋のご主人に呼び止められる。

”お賽銭を持っていって頂けますか?”


何のことやら判らずも、”ハイ!”なんて言って、ものすごく期待して待ってっと、奥様が持ってきてくれたのは、一円玉がどっさり入ったジップロック・・・・・・・


変な期待してたのが恥ずかしい。

お賽銭を、託されてしもた。

この先のお参りは、

お大師様+ご夫婦+私

計4人ってこと?

私には、荷が重すぎるよ!

これでは、この旅を、途中で挫折できないではないか!いまさら返すことも出来んし。


アルミの一円玉とはいえ、ズシリと重い。

なんで、俺んトコに・・・・?

ご主人、修行不足の遍路を選んだのかな?


四国遍路  歩き野宿旅-6 idoji-temple #17

17番・井戸寺で雨になる。17時、宿のメドは立ってない。

山門で悩んでっと、地元のおじいの言うことには、近くの農業倉庫なら泊まれる、という。案内され後をついてく。倉庫の持ち主さんに会い、

野宿の許可までいただいてしまった。


徳島のひと、優しかった。ありがとうございました。


と、ここまでは良かったが、着くなり大雨に。

おじいの教えてくれた水道は、止まっていた。(笑)

食べなくても、一晩くらい死にはしないけど、水が無いのはキビシイ。

まー、生きるか死ぬかの状況だったら、雨水を飲むけど、まだそこまで切迫してないし・・・・・


19時、雨が止む。ポンチョ(雨具)と、ヘッドライト持ち、2キロ先のスーパーを目指す。道は暗い農道、詳しい地図なんてあるわけ無い!大冒険さね。あれれ、また雨だ。しかも風まで出てきやがる。ポンチョ着て、よろよろと国道の明かりを目指すと、ラッキーにもスーパーの近くに出た!!!


買い物して、少し待ったけど、雨は止む気配が無い。

雨の中、帰途につく。




細い農道を歩いてたら、前方から人影が。

自転車を押して歩いてる。(多分、男子高校生)

その高校生君、私の姿を見るなり、異常な恐怖に襲われた様子。

とっさに左によけたら、道路わきの水路に片足突っ込んじゃった

(ノ゚ο゚)ノ

事情を説明するヒマもなく、彼は逃げ去っていった・・・・・


四国遍路  歩き野宿旅-6 monster
真っ暗な夜道を、ヘッドライトつけて歩いてたんです、私。

両手は買い物袋でふさがってたので、雨に濡れた前髪が、ダラ~リ。

こりゃ、大人でも逃げ出すでしょう。

おどかしてゴメンよ!高校生君

m(..)m


その辺りは、田んぼや畑が多く、街灯も少ない。

目印になるコンビニや自販機も無い。

で、完全に迷子になってしまった。

ハハハハハ!!!!!


旅先でこれほどピンチになったのは、久しぶりです。沖縄の西表島、ハエミタの浜で、ライトの電池が切れた時以来でしょう。笑いが出るくらい不安でしたが、多分左、ちゅうカンが当たって、無事に倉庫に帰艦したさね。

野宿するには、「カン」も必要なんだな。


やっと帰り着いたものの、大嵐になり、長い長い一日だったよ。

時間の感覚がすっかり変わってしまった。

まだ6日目なのに、半月も旅したように思える。


四国遍路  歩き野宿旅-day6
6日目


神山温泉~国分町


歩行距離・・・・・17kmくらいかな?


右足の小指が痛いよー