皆さん、お元気ですか。

私の講義の予定もありませんので、このブログを見る人も少ないかもしれませんが、このたび、非常勤講師を引退させていただきましたので、ご挨拶させていただきます。

平成9年から非常勤で講義を担当して参りました。「人の構造と機能」の消化器に始まり、医学史、医学概論、「人の構造と機能」の血液、呼吸器、心臓と広い分野にわたって講義をして参りました。十分なことを教えられたとは思えませんし、もしかしたら間違ったことを教えてしまったのではないかという不安さえあります。とはいえ、医療従事者の卵である皆さんと多くの時間を共有し、医療現場の先輩として、皆さんに現場での心構えなどを少しは伝えられたのではないかと思っています。平成12年には大学病院を辞め、実家の診療所を継いで町医者となっていましたので、まさかこんなに長く続けることになるとは思っていませんでした。町医者として年数も経ってくると、地域医療の担い手として、往診で診ている患者さんも増え、木曜日に往診をすることが多くなったり、木曜日に当たる医師会の仕事が多くなったりと、毎週木曜日に講義のために東京に出てくることが厳しくなってきました。ここ数年は、今年が最後と自分に言い聞かせながらも、新しい年度が来ると、もう一年やってみようか、と思い直すことの繰り返しでした。医療従事者を育てることは、多くの患者さんを救い、癒しとなることにつながると思っていますので、この仕事に私自身は大きな夢を感じていました。無理をしてでも続けたいという思いではありますが、この2-3年はかなり無理をしてきました。お引き受けして途中で投げ出すようなことになる前に、やめるべきだろうと思い、今年は決心しました。

学生の皆さんは、患者さんに対する優しさを忘れず、臨床工学技士の仕事にプライドを持ち、しっかり勉強して、いい技士になってください。いつかどこかで立派になった皆さんと再会できることを楽しみにしております。

このブログは残して、何か思いついたら書き込みをしていきたいと思います。