この度私、安藤おさみは、7月に予定されている都議会議員選挙の民進党公認で立候補する決意を固めたことをご報告致します。昨年末より、一部の方には既にご報告させていただいておりましたが、不特定多数の方々にお知らせするのは今回初めてとなります。連日報道がなされ、大変注目を集めている東京都議会ですが、我が民進党としては八王子選挙区定数5のうち、現在ゼロ議席という、非常に厳しい状況にありました。

そこで、候補者擁立に向け昨年秋頃より、民進党八王子支部内でこの件について議論してきましたが、この度、民進党所属の私を含む八王子市議会議員4名や総支部長(衆議院候補予定者)などで構成される幹事会のメンバーで互選を行うと同時に、電話世論調査を実施した結果、それぞれ私が最も多くの指示を賜り、ご推挙頂くこととなりました。

市議会2期、36歳の若輩ですが、若さを活かしての行動力、突破力にご期待頂いての事だと認識しており、身の引き締まる思いです。自民党が多数を占める都議会が誕生して約4年。この間都政は混迷を極めました。猪瀬、舛添両都知事(共に自民党が推薦)の金銭スキャンダルによる連続辞任にはじまり、小池新知事が誕生してからは6,000億円以上もの税金をつぎ込んで前のめりに進めてきた豊洲新市場がここにきての汚染水問題が発覚するなど、情報公開の不足や都議会と行政のなれ合いに依拠した問題が噴出しています。今こそ都政改革を前に進め、私が市議会でも取組んで結果を出してきた議会改革を進め、議会の調査能力及び政策提案力の向上と、都政の情報公開の推進、情報発信を強化していかなければなりません。

また、八王子市では三多摩格差の解消をはじめ、旭町明神町地区の合同庁舎の再整備、都道等の整備や都有地の活用など、課題解消に向け、地元の意向を届けられるパイプ役も必要です。

何より八王子市議会での仕事にやりがいを感じてるところではありますが、上記のような都政の課題が解消されなければ、八王子の発展もあり得ないでしょう。そのためにも、今回仲間や先輩から背中を押して頂き、全身全霊をかけて頑張ろうと決心しました。これから、本戦までの期間はわずかですが、しっかり結果が残せるよう頑張っていきたいと思います。若輩者ではりますが、変わらぬご指導賜りますよう、お願い申し上げます。

 

また、新しい市政報告も作成しましたのでこちらもご覧頂ければと思います。↓

http://www.osami-ando.com/_src/sc748/8Es90AD95F18D908F91_vol.9.pdf

 

 

八王子市民の皆さんはご存知の方が多いかとおもいますが、八王子市は今年市制施行100周年を迎えます。大正6年の市制施行以来、八王子市は9町村との合併を経て、現在の人口58万人の都市へと成長してきました。八王子生まれ八王子育ちの私にとって、この節目となる年に市議会の一員として、市民の皆様と100周年をお祝い出来ることに、感謝の気持ちでいっぱいです。

本年はこの100周年を記念して、数多くのイベントが実施されます。4月には大相撲八王子場所、5月には2020年東京オリンピックから正式種目となるスポーツクライミングの種目のひとつである、ボルダリングのワールドカップが、それぞれエスフォルタアリーナ八王子(八王子市総合体育館)にて行われる予定となっているほか、9月には富士森公園をメイン会場に、全国都市緑化はちおうじフェア(全国規模の花とみどりの祭典)が行われる予定となっています。このように、全世界規模、全国規模のイベントがたくさん実施される予定ですので、市民の皆様と一緒に100周年のお祭りを盛り上げると同時に、この節目の年だからこそ、改めて八王子のそれぞれの地域に息づく郷土の歴史を再認識して評価していく一年にもしていきたいと思います。

また今年は、政治的な日程も目白押しの一年となります。衆議院の解散•総選挙は早ければ2月、遅くとも年末までに行われるとの見方もありますし、7月には東京都議会議員選挙が予定されています。昨年、舛添知事の辞職を受けての都知事選挙を経て小池新知事が誕生し、就任直後から強烈なリーダーシップのもと改革の姿勢を打ち出し続けており、都政は大変な注目を集めているところです。一方で我々八王子の民進党は、都議会の議席がゼロ(八王子選挙区の定数は5議席)という、厳しい状況です。この7月の都議会議員選挙では、最低でも1議席の奪還に向けて、都民目線の都政改革を実現させるため、一致団結した体勢で望んでいきたいと思います(都議会議員選挙に関しては別の機会に詳述します)。この他にも、ヨーロッパの多くの国で大きな選挙が予定されており、選挙イヤーとも言える年となりそうです。

100周年を盛大にお祝いし、次の100年へとつながる希望にあふれる1年にするとともに、政治的にも飛躍の年としていきたいと思います。

本日12月23日は国民の祝日、天皇誕生日です。お誕生日にあたり、改めて、日頃のご公務に対する感謝と敬意、心からのお祝いを申し上げます。

さて、一昨日の12月21日、民進党は皇位継承に関する考え方を発表しました。

民進党の考え方のポイントは①天皇陛下の退位を可能にする。

②そのためには一代限りの特例法ではなく、恒久的な制度として皇室典範を改正する。ということです。

一方で、政府のもとに設置された有識者会議での議論は、退位を一代限りの特例法で対処するべきとの方向に進んでいるようです。

しかしながら、この特例法での対処には次に挙げるような問題点があります。

①憲法第2条には、「皇位」の「継承」について、特に「皇室典範の定めるところにより」とし、皇室典範によることを要請しています。そのため特例法による対処は、天皇の退位に違憲の疑いを生じされることにつながり、ひいては天皇の即位にまでも、違憲の疑いを生じさせる恐れがあります。

 

②仮に特例法という「法律」によって対処した場合、これが前例となり今後も時の政権与党の恣意的な判断によって、天皇の即位、退位などを定める法律が国会で強引に通されてしまう危険性があります。天皇陛下の地位は、その時々の政権によって恣意的に影響をうけるべきものではありません。

 

以上が特例法による対処の主な問題点です。

本年8月8日の天皇陛下からの安定的な皇位継承に対する問いかけに対し、暫定的な一代限りの特例法ではそれに正面からこたえられません。そもそもなぜ安倍政権が、天皇陛下の明確な問いかけに正面からこたえず、恒久的制度の退位に消極的であるのかといえば、安倍政権を支持している右派団体の意向を強く受けているからともいわれています。このような重要な問題で自身の支持団体の意向をおもんばかり、とるべき対応をねじ曲げては、我が国の背骨をねじ曲げることにもつながりかねません。皇室典範改正による恒久的制度づくりこそ、陛下の問いかけに合致する「王道」であることはいうまでもありません。

 

また、公務の負担軽減で対応すべきとの声もありますが、慰霊の旅や被災地への激励など、「時として人々の傍らに立ち,その声に耳を傾け,思いに寄り添う」、今上陛下が大切にされてきた能動的な象徴的ご行為の数々は「国民統合の象徴」としての非常に重要な側面ではないでしょうか。

 

政権与党や一部メディアからは、これを「政争の具にするな」との声があります。皇位継承は、我が国の根幹をなす重要なことです。政権与党が特例法という、いわば邪道な対応でお茶を濁そうとしている今、皇室典範改正による王道の対案を提示し、国民的な議論を喚起しようとするのは、野党第一党である民進党の当然の役割であるとおもいます。

 

我々地方議員も市民に最も近い立場から、議論の醸成をはかっていく決意です。

 

【ご参考】

https://www.minshin.or.jp/article/110641