昨日、第二会市議会定例会の全日程が終了しました。
今定例会は、八王子西インターチェンジや防災ラジオ、八王子駅周辺整備基金などの補正予算が可決化されました。また、議会基本条例が制定されてから初となる定例会でもあり、一般質問の一問一答式の導入、委員会での委員間討議の実施など議会運営において様々な変化があった定例会でした。
私も一般質問で一問一答式を採用して、質問させて頂きましたが、新しい方式に戸惑いながらの質問だったように思います。他の議員も、まだまだ慣れていない感じが伝わってきましたが、今後このような制度をもっと活用して、市民にとって分かりやすい、白熱した議会にして行きたいと思います。

また、最終日には「集団的自衛権行使容認のための憲法解釈変更に反対する意見書」を議案として提出させて頂きました。当初、自民党と公明党が多数を占める八王子市議会にあっては、この意見書を可決させるのは難しいと考えられていました。共産、社民、ネット、自治の会、諸派の方々のご賛同を得て可決する事が出来ました。ご賛同頂いた、他会派の皆さんや我が会派の先輩方には、改めて感謝申し上げたいと思います。また、注目された公明党についてですが、採決には加わらず(退席)、結果としてそれが要因となって可決という結果となりました。公明党の皆様の矜持と良識にも感謝したいと思います。

しかし、今日の報道を見ると、国の方では今週中にも与党協議が決着する可能性が濃厚なようです。地方議会の意向は汲まれないのか、、非常に残念です。
また、民主党に対しても、もっとしっかりとして欲しいと思います。野党としての存在感が無さ過ぎます。集団的自衛権についてさえ、未だ党の統一見解を示せていません。このビッグイシューに、党の統一見解さえ出せないのは、ただのサボタージュです。分裂を恐れて何もしないのであれば、座して死を待つのと同じです。地方議員はやることをやっています。国家議員の方々もやる事をやって欲しいと思います。