ご無沙汰しております。長らく更新が出来ず、申し訳ありません。
先の更新から、今まで色々なことがありました。まずは市議会での定例会が行われ、中核市を視野に入れた市役所の組織変更などが議決されました。この定例会での私の発言や決定したことなどは、「修己知人」のなかで、別途ご報告したいと思います。
次に都議会議員選挙です。民主党所属の私にとって、非常に厳しい結果となりました。詳細に触れる前に、まずもってこの都議会議員選挙でご協力頂いた方々や、ご支援を頂いた方々に心から感謝申し上げたいと思います。ご存知のとおり、八王子市では民主党公認候補は次点での惨敗となりました。力不足でご期待に応えられず、申し訳ありません。
敗因としては、様々理由があるとおもいます。都議選全体に言えることは、逆風に耐え得るだけの地道な地元活動、有権者との顔の見える関係の構築が出来ていなかったこと、同時に全体的な発信力や訴える政策に説得力や有権者の共感を得られる者が無かったこと等が上げられると思います。また定数5の八王子においては、候補者を1名に絞り必勝を期しましたが、それが結果として「ゆるみ」というかたちで裏目に出たと思います。いずれにせよ、世論調査等では自民党に次ぐ支持率がありながら、その支持層を固めきれなかったことが敗因だと思います。
今回の選挙は、私の政治人生の中で大きな教訓となると思います。
さて、現在は参議院選挙の真っ最中です。
マスメディアの報道等をみていると、今回の選挙の争点は「ねじれ」の解消の是非だと報道されています。これについて、私は大きな違和感を感じます。そもそも、選挙時期の異なる二院制を採用している以上、「ねじれ」とういう状態はむしろ自然な状態だと思います。国会運営がうまく行かないことを制度のせいにするのは簡単ですが、基本的に与党の国会対策は、野党主張を最大限に取り入れて折り合いをうまくつけ、円滑な法案審議を行うことだと思います。
その努力を怠っては、国家の繁栄や民主主義の成熟はのぞめないと思います。
今回の選挙の争点は、ねじれの解消ではなく、経済、社会保障、外交、エネルギーなど国の根幹に関わることを議論するべきです。憲法についても、大きな争点となると思います。私はこのブログ上でも、私見として憲法の第8章92条以下の地方自治の条項の大幅な加筆が必要ではないかと主張しました。このような内容を議論するのではなく、96条という改正条項の議論の賛否で、憲法に関する議論が止まってしまっていることも、国家にとって大きな不幸だと思います。これは、自民党をはじめとした、96条改正に肯定的な勢力の、ミスリードだと思います。
是非とも国の根幹に関わる議論を、しっかりと深めて欲しいと思います。このような状況が続けば、国民が政治から本当に離れてしまう、そんな危惧をしています。
先の更新から、今まで色々なことがありました。まずは市議会での定例会が行われ、中核市を視野に入れた市役所の組織変更などが議決されました。この定例会での私の発言や決定したことなどは、「修己知人」のなかで、別途ご報告したいと思います。
次に都議会議員選挙です。民主党所属の私にとって、非常に厳しい結果となりました。詳細に触れる前に、まずもってこの都議会議員選挙でご協力頂いた方々や、ご支援を頂いた方々に心から感謝申し上げたいと思います。ご存知のとおり、八王子市では民主党公認候補は次点での惨敗となりました。力不足でご期待に応えられず、申し訳ありません。
敗因としては、様々理由があるとおもいます。都議選全体に言えることは、逆風に耐え得るだけの地道な地元活動、有権者との顔の見える関係の構築が出来ていなかったこと、同時に全体的な発信力や訴える政策に説得力や有権者の共感を得られる者が無かったこと等が上げられると思います。また定数5の八王子においては、候補者を1名に絞り必勝を期しましたが、それが結果として「ゆるみ」というかたちで裏目に出たと思います。いずれにせよ、世論調査等では自民党に次ぐ支持率がありながら、その支持層を固めきれなかったことが敗因だと思います。
今回の選挙は、私の政治人生の中で大きな教訓となると思います。
さて、現在は参議院選挙の真っ最中です。
マスメディアの報道等をみていると、今回の選挙の争点は「ねじれ」の解消の是非だと報道されています。これについて、私は大きな違和感を感じます。そもそも、選挙時期の異なる二院制を採用している以上、「ねじれ」とういう状態はむしろ自然な状態だと思います。国会運営がうまく行かないことを制度のせいにするのは簡単ですが、基本的に与党の国会対策は、野党主張を最大限に取り入れて折り合いをうまくつけ、円滑な法案審議を行うことだと思います。
その努力を怠っては、国家の繁栄や民主主義の成熟はのぞめないと思います。
今回の選挙の争点は、ねじれの解消ではなく、経済、社会保障、外交、エネルギーなど国の根幹に関わることを議論するべきです。憲法についても、大きな争点となると思います。私はこのブログ上でも、私見として憲法の第8章92条以下の地方自治の条項の大幅な加筆が必要ではないかと主張しました。このような内容を議論するのではなく、96条という改正条項の議論の賛否で、憲法に関する議論が止まってしまっていることも、国家にとって大きな不幸だと思います。これは、自民党をはじめとした、96条改正に肯定的な勢力の、ミスリードだと思います。
是非とも国の根幹に関わる議論を、しっかりと深めて欲しいと思います。このような状況が続けば、国民が政治から本当に離れてしまう、そんな危惧をしています。