本日は議会基本条例の素案について、市民の皆様との意見交換会を行いました。条例の素案準備会のメンバーと市民の、条例についての対話集会です。予想よりも多く、120名程の方にお越し頂きました。私は、一期生の議員ながら、前文と1~3条、及び10条、11条の解説と説明をするという、大役を仰せつかりました。私のような説明担当は、私を含め3名で、私以外は皆さんベテランの政策通の方でした。時間内に分かりやすくしっかりと説明が出来るかどうかいささか不安でしたが、なんとかこなすことが出来たと思います。
その後、市民の皆さんから質問をいただき、順次回答をするのですが、私も何度か答弁させていただきました。印象に残った質問は、「この条例をつくることで、市民生活がどのようによくなるのか?」というものでした。私が答弁させていただきましたが「この条例案の中には、今まで議会で取り組んでいなかったことを幾つも規定している。例えば、市民への議会報告会の開催を行うこともこの1つである。今まで、議員個人としては支援者へ議会報告会を行っていたが、議会としてオフィシャルな場でこれを行ったことはなかった。議員と市民が直接議論する場を設けることで、議員は当然のごとくそれに向けて勉強する。また、市民の方々も議員の生の意見や、議会で議論されている事柄を知ることで、市政への理解が深まる。この議会報告会は議員の資質と市民の資質の両方を向上させることが出来ると思っている。市民の暮らしがこの条例を制定することで、すぐさまガラッと変わる事は無いかもしれないが、こういった取り組みを通じて有能な議員を市民の皆様に育てていただく事で、市政の発展へと繋がるのではないかと考えている。」と言うような主旨の答弁しました。その他にも鋭い質問が多く寄せられ、非常に充実した会になったと思っております。ここでの意見を踏まえて、良い条例をつくっていきたいと思います。